長男の通う小学校で家族参加の行事があり、行ってきた。
次男と同じ幼稚園の兄弟もたくさん来ており、暇をもてあました年下の子ども達は個々に遊んでいた。
うちの次男、急に走り出したので
何ごとか？と思い、見ていたら
同じ幼稚園の髪の毛にメッシュを入れた男の子と追いかけっこを
しているように一瞬、見えた。
が。
遊んでいるようには見えない。
明らかに、次男が逃げている。
不審に思い、子ども同士で解決できる範囲なのかを見極めるため見ていると、
男の子が、次男の襟首をつかみ、首を絞め始めた。
すばしっこい次男はそれを振り切ってまた
逃げるも、
相手の子は追いかけてきて、襟首をつかむ。
我が子、やり返すか？と思っていたが、
つかまれた手をふりほどいてまた逃げる。
また追われて首を狙う。を繰り返している。
次男に、｢嫌なら嫌だと言いなさい｣と
言うと、相手の子はニヤニヤしている。
息子が、｢嫌だからやめて｣とハッキリ言った直後、また首を絞めにかかってきたので、
｢相手に嫌だと言われたらやめなさい｣と私が言うと、私の左手に噛みついてきた。
相手の両親と祖母もその場にいて、見ているのに何も注意しないどころか目をそらす。
私は手を噛まれたまま、
｢噛むのをやめなさい。私はとても痛い｣というと
噛む力にさらに圧がかかった。
この六歳児がどこまで私の手を
噛み続けるのか。
引き剥がすことは簡単だが、自分からやめさせないと何もこの子は学ばない。
しばらく噛みついたままの状態でいた。
この噛みつき亀がいつやめるのかを
ひたすら待った。
指が折れるのではないかと感じる痛み。
次男は
何も言わずにその状態でいる私を見て唖然としていたが
｢〇〇君がママの手、噛んでる！｣と言ったとたん、口の力が抜けた。
｢まだ噛みたいか｣と聞くと目をそらす。
くっきり歯形がついた手のまま
私はその子に、
｢噛まれるのも首を絞められるのも痛い。｣と伝えると、
走って逃げていった。
一部始終を両親と祖母は見ていたのだが、
父親がその子を抱えていなくなった。
母親と祖母も私と目が合わないように
して行事の途中なのにいなくなった。
石けんで傷を洗い流し、保健室から
アイスノンを借り、手を冷やす。
指は曲がるので折れてはいないが
くっきり歯形が残り、じんじんとする。
私は次男に、
なんで逃げたの。と聞くと、
いつも幼稚園で色んな子の首を絞めて、
先生に怒られてる子だから。
と言う。
みんな逃げて先生が怒りに来るのを待つそうだが。
｢さっき、やり返さずに、言葉で 嫌だってちゃんと言えてえらいとママは思ったよ｣と伝えると、
次からはちゃんと嫌だって言う。と次男が言った。
学校の教員に謝罪されたあと、事情を聞かれたが、
学校の生徒にやられたわけではないので、私が対応します。と伝えた。
襟元が伸びきった息子のシャツ。
何度も引っぱられた服の擦りあとで
皮膚が赤くすりきれていて爪痕のようなものもあった。
私の手を冷やしている場合ではないと、借りていたアイスノンで首元を冷やす。
自宅に戻りシャワーで傷口を流したあと息子の傷に抗生剤の軟膏を塗った。
あの親は、それを黙認しているのか、手に負えず諦めているのかはわからない。
次男が、来年あの子と同じクラスになりたくない。と言うので、
さっき嫌だとハッキリ言えたんだから大丈夫。と伝えた。
園から指導をされすぎた保護者が取りがちな行動。
あえて私からその親に伝えたいことは何も無い。
息子が自分の意思を相手に伝えることの気づきを得た。
育児は、我が子自身の気づき、自己防衛の仕方、善悪の判断。それを教えることの繰り返しなのだと私は思う。
噛みつき亀め、 やられたら内出血して痛いんだぞ。
😺きのこ栽培楽しい😺
きくらげ出てるー！！
↑ぐったりどころじゃないわ…。