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Thoughts on living with style.      

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欧州ユーロがピークで120円強/1ユーロのレートだったのが、

いまや100円強/1ユーロ。

対ユーロ・円高なのに、シャンパーニュがぜんぜん安くなっていないように感じる。

モエ・シャンドンのデミボトル(半分)が、3千円弱。

ボランジェ スペシャル・キュヴェ ブリュットの750mlが7千円ちょい。

ヴーヴクリコの750mlイエローラベルが、7千円後半。

ぜんぜん安くなっていない?

昔は円安でもドンペリが8千円で買えたし、モエ・シャンドンは750mlで2千円台後半。

なんでだろう。スパークリング・ワインのおいしいのがジャンジャン

店頭に並んでいるので、もうシャンパーニュは諦めてそっちにしよう。

※写真は「ボランジェ(英語ではボリンジャー)のグランダネ 1997 ヴィンテージ
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再現、復刻、アーカイヴ。

言葉ばかりが踊っていて、肝心の製品はお粗末なものばかり。

こういう製品がリリースされるとき必ず枕詞になるフレーズがある。

「忠実に復刻しながら、現代的な○○にアレンジした」。

要するに、「忠実にできないので、作り手の都合のいいようにした」のか、

「作り手の存在意義を示したいがために、自分の拙劣なセンスで仕上げた」のだろう。

いずれにしても、こういうのは必ずダメだ。当然、オリジナルには遠く及ばない。

それにしても、満足できる復刻品というものに出逢ったことがない。

復刻されるくらいのものだから、当然オリジナルはすばらしいモノなのだ。

それを再度製造しようというのだから、「現代」だの「デザイナーのセンス」だので仕上げる

ことに意味などあろうはずがない。

写真の「ロバート・ハイレット」の美しいこと。

世界で一番売れたスニーカー「スタン・スミス」の前身だ。

このモデルは何度もリメイクされているが、いまだにオリジナルの足元に及ぶものさえない。

朽ちた実物が現存しているにもかかわらず、細身のラスト(木型)さえ再現できていない。

怠慢か、無関心としか言いようがない。
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この頃、自分のニオイが気になる。

ふと電話で話している時に気づく口臭。

服を脱ぐ時に気づく体臭。

頭を振るときに感じる頭髪のニオイ。

加齢臭なのだろうか。

他人はなかなか指摘してくれないし、

指摘もしにくいだろう。

すれ違いざまに香る女性のフレグランスはいいが、

男の香水をつけ過ぎたニオイは嫌いだ。

さて、どうしたものか。加齢臭グッズでも買ってみるか。

しかし、夏場のエレベーターの中で嗅ぐ獣臭はまんざらでもない。
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トップが開くVWカブリオレの広告。

こういうユーモアのあるアイディアって

日本ではウケない。

場合によっては、当社のロゴマークを毀損するな!

なんていうマジメな人がいる。

のれんイジリは、けっこう高度な遊びだと思うけど、

その会社なり経営者のセンス次第なのだろうか。

これを見たからって、即座にクルマを買おうとは思わないけど、

なんかVWっていいよね、と思われることを狙ったんだろう。
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以前にもこのブログで書いたけど、

「スポーツカー」とは何も「速くて運動性能がいい」クルマの

ことを言っているんじゃない。

「スポーツ」の語源は、「暇つぶし」であることを忘れてはならない。

貴族は平時(戦争がない時)、暇で暇で仕方がないわけで、

そんな時考案したのがゴルフだったり、テニスだったり、狩猟だったり

乗馬だったり、ポロだったりしたわけだ。

円盤投げや槍投げ、走り幅跳び・・・に生活に役立つものがあるか?

ないよね。暇つぶしなんだから。オリンピック。肉体の祭典とも言われるけど、

暮らしに役に立つスポーツなんてないはずだ。

英国の新聞なら、スポーツ欄にチェス競技が載っている。実に正しい。

先回のアジア・オリンピックで「碁」が競技種目にあったことを

日本のテレビアナウンサーは「変だ、おかしい、気が狂っている」とのたまわっていた。

テレビ局のアナウンサーなんてそんな程度のもんなんだ。

で、スポーツカーに話を戻すと、写真にある「スピットフィアー」も「ジャガーEタイプ」も

「ボルボP1800」も決して速いクルマではない。というかぜんぜん遅いし、運動性能も

当時のポルシェやフェラーリあたりと比べても格段に悪い。

なのにこれらは「スポーツカー」なのだ。

図体が大きいくせに、実用性がまったくなく、荷物も積めない、

人も助手席にしか乗せられない、室内も狭い。だからこそ、「スポーツカー」なのである。

そう、「暇つぶし」に乗るクルマ、そんな暮らしに余裕を持つ人が

伊達や酔狂で乗るクルマこそが「スポーツカー」なのだ。

だからいくら速くて運動性のがいいクルマでも、燃費が良くて、

トランクルームも十分にあるような車を「スポーツカー」とは呼ばないのだ。

ある意味、お馬鹿なクルマこそ、「スポーツカー」なのである。