今日の月、とてもきれいです。
仕事中オフィスから見て、ちょっと癒されました。
家に帰るときも、見とれてしまったので、
帰って来てから写真を撮ってみたのですが、
写りはイマイチ・・・。
まん丸で見ているとほっこりします。
こんなにくっきり見えるということは、きっと明日も
お天気いいんだろうなー。
お休みだし、お散歩にでも行きたいところですが、
ここのところ風邪気味なので、家でおとなしくしています。
今日の月、とてもきれいです。
仕事中オフィスから見て、ちょっと癒されました。
家に帰るときも、見とれてしまったので、
帰って来てから写真を撮ってみたのですが、
写りはイマイチ・・・。
まん丸で見ているとほっこりします。
こんなにくっきり見えるということは、きっと明日も
お天気いいんだろうなー。
お休みだし、お散歩にでも行きたいところですが、
ここのところ風邪気味なので、家でおとなしくしています。
鈴木京香さん主演でNHKで放送していたドラマの原作。
ドラマは、何気なく見始めたのに、毎週ハマってしまってました。
この本はW先輩にお借りしたのですが、原作も一気に読んでしまいまいた。
中堅出版社・新海社の腕利き専務・中村るいは、友人のホームパーティーで、
17歳年下の金融庁キャリア・鈴木行と出会う。
日本の金融市場の未来を熱く語る彼に興味を持ったるいは、
著書を出版し大ヒットさせ、時代の寵児にする。
行には、資産家の娘で子作りにしか興味のない妻・万理江がいるが、
るいと行は年齢差を超え、お互いを激しく求め合うようになる・・・。
ドラマを見つつ、原作も読んだので、登場人物は、すべてドラマの出演者を
想定して読んでしまいました。
原作とドラマ、内容が一致しているので、読みやすかったです。
中堅出版社の専務・中村るい。同業者からは「鉄の女」とも呼ばれている、
まさに、仕事が恋人的な女性。昔、結婚していたことがあり、息子もいます。
そんなるいが、友人のホームパーティーで金融庁キャリアで17歳年下の、
鈴木行と出会い、恋に落ちます。
行には、資産家の娘である若い妻がいますが、子作りにしか興味がない彼女との生活は、
既に冷めています。
なんか、ありがちなラブストーリーではあるのですが、行が引っ越した先がるいの家の隣だったり、
それゆえに妻から、子作りについての相談を受けたり、さらに、金融庁を辞めて起業した行が、
事業に失敗し、堕ちていく・・・というけっこう波乱多めなストーリーになってます。
ドラマでは、行の妻役に深田恭子さんが扮していますが、世間知らずで、自己中なお嬢様役が
とてもハマっていて、毎週、深田さんの演技を見るのが楽しみでした。
アラフォー女性の共感バリバリで、ドラマもそれなりにヒット・・・という話を聞きますが、
同じくアラフォーの私は、特に共感する部分もなく、感想としては、「17歳も年下の男と
付き合うこと自体、ありえない。ヘタしたら息子だし。」というものですが、
他人のゴシップ的な視点で見ると、けっこう楽しめました。
深田さんのしたたかぶりが面白くて。
なので、読書感想も同じようなものです。
ドロドロな恋愛小説ではあるのですが、最後、「女は強い」という終わり方なので、
読後感は悪くないです。
NHKで「不倫」を扱って、ベッドシーンもあるドラマを放送するなんて、
時代は変わったんだなー・・・と、年寄りのようなことをついつい思ってしまいました。
ドラマ化した小説って、微妙に内容が違ったりして、なかなか面白く読めるものが
少ないですが、この小説は、その数少ないもののひとつではないかと思います。
宮部みゆきさんの3年ぶりの書き下ろしエンターテイメント作品。
驚くほど分厚い本で(700ページ!!)、若干読みにくかったですが、
内容はじーん・・・と、心に響くものでした。
高校1年生の花菱英一の両親は、結婚20周年を期に、
念願のマイホームを購入する。
新居は、下町の寂れた商店街に取り残された「小暮写真館」という、
古い店舗兼住居。
風変わりな英一の両親は、店舗や写真館の看板をそのまま残し、
家の中だけをリフォームする。
そんな両親に若干違和感を感じつつも、英一の新生活はスタートするが、
英一たちの前にこの家に住んでいたおじいさんの幽霊が出るというウワサが立ったり、
心霊写真が持ち込まれて、英一がその写真について調査をするハメになったりと、
何かといろんな騒動に巻き込まれる・・・。
あらすじ、うまく書けません・・・。
この本、4つのお話が収められているのですが、それぞれいろいろ考えさせられるお話でした。
特に、最後の「鉄路の春」というお話は、それまでのお話で丁寧に人となりが描かれてきた登場人物の、
辛い思いや、切ない思いを描いていて、ホロリときてしまいました。
最初読み始めたときは、心霊写真が登場したりして、ちょっと失敗???って思いつつ、
でも、宮部さんは超能力のお話なんかも面白かったりするので、「きっと面白いはず」と決め付けて、
読み進めてみました。実際、心霊写真が主体のお話ではないので、全然問題なかったんですが・・・。
特に大きな事件が起きるとか、そういうこともなく、普通の家族や友人の日常が描かれていて、
起伏に富んだストーリー展開ではないですが、そこはさすが宮部さん。
登場人物の描写の深さや丁寧さ、さらに、軽妙なタッチでぐいぐい読ませてくれます。
周囲の人間の背景や人となりもすごくきちんと描かれているので、登場人物が多くても、
ごちゃごちゃにならずに読めます。
「鉄路の春」は、一見、幸せいっぱいに思えた花菱家の誰もが見て見ぬフリをしてきた悲しい過去が
浮き彫りになります。さらに、英一が密かに想いを寄せている、垣本順子さんの過去も・・・。
家族の崩壊と再生・・・みたいなテーマになっていて、特に、英一の弟・ピカちゃんが抱えていた思いを
読んだとき、涙が出ました。切ないお話でした。
でも、最後は爽快な後味が残ります。
英一にとってはホロ苦い思いが残りますが、でも、読者は「がんばれ、英一!!」って声援を送りたくなる
感じ。
全てを読んでから、表紙の写真の意味がわかり、それまたなんか、爽快な気分です。
じーん・・・とするものの、なんか、後味すごくいい・・・さすが宮部さんです。
最初は700ページの厚さにちょっと圧倒されたものの、読み始めたら、あっという間でした。
この厚さだから、文庫化したら上下巻になるのかなー・・・。
ハラハラするような展開はないけれど、何気ない日常の出来事をここまで読ませてしまう宮部さんは、
本当にすごい作家さんだ・・・と改めて思った一作でした。