鈴木京香さん主演でNHKで放送していたドラマの原作。
ドラマは、何気なく見始めたのに、毎週ハマってしまってました。
この本はW先輩にお借りしたのですが、原作も一気に読んでしまいまいた。
中堅出版社・新海社の腕利き専務・中村るいは、友人のホームパーティーで、
17歳年下の金融庁キャリア・鈴木行と出会う。
日本の金融市場の未来を熱く語る彼に興味を持ったるいは、
著書を出版し大ヒットさせ、時代の寵児にする。
行には、資産家の娘で子作りにしか興味のない妻・万理江がいるが、
るいと行は年齢差を超え、お互いを激しく求め合うようになる・・・。
ドラマを見つつ、原作も読んだので、登場人物は、すべてドラマの出演者を
想定して読んでしまいました。
原作とドラマ、内容が一致しているので、読みやすかったです。
中堅出版社の専務・中村るい。同業者からは「鉄の女」とも呼ばれている、
まさに、仕事が恋人的な女性。昔、結婚していたことがあり、息子もいます。
そんなるいが、友人のホームパーティーで金融庁キャリアで17歳年下の、
鈴木行と出会い、恋に落ちます。
行には、資産家の娘である若い妻がいますが、子作りにしか興味がない彼女との生活は、
既に冷めています。
なんか、ありがちなラブストーリーではあるのですが、行が引っ越した先がるいの家の隣だったり、
それゆえに妻から、子作りについての相談を受けたり、さらに、金融庁を辞めて起業した行が、
事業に失敗し、堕ちていく・・・というけっこう波乱多めなストーリーになってます。
ドラマでは、行の妻役に深田恭子さんが扮していますが、世間知らずで、自己中なお嬢様役が
とてもハマっていて、毎週、深田さんの演技を見るのが楽しみでした。
アラフォー女性の共感バリバリで、ドラマもそれなりにヒット・・・という話を聞きますが、
同じくアラフォーの私は、特に共感する部分もなく、感想としては、「17歳も年下の男と
付き合うこと自体、ありえない。ヘタしたら息子だし。」というものですが、
他人のゴシップ的な視点で見ると、けっこう楽しめました。
深田さんのしたたかぶりが面白くて。
なので、読書感想も同じようなものです。
ドロドロな恋愛小説ではあるのですが、最後、「女は強い」という終わり方なので、
読後感は悪くないです。
NHKで「不倫」を扱って、ベッドシーンもあるドラマを放送するなんて、
時代は変わったんだなー・・・と、年寄りのようなことをついつい思ってしまいました。
ドラマ化した小説って、微妙に内容が違ったりして、なかなか面白く読めるものが
少ないですが、この小説は、その数少ないもののひとつではないかと思います。
