思い出経由 | あとりえ憧憬

あとりえ憧憬

北のまちから発信します。
出逢いは偶然。偶然は必然。
「いきます! 花田聖子です」

ゼウスビル地下への階段の壁に筆文字で大きく、英祐一 という名のライヴ告知があった。
何となく気になっていて、相棒と足を運んだ。
「あのう、俺のライヴに来てくれたんすか?」
「はい。」
「ありがとうございますッ!」
観客は、二名。
もっのすごいパワー汗だくの驚くほどの熱情爆発の2時間。
これが、エイスケイチとの出逢い。2006年2月。
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$あとりえ憧憬2006年春、私は落ち込んでいた。
真っ白な闇の中で授業をしているような無機質で無反応な感覚に襲われていた。肯定も否定もなく、ヒラヒラと縦型ブラインドが教室中にぶら下がっている中を、私の声が空虚にすり抜けて行っているような感じ。
敵意という反応さえないような。誰か何かが悪いわけでもないないような。感情の熱い血は流れているのだろうか。思いっ切り熱く泥臭く、常に真剣勝負の英祐一ライヴを授業でぶつけることにした。
午前午後4時間連続4クラス。クラスにカラーがあり、その日のテンションや空気も毎回異なり、教室の扉を開けるまで判断がつかない。選曲も曲順も全クラス変えてくれた。英祐一は出来たての新曲以外、楽譜や歌詞を見ながら歌ったりは決してしない。何があってもリズムがブレたりしない。弦が切れても歌い続ける。あの頃はMC苦手だったからひたすら歌ってくれた。各クラス6曲ずつは、うたったと思う。彼が真剣だったから、みんなも真剣に聞いてくれた。英祐一は2年生120名全員に「荒く輝く」のアルバムをプレゼントしてくれた。英祐一も私も声がでかいもので、どうぞ遠慮無く次回からは7階のホールを使ってくださいと云われた。(゚ー゚;

写真は昼休みに集まってきた連中に歌ってくれた様子。
サッカーも一緒にしてたよね。男が惚れる男っつうか、男にはわかるんだろな英祐一の思い、伝わるんだよな。
ココってヘアメイクの専学だから、ホントは女子の方が多いのよ('-^*)/ 
私の授業? ポジティブにものごと考え、モチベーションを高める授業を!と依頼された「おしゃれ哲学講座」(;^_^A
$あとりえ憧憬
その時の感想文から

俺は札幌の街に来て初めてロックを歌う人間に出会った。もしも今日歌ったのがロックじゃないとしても俺にはロックに聞こえました。俺は自分の想いをありったけさけぶ歌が大好きなんだ。今日聞いた歌はまさにそれだった。そして単純にすごい人だと思う。バンドやりたいと思ったんですけど楽器なんてできないし歌もうまくない。人前じゃまず歌えない。たぶんほとんどの人が人前じゃ歌えない。でもこんなに音楽に真剣でいつまでも歌っていくなんて絶対まねできません。自分にできない事をやる人はこんなに光ってみえるとは思いませんでした。今日は来てくれてありがとうございました。あなたのロック最高でした。

歌を聞いて、すごく迫力と気持ちがこもってて吸い込まれそうでした。本気なんだなって気が伝わってきて、すげえと感じました。自分のやりたいことをがんばっていこうと本気で思いました。本気で伝えたいことを伝えようとしたら伝わるんだなと考えさせられました。

歌を続けることは大変ですし、英祐一さんもそういう風に感じているみたいでした。でも本当にやりたいことをあきらめたくないという気持がとても強く感じられました。できることなら、やめずに続けていってほしいなぁと、本気で思います。僕も美容師として上を目指しているので、有名になっていつかまた出会えたらいいなぁと思います。

ライブを通して感じたことは、やっぱり普通にうたうより全身でうたうというか顔をくしゃくしゃにして一生懸命うたってくれたほうがいろいろと感じてしまった。うまく説明できないけれど、うたの一つ一つに気持ちが入ってて聞き入ってしまった。うたもうたい方一つでこうもかわってくるとは、自分でもびっくりした。英祐一さんの表現のしかたが歌ならば、自分も自分の表現するものがみつかればなと思った。

今日、ライブを見て、恐かったです。私は、あまり大きい声で歌ったとしても伝わんないと思っていますので、私は恐い印象しか残りませんでした。歌詞の内容も、ことば一つ一つも過激で恐かったです。私たちの年齢には歌詞もわからなくて、まず声が大きかったから、威圧感があって恐かったです。

今日おしゃれの授業何をやるんだろうと思っていたら、英祐一さんのライブでした。最初は、なぜ歌をきくんだろうと思っていました。なんだ!!この人は!!とおもいました。歌や話をきいたりしていくうちに、力強さをとても感じました。本当に歌が好きなんだろうなと思いました。彼は一生歌を歌い続けていくと言ってました!!わざ②私たち専学の子に、本気の歌をきかせてくれて、ありがとうございました。

とても一生懸命に力強く歌っている姿が良かった。自分らしく生きてる感じがして、自分の個性がすごくでていてカッコヨカった。汗・水たらしながら必死に私達のためにうたってくれて、私もがんばろうと思いました。

今日は本当にびっくりした。最初は「どーしてこんなコトになってるんだ?」って思ったけど、英祐一さんはすごくうたうコトがスキなんだなって思った。好きな歌をいままでうたってくることで、辛いコトあったと思うけど、スゴいことだと思った。実際自分の夢の実現のためにここへ来てる訳だから一生懸命やらないといけないと思った。そして他にやりたいコトがあったら色々チャレンジしたい。一曲一曲心がこもってて、とてもよかったです。声量すごいですネ。

今日の授業を通して、色々考えさせられましたが、英祐一さんのような事をやっている人は、たくさんたくさんいるんだろうなぁと思いました。それと同じように、プロの美容師を目指している人もたくさんいるんだろうと思います。その中で、カリスマと呼ばれるようになるまでには、何か他の人とはちがうモノを持てるようにならないといけないような気がしました。

音楽で売れることは、美容で売れることよりも、むずかしいことだと思います。自分の周りにも音楽をやっている人がいるので音楽にふれることが多いです。自分は音楽じゃなく美容を取りました。ビミョーに音楽と美容は接点があります。美容室でかける音楽で店にくる人も変わると思う。ヘビメタやパンクが好きな人はヘビメタやパンクが流れている店に行きたいと思うかなあ・・・みたいな感じで。音楽で飯を食べていくのは、むずかしいって思うけど、あきらめないで一生続けて下さい。途中でやめたら、ただの負け犬ですよ。

まず、自分ら学生のために、こんなに真剣にまじめに、「ウタ」を歌ってくれる人と、初めてお会いしました。想い情熱が伝わってくるような演奏で、この人はどんな人生を送ってきたんだろうと思うくらい、ひかれるものがあり、感動しました。

夢だけを追って人生を送るのもいいが、人生そんなにあまくないと思う。先生は、夢があるなら、それをやれと言っても無理だと思う。英祐一さんのように夢をおえる人なんて一部だと思う。

英祐一さんのライブで一番最初に思った印象は、この人の声はやたらでかいと思いました。次に思った印象は、「死ぬまで歌って行く」という言葉が、印象に残りました。本当に英祐一さんは、歌が好きなんだなぁと思いました。一つのことをこれだけ思うのは、そんな簡単ではないと思うので、英祐一さんは、すごい人だと思いました。今日は俺等のために歌ってくださってありがとうございました!!

みんな最初は、話し声とか聞こえてたけど、だんだん聞きいったみたいで静になっていったと思います。話すのがあまり上手くないと言っていて、それを歌で伝えていく事ができる人は、すごいと思います。先生が19と英祐一さんの話をしてたけど、19にも負けないくらい、いいと思います。歌で全国をまわっている人だと聞き、納得しました。こういう人にまた出会えたらいいです。

私はこのライブを聴いて、情熱・愛・勇気を頂きました。基本的にはロックっぽいのは好きではなくて・・・でも独創的に何かを創り出す所は、凄い素晴らしいと思います。まっすぐに自分の道に突き進み、自分に似てる所があるなと感じました。優しいイメージの曲をもっと作ってほしいです。私には、けっこう嵐のように歌っているように聴こえたので。声はすごく良いと思います。精神的にパワーみなぎる人だというのが、この歌で伝わりました。日頃、身近に感じたことを、歌っているのだと思う。励まされる部分は、少しありました。厳しい部分だけど、ちょっと力を抜く部分があってよいのでは、と思います。 音大にいきたいと、つくづく思ってしまった。。。 少し、うらやましかったです。
パワーみなぎる生命力みたいのを、感じました!!

久しぶりにこんな熱い歌、熱い歌詞、熱い男の人をみました。すごい感動しました。自分もしっかりして自分の夢をかなえなきゃな。と思いました。歌っているうちに額から汗が出てきて、すごく歌うことが好きなんだと感じました。人前でこんなに感情を出しながら歌うことができて、すごいと思いました。英祐一さんも歌うことに汗が出るほど一生懸命なように、私もWGをやっている時は、知らずのうちに汗が出ているので、自分の好きなことが仕事というのは、とても幸せだと思いました。

今日のライブをきいて、こんなに歌を通じて気持ちを伝えることができるなんて、感動と驚きでした。英祐一さんの声は説得力がある感じで、自分がくじけたりした時きいたら、すごい元気をもらえる気がします。人を納得させることは簡単ではないけれど、納得させる気持ちさえあれば伝わるんだと思いました。

私は歌手を目指していました。今は趣味としてやっていますが、熱いものを感じました。手に職をつけたくて学校に通うことにしましたが、まだ歌をあきらめきれていません。でも今日、勇気をもらいました。私も学校に通いながら続けて行きたいと思いました。有名になることも大切だけれど、一番大切なものは、自分自身の心だと思いました。私も夢をあきらめず、これからがんばっていきたいと思います。自分らしく、自分にしか持っていないもの、それが個性だと思うので、これからみつけていきたいです。

このライブをみて、いろんなことを感じた。私はすごく美容師になりたいと思って、この学校に来ています。その中でいろんな人に関わって、いろんな人に支えられて、いろんな人にお世話になって、いろんな人に影響されました。確かに出逢いは必然だと思う。自分の好きなことに熱くなれたり、表現できるのは、すごいと思う。周りに笑われても歌い続ける英祐一さんをみて、いろんなものを感じた。このライブをみれて良かったです。元気をもらいました。ありがとうございました。

生きるという勇気をもらえた。たとえ辛い事や苦しい事があっても、くじけずに真面目で、ひたむきに考えていこうと思いました。自分の気持ちを正直に詩にする事で、英祐一さんの気持ちが伝わってきました。1人では生きていけない事を教えてもらえ、歌をきけてよかったです。

一生懸命に歌っている姿に感動しました。もっと、なあなあでやるのかと思っていました。でかい声で一生懸命伝えようとして、自分は考えるものがありました。ありがとうございました。

ふだん口に出して言えない事、色々あるけど歌にして伝える事がカッコイイと感じた。歌にすれば、はずかしいとか、気づかいとか、「ナシ」にして伝える事ができるんだと思いました。
俺らは美容の技術を使って何かを表現できるようになれたらいいな。そんな事を教わった気がした。

最近、いやなことが続いてて、何もかもがいやになってたけど、曲をきいて別の角度からの考え方を見つけることができた。前向きに素直になれました。

何かをどうしても伝えたいという、意思とか気持ちみたいなものを感じた気がする。
表現とかは難しいと思うので、英祐一さんみたいに表現する手段をもっていることが、うらやましいと感じた。自分もギターをやっていたのですが、専学に入ってから、もうやっていないです。しかし、またやりたいと思いました。心して音楽を・・・。今日は英祐一さんがなまら、かっこよくみえました。気合いだー。音楽魂復活!

男にとって、やりたいことをやり続けれることは、最高の幸せだと思う。男には責任があるので自分の夢を犠牲にしていく男がほとんどだと思う。エイスケイチさんは、ここまで来たら死ぬまで自分をつらぬいてほしい。

最初、ライブって他のクラスの人から情報が入って、寝る気でこの授業に足を向けました。英祐一さんの歌声をきいた瞬間、英祐一ワールドに吸い込まれました。なにを感じ取れたのか自分でも分からないけれど、何か受け取ることができた。学校に入ってから、楽しさ、苦労、くやしさを感じたり、挫折を覚えたり、色んな感情を味わったけど、これからも負けずにこの学校で頑張ろうと思います。ありがとうございました。

心に響くものでした。ストレートな歌詞がすぅーっと心に入ってきました。普段忘れていた情熱とかを思い出させてもらったような気がしました。何かを表現することって難しいものだと思っていたんですが、自分が思ったこと、感じたことを、ただ伝えるだけでいいのかなと思いました。自分の中に秘めるんじゃなくて、ちゃんと表現して伝えていけるようになりたいと思いました。今日はこのライブを聞けてよかったです。

自分の世界を持ってるなーと思った!!心にひびくウタ声だった!!ウタにはいりこんでいてスゴイと思った!!集中力がスゴイ!!!自分もこんだけ自分の世界をつくってはいりこんでみたいと思った!!

最初は何の授業をするんだろうって思ってたけど、歌や話しを聞かせてもらって、英祐一さんも私たちと同じなんだなと思いました。歌っている時の顔や声にすごく情熱や愛を感じました。本当に好きなことをやっていて、イキイキして見えました。私はメイクアップアーティストになりたくて、今はメイクをすることがとても楽しいです。
なので私もメイクアップアーティストという仕事に情熱や愛情をもってやりたいなと思います。

英祐一さんのうたう姿をみていて声をきいて感じたことは、「あっ!炎天下の岩だ!」って思いました。うたっている後ろはガラスで外が見えていたのですが、特にさけんでいる姿とアセがポタポタおちているのを見ると、想像の世界の中に英祐一さんがいました。どこからあんなに力強くイキイキした声がでるんでしょう?やっぱり好きなことを精一杯やって楽しんでいて、すごくカッコよかったです。私も美容が大好きなので、やる気がいっぱいでてきました。ちなみに岩はレンガのような赤い色でした。

なんか、すごいしか言いようがなかった。あんな一生懸命、目の前で唄われたら涙ぐむょ~。
なんかこういうのに弱い。歌詞も一生懸命聞きとった。英祐一さんの表現力??っていうか、歌によって伝えたい事が、必死に唄ってくれたことで伝わった気がした。目がかわいた。一生懸命自分達のために唄ってくれたから、一生懸命聞こうと思った。先生の授業もそーだと思う。つくしてくれる人にはつくしたくなる。でもたまに眠すぎて寝ちゃう。

マイクが入っているかと思った。ここ(7F)はとても響く環境ではないと思うのに。ずっと目を閉じて歌っていたので、歌の風景とかが見えているのかなって思った。とても歌いやすい観客?ではなかったと思うけど、自分を表現することに力をぬいていなかった。すごいと思った。真剣な人から一つでも多く学びたいと思った。

いつも自分が聞く音楽のジャンルではないけど、いいなあと思った。大勢の中でひとりで緊張すると思うけど、講堂いっぱいに声が響くまで歌っていて、ちょっとトリハダがたちました。曲と曲のあいだに英祐一さんが話していたこと、人に想いを伝えるということ。伝えることに職業などは、関係ないんだとおもった。

最初はなんで歌を聞く授業?と思ったけど聞いているうちに、すごい感情がうごかされました。英祐一さんの歌はすごく感情がこもっていて、一生懸命ですごくいい意味で必死で、うまく言えないけど、一つのことを必死でがんばっている姿を見て、自分達にも共通するなにかがあって、もっとがんばろうって気持ちになりました。すごくステキだった。気持ちってすごく大事だなぁと思いました。

今日はいつも通りの座学かと思ってたら、急に7階で英祐一さんが歌うからビックリした。ケドめちゃ歌が好きだってコトが伝わってきて、すごいなって思った。好きなコトのタメにこんな一生懸命になってるって、かっこいいコトだと思った。自分もいま興味があって、好きな美容を学びにここの専門に来たけれど、ここまで一生懸命になって、そんな姿を見せれるようになれるか不安。1曲1曲すごい心がこもっているように感じた! 初めて聞く歌だったケド、今売れている歌や、流行ってるアーティストが歌っている歌よりも、スゴク心にひびく感じがした。
$あとりえ憧憬あの時のみんな、どうしているかなあ? いつだっていまからさ。
間にあうよ! 生きてりゃいいさ。生かされてるうちは。 

追記 札幌駅近くの新校舎だったのに跡形もなくコンビニになってしまったのね学校
いまはナキ、札幌ビューティメイク専門学校ですが。
意外と思いがけずの縁や繋がりってあるものです。