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Thoughts on living with style.      



女優のジェニファー・ジョーンズさんが亡くなった。90歳。

十分生きた、と思う。きれいな女優さんだった。

代表作は「慕情/Love is a Many-Splendored Thing 」か。

アメリカ人ジャーナリストと香港に暮らす中国人女性の悲恋物語だ。

ジェニファーの中国人メイクは無理があったが、当時はそれはそれで

アジア人の雰囲気を演じたことだろう。

ウィリアム・ホールデンが劇中で

手を握り「バリの踊り子のような手だ」と言う台詞に

彼女は「男の人の手を恐れていたわ」という受け応えがある。

素敵な受け応えだ。

お二人とも鬼籍に入ったわけだが、

ともに晩年は裕福で、生活に何ひとつ困ることなく過ごされたことがうらやましい。

そうそう、「慕情」のテーマミュージックは20世紀の映画音楽の中でも

ベスト10に入る名作だと思う。

彼女の死で、また素敵な20世紀が終わっていく。

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25年くらい前に「Levi's」という本を書いた

エド・クレイというおっさんに会いに行ったことがある。

ロスの郊外に住んでいて、確か南カリフォルニア大学で講師をしていた人だ。

ユダヤ系の人で、Levi'sという企業もユダヤ系の同族企業だったので、

同じユダヤ・コミュニティの関係が縁でこの本を上梓したらしい。

アメリカ人にしてはこじんまりした小さな家に住み、贅沢をするでもなく

夫婦二人で暮らすインテリ層のように見えた。

彼の著書の本意はLevi'sの製品や歴史に焦点を当てたのではなく、

企業のあり方を書いたもので、いかにLevi'sという企業がコミュニティに手厚く、

かつ従業員を大事にし、いまでいうCSR(企業の社会的責任)と法令遵守に

チカラを注いできたかが書かれていたように記憶している。

Levi'sという会社は、その歴史のほとんどを生地商として歩んで来た。

いわゆるジーンズは、その一部門に過ぎなかったのだ。

ジーンズ(作業着)づくりに従事している人たちは当然ブルー・カラーで

社会的地位も低い。ほぼ野麦峠のような女工さんが縫製を行い、

生地であるデニムも奴隷に近い黒人労働者に支えられてきた。

作業着の値段は低賃金労働者が買う服だけに安くなければならない。

そのシワ寄せがLevi'sの工場で働く人に行くのは当然のことだ。

で、時代は進み、ジーンズの生産は近代化され、量産も可能となり、

デニムの価格も黒人労働者の地位向上で高騰していったが、

大量消費の波が訪れたので、それらのインフレ要因は相殺できた。

しかし、当時のような生産性の悪いが、クオリティのいいものをつくろうと思うと

高額になる。当時のものと同じつくりのLevi'sのヴィンテージ商品は、

いま3万円とか4万円のプライスをつけている。

これって、生産にかかわる人たちの正統な労働対価を積み上げた価格なら

とてもリーズナブルだと思う。昔も、黒人や低賃金層がいなければ、労働着とはいえ

このくらいになったのかもしれない。しかし、ふたたびジーンズ・ワーキングプアに

支えられた商品が登場した。500円ジーンズだ。どこかで誰かが、働いても働いても

豊かになれないという「犠牲」がつくる商品を、安いからと言って買っていいものだろうか。

モノには適価がある、と思う。企業努力と「犠牲」とは天と地ほど違う。

ちなみに、かつてLevi'sは縫製工場の従業員に自動的にストックオプションを与え、

会社がジーンズの世界的な流行で大企業になったことで、

彼らを老後の心配など何ひとつしなくてもいい金持ちにしてくれた、と

「Levi's」の本に記されていた。いい話だ。








なんの意味があるのか?

でも、おもしろい。

こいうことをマジメに一生懸命やる。

GAPじゃないPAG。

なかなかいい。

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Roy Dotyは40年代の後半から広告業界で仕事を始めたイラストレーターだ。

純粋なイラストではなく、カトゥーン・イラストレーションが彼の作風である。

06年には全米漫画イラスト協会のイラストレーターオブザイヤーを獲得している。

有名な作品は、"Wordless Workshop"という

DIYホームリペアを解説した冊子のカトゥーン・イラストで、

50年以上も続けている。

また、数々の広告イラスト賞を60年代から90年代まで何度も受賞し、

業界の重鎮として敬われている。御年87歳、現役続行中。

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最近、やけに増えて困っているものがある。

街角ランナーと自転車乗りだ。

ダイエット、余暇、通勤が一挙に楽しめるからなのか。

しかし、狭い歩道で歩行者をすり抜けて走るハイスピード・ランナーや

車道をかなりのスピードで縦横無尽に走る自転車を見ていると、

危なっかしい気もする。

また、中高年はゴールドジムで肉体改造に目覚める人が増えている。

飲み屋になど立ち寄らず、会社帰りにジムに寄って鍛え、酒は「家飲み」。

中高年の体躯がどんどん良くなっている。痩身のオジサンも増えている。

何となく70年代のアメリカ西海岸を見ているようだ。

ランニングも自転車もジム・トレーニングも金がそれほどかからない。

みんな健康で清く正しくなるのはいいが、

日本人は何かちょっと変だ。

どこか焦っている。不安でいっぱい、なのか。