こんばんわ、道楽者です。
「理想と現実のギャップ」ってありますよね。他人様の撮影術を見て、「なるほど、そう撮ればいいのか!」と勉強したとしても、いざ自分自身で実践してみると「あれっ!?、なんでこうなっちゃうの!?」ってコト、ありますよね?。カメラ握ってる方なら、一度はあると思います。今回、モロにその壁にブチ当たりまして、大苦戦しました。今宵の悠希未来(ゆうきみく)ちゃん撮影記はそんなこの道楽者の大苦戦撮影記になりそうです。
浅草での無念を晴らす!!
4/2の対秋元さん戦でやるハズだった「背後に光源を置く」撮影術。あの時はリュックの中で電源が入ってしまい、秋元さん戦をやる時にはもう既にバッテリーが切れていたというオチが待っていました。今回の対悠希未来ちゃん戦で、あの時と同じドジをやるワケにはいきません。バッテリーを確認…、よっしゃ、今回はキッカリ残っている。これで実験できるでぇ~!!
(てなワケで、悠希未来ちゃんです)
あちき :あ、コレね、光が強くて目がやられるから光源見ちゃダメだよ?
未来ちゃん:は~い
ホントはワイヤレスの装備があればいいのですが、あちきにそんな資金はありません。ワイヤレスの送信機&受信機、ワイヤレス受信機に取り付ける外付けフラッシュ。意外と用意するものが多かったりします。でも…
びんぼー人にはびんぼー人の戦い方がある!
ってのがあちきの持論。「オレ様がキッカリ撮影術を確立させてやんよぉ!」という『傲慢』の美徳や、「絶対にこの手で形にしてみせる!」という『強欲』の美徳があれば案外何とかなるものです。んで、今回の対未来ちゃん戦であちきが使ったのは…
投光器!!
去年の夏に見つけた処分セールにて3,100円で転がっていた投光器が、ようやく出番を迎えました(笑)。
んで、未来ちゃんの身体の輪郭線を光で浮かび上がらせようというのが今回この投光器を導入した目的なワケで、あちきは未来ちゃんの斜め後ろに投光器を置いたんですよ。そしたら1枚目のカットのように…
未来ちゃんに光が全然当たらなくて!!
大苦戦。一枚撮っちゃ画像を確認して投光器の位置を直して…、なんて撮影が続きます。
(どっちかと言うと光は壁に当たってますよね)
この一枚では未来ちゃんの右腕(向かって左側)の内側に光が当たっていますが、背景の黒い椅子と未来ちゃんの衣装の黒い部分が重なってしまい、未来ちゃんの美しい身体のラインをモロに殺してしまっています。これじゃあちきが納得できません。
(見事なまでに外すという…orz)
こちらは『全く』当たっていませんね(笑)。
(少し当たり始めてきた)
ここでは未来ちゃんの右腕と右足の脛に光が当たっています。そう、こんな感じで未来ちゃんの身体のラインを光でキッカリ輪郭線出して撮りたい。もっと『強欲』に狙いにいきます。
と、まぁ欲望の赴くままに撮っていたのですが、気力を使いまくって汗だくになっていました。そんなあちきを未来ちゃんが心配してくれます。
未来ちゃん:ねーねー、凄い汗だけど、大丈夫?
あちき :大丈夫、この程度…
未来ちゃん:ボクが作ったタオル持ってきてるんだけど、買う?
あちき :じゃ、買わせてもらうわ…。目が開けられない…
未来ちゃん作成のオリジナルグッズの一つ「タラ民タオル」をこの場で購入。戦闘再開です。
(トリミングした方が良かったか、コレ…?)
アメブロさんサイズだとちょっと分かりづらくなっていますが、この一枚は未来ちゃんの顔の右サイドに光が当たり、未来ちゃんの可愛らしい顔をさらに演出してくれました。でも…、やっぱり身体に光を当ててその輪郭線を出したい…。
(やりたかったのはこういうコト)
やりたかったのはこういうコトでした。ここでは未来ちゃんの髪、右腕、太ももに光が当たり、未来ちゃんの輪郭線を出してくれています。欲を言えば、未来ちゃんの衣装の輪郭線も出して欲しかったのですが、まずはここまでできたコトを素直に喜びましょう♪
さて…、ここからは後日談になるのですが、ツイッターを眺めていて、あちきがやりたかったこの撮影術を使った作品がアップされていたんですよ。雨の中の作品だったのですが、見事なまでにモデルさんの身体の輪郭線を浮き彫りにした素晴らしい作品でした。その作品をゆっくり眺めさせてもらい、今回の対未来ちゃん戦の反省をやったんですよ。今回の対未来ちゃん戦、ちょっと色気を出そうとして自爆したようです。もっと簡単に未来ちゃんの身体の輪郭線を出す方法があったんですよ。
未来ちゃんの真後ろに投光器を置く!!
未来ちゃんの斜め後ろに投光器を置いたのは二つの理由があったんですよ。
・身体のラインを出したくて斜めから光を当てようとした
・光源を画角に入れるのを避けた
そんな理由で未来ちゃんの斜め後ろに投光器を置いたワケですが、素直に真後ろに置き、素直に光源を画角に入れてしまえば未来ちゃんの身体のラインを出したい放題だったようです。やっぱり、見よう見まねだけじゃなかなか細かいトコまで分からないものですね。「理想と現実のギャップ」ってモノを思い知ったような思いです。今回のこの実験、ホントいい勉強になったと言わざるを得ません。