幻想空間のフリーバトル! ~美如莉さん撮影記 その3~ | 中島陽太の道楽日誌 4th Stage

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こんばんわ、道楽者です。

 

今はもう結婚され、ナレーターとして活躍している白井美歩さんですが、「あちきという撮影者を育ててくれたモデルさん」だって思いがあります。今回の新宿西口でのみーちゃんとのバトルのカットで、その白井さんから「素敵ですね」とお褒めの言葉を頂いたカットがありました。そのカットは…、対みーちゃん戦特有の撮影現場から生まれたものでした。そんな特有の撮影現場となる美如莉(みもり)さん撮影記続編となります。

 

少し雨が降ってきました。この程度の雨ならまだシグマレンズでいけるでしょう。みーちゃんは傘を広げ、あちきの撮影に臨んでくれます。

(てなワケで、みーちゃんです)

 

レンズに雨が一粒付いて、ちょっとオモロイ感じになりましたね♪。

 

と、「アカリーナ」を使ってこんな感じで撮っていたら、お母さんから質問が飛んできました。

 

お母さん:その照明、ここで使うにはあまり明るいように見えないんですが、効果あるんですか?

あちき :ありますよ~♪。じゃ、ちょっと実験してみますね

 

お母さんの乱入は対みーちゃん戦特有のものですね(笑)。

 

さて、実験方法ですが、色が被るのを嫌って新宿新都庁を画角から外し、上のカットの右側の高層ビルに露出を合わせます。

 

(「アカリーナ」無し。街灯のみで一枚)

 

街灯の色でみーちゃんを演出したいのならこちらの撮り方でしょう。

 

(「アカリーナ」使用)

 

「アカリーナ」を使うとみーちゃんの肌の本来の色に近付きますね。

 

え?「いくら実験だからって、モデルさんにピントを合わせれば?」ですって?。スミマセン…(涙)

 

と、この実験結果をお母さんに見せたら、今度はお母さんに火が付きました。戦場は夜の新宿の街。背景の黒にみーちゃんが着ている衣装の赤を合わせようと言います。そして撮ったのがこちら。

(なるほど…)

 

確かに、黒の上着をまともに着ていたらこうはなりません。さすがはお嬢さんを撮り続けているお母さんですね。

 

この一枚をツイッターにアップした時に白井さんからコメントを頂いたのですが、やっぱりあちきという撮影者を育ててくれたモデルさんから「写真の色味がまとまってて素敵ですね」と言われると嬉しいものです。

 

みーちゃんの着こなしと、お母さんのアイディアで撮ったこの一枚、一つ問題点がありまして…

 

撮影者はシャッターを切るだけだった

 

ってコトですね。撮影者が一番役に立って無いという…(笑)。そう言えば、赤羽の大決戦でもそんなコトがあったな…。モデルさんと撮影者に加えて、「ご意見番」がいるってのが対みーちゃん戦の特徴と言えます。

 

とは言え、あちきも黙っているつもりはありません。このカットにアレンジを加えます。

 

 あちき :みーちゃん、傘回して赤の部分が上に来るようにしてくれる?

みーちゃん:え、でもそうすると透明の部分が出ちゃわないですか?

 あちき :そこはあまり気にしなくていいと思うよ?

 

そんなやり取りを経て撮ったのがこちら。

(あちきアレンジ)

 

傘の色を合わせるだけでもちょっと印象が変わりますね。対みーちゃん戦ってこういった

 

「モデルさんと撮影者とご意見番が三位一体となって撮る」カットがある

 

ってのが特徴の一つです。特に赤羽の大決戦や第二次葛西臨海公園なんかはそのいい例だと思います。

 

お母さん、ご意見番だけでなく、アシスタントになってくれるコトもあるし…

 

さて、このカットを撮る時にみーちゃんが気にしてた「透明の部分」を活かして撮ってみました。

(また一味違うカットに…)

 

こうして無色とは言え間にみーちゃんを遮るモノがあるってのに、KPは見事にみーちゃんの瞳にピントを寄せてきます。

 

やっぱKPって凄いわ…

 

と思いつつ、撮影場所を移動するのでありました。

 

 

余談ですが、白井さんからのコメントの後、みーちゃんと白井さんがツイッター上で意見を交わしていました。かつてあちきが信頼を寄せたモデルさんと、現在信頼を寄せるモデルさんが意見を交わしているのを見ていて、何だかちょっと嬉しかったですね♪