実践する稽古
稽古を行う中で大切な事は何の為に?という目的意識です。
ここが明確にならないと何事も身に付きません。
目的は千差万別でしょう。
しかし、その目的の方角と一致する道を選ばねば道も自ずと逸れる事になります。
この武道を学びたいという動機を今一度自身に問い、どうなりたい、どうしたいということを常に考え続ける事が大事です。
つまり、物事を学ぶ際には、守、破、離という事があります。
基本基礎を身につけて、応用力を養い、それを持って新たな活用を自ら拓いてゆくということです。
しかし、よくこれを、基礎が大切だからこれを身につけねば応用なんてと、年がら年中基礎稽古と足踏みする人を見かける事があります。
とても真面目なのですが、頑固とも言えます。
大切な事は自分がどうありたいか、どのようになりたいか、何のためにという動機と目的をしっかり持つことです。すると一つ一つの基本を得ると、その様な人は直ぐに応用して活用します。
応用と活用が出来てこそ、基礎も身に付いたといえます。
そうして、そういう人はドンドン新たな事に気づくのです。
その結果、基礎の中に含まれる極意、つまり原理をついには発見して、無限の活用を手に入れます。
この常に何の為にというテーマを持って稽古を行っている人を「実践者」と申します。
この実践者であることが、本当の意味で入門者と言えると私は考えます。
合気新道は実践者をもって入門者と致します。
どんなことでもよいです。
まず、自分が何の為に稽古をするのか、
それを見つめましょう。

