合気新道とは何か
合気新道は武道の一流派の名称ではありません。合気道やヨガ、様々な武道を元に現代の社会に合わせて社会教育活動を推進する
活動そのものの名称です。そして、自己を磨き上げる実践活動でもあります。
この言葉自体が普及されるかどうかは私は重要な事とは考えておりません。これを行う私達自身が、そのような認識を持ち日々の
自身の稽古、また活動の中で実践して行く事が大切だと考えます。
ジャンルを問わず様々な物事に触れ、それを吸収し、応用活用する実践者として探求する道です。宮本武蔵先生も禅、絵画、彫刻に触れ、それを剣に活かし、剣を人生の大悟に活かしたように、現代の私達も先人の生き方に学ぶと同時に、今の世の中に活かしてゆける道として常に「新た」を創造してゆく道です。つまり、温故知新の学びの道です。
合気新道稽古法の特徴
これまでの武道の稽古法を基に現代に適した武道稽古法を常に試行錯誤しているのが合気新道の特徴でもあります。目的は人生を豊かにすること、そして現代社会を支える力強い人材を育成することです。知識や技術以上に、それを吸収する力、それを応用する力、それを活用する力を育てる事が重要だと考えます。
現代人は先人に比べ便利で様々な情報や体験が容易に出来ます。しかし、容易であるがゆえに、それを自分のものにしようとする基礎体力が低下しているように思います。
例えば、柔らかいものを食べ続けていると顎の力や内臓の力が衰えるように、知識や技術も手に入りやすくなると、それを吸収する力自体が弱くなり、与えられたもの以外は手に入れる事ができなくなります。つまり自立する力が弱くなっていると考えます。
今後の社会は国際化の流れの中で様々な価値や情報が氾濫し、その中で自分で判断して生き抜く事が重要になって来るでしょう。
国や社会が守りきれない世界になるでしょう。すでに、生涯雇用は崩壊しております。銀行も行政も我々を守ってくれるでしょうか
? 最後は自分で判断し、自分で生き抜く術を持ち、自分が生き抜くと共に自分の家族や地域や国、そして共存共栄するこの地球環境そのものを守り抜かねばならない時代にあります。
その中で、私達が身につけて行かねばならないものは「生き抜く力」、そして生きる喜びそのものではないかと私は思います。
