今日は久しぶりに

源氏物語の世界を楽しみました!

 

こちらです

 

 

日比谷コンベンションホールにて行われた公演!

 

女君で紐解く「源氏物語」その四

 

全6回シリーズの今回は4回目

 

解説は三田村雅子先生

 

そして、

解説の合間に

原文を朗読してくださるのが

中里貴子さんと鈴木千秋さん

 

 

中里貴子さんのブログはこちらです

 

 

古典大好き!

朗読大好き!なわたしに

ぴったりの公演で

毎回楽しみにしていますラブ

 

 

今回、フォーカスする女君は

明石の君キラキラ

 

 

明石の君は

光源氏の娘を産んだという

とても重要な女性ですけど

 

なんていうか・・・

少し地味な印象の方で

わたしの心にはあまり残らない女君でした

 

が!!

 

今回、解説の三田村雅子先生のお話を聞いて

改めて明石の君の奥深さを実感してます

 

明石の君を一言で言うなら

 

「我慢」の人

 

 

あの光源氏に見染められて

自分の娘は東宮に入内して

後には中宮にまでなったというのに

 

明石の君は

最後の最後まで出張ることなく控えめです

 

それは、あくまでも

明石の君が田舎の受領の娘だからという

厳然たる身分の違いがあるから

当然のことかもしれないけど

 

でも、よく言えば

「身の程をわきまえている」

「自分のことをよく理解している」

 

という見方もできる!

 

さらに言うと

明石の君はとーーっても家族思いです

 

三田村先生のお話を聞いて

わたしが感じたのは

明石の君の謙虚さ!

 

 

源氏物語から約千年の時を経た今の時代は

とにかく自分の意見をしっかり表現できて

ガンガン前に出て目立つ人がウケてるけど

 

でも、

明石の君のような気質が

本来の日本人の持つ美徳かもしれない

 

そして、

それは本当に素晴らしいものと感じます

 

今日のお話を聞いて

明石の君に対する見方が変化しました

 

本当に

源氏物語という物語は奥が深い!

 

何度読んでも

何度解説を聞いても

いつも新鮮な感想を持つことができます

 

千年経ってもまったく色あせることはありません!