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Thoughts on living with style.      

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「島の女/Boy on a Dolphin」(1957年)がようやく

10月8日にDVD化されるらしい。

待ってました、首を長~くして。

というのも、舞台となるエーゲ海の美しい海洋風景は、

クリアな高画質でなければダメなのだ。

凡庸なストーリー、と映画ファンに評されるけれど、

この作品の魅力はロケーションと映像美につきる。

映画のことをpictureとも言うけれど、まさに絵がいい作品のひとつ。

ハイライトは何と言ってもソフィア・ローレン演じる海女が

海から船に這い上がるシーン。

その豊満な胸が当時の男たちの目を釘付けにしたことだろう。

そして、クリフトン・ウェッブのリゾート・スタイルがいい。

トロピカル・ウーステッドのビスポーク・ウエアをかなりさりげなく着こなす姿がダンディで憎い。

残念ながらアラン・ラッドは、カウボーイの衣裳の方がお似合いだ。

監督はジーン・ネグレスコ。モンロー主演の「百万長者と結婚する方法」で有名だが、

ナイスバディの女優を撮るコツを心得ている。というか、単なるスケベ親父なのか?

ちなみに、この作品がソフィア・ローレンのアメリカ映画初主演だそうだ。

原題は「イルカに乗った少年」。もちろんこの映画、城みちるとは一切関係ない。
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この表題には打ちのめされた。

「フリスビーはコミュニケーションだ!」

たかが円盤投げのキャッチボールにだ。

でも、インサイトはあった。

何となく70年代サブカルの流れを汲む言い方にワクワクした。

この時代の情報は、すべてアメリカ礼賛である。

サーフィン、スケートボード、ベースボール、アメリカンフットボール、ディスコにダンス。

この雑誌に感化され、アメリカ人になりたくて米国の大学を目指したヤツもいた。

そいつは、いま外資系企業の社長をやっている。

若い人は、まず海外へ行かなければ・・・という何の理由もない動機で海外へ向かった。

2011年、途方もない円高である。そして国内の市場は縮小していく一方だ。

企業は海外へ出て行くしかない。海外で製造をし、市場を開拓し、商売をしなければ生き残れない。

当時のポパイ少年は、いまグローバル市場を開拓していく旗振り役になれるだろうか。

いま、内向き・国内志向の若者は怒濤のような新グローバル化に直面して

戸惑うことはないのだろうか。

フリスビーのようにコミュニケーションできるのだろうか。


いいんじゃないでしょうか。学生時代を思い出します。

今夜は涼しい。
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「妖怪人間ベム」が実写化されるらしい。

でも、予定キャストを見たところ、どうも納得できない。

そこで、「自分はこう考える」を提案したい。

まず、ベムはダンテ・カーヴァー。黒褐色の肌はまさにハマりだ。

ベラは若いが黒木メイサ。メイクでいかようにもオドロオドロしくなる。

そして、ベロは伊藤淳史。雰囲気はバッチリだ。

この3人で新「妖怪人間ベム」の連続テレビCMをつくってくれないかな。

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Leeライダースには綿サテン地を使った

ホワイトカラーのジーンズがある。「ウエスターナー」だ。

映画「野のゆり」(63年公開)でシドニー・ポワチエは、

その上下を着用した。

黒人が上下真っ白なウエアに身を包んでスクリーンに登場した。

当時は公民権運動が盛り上がっていたが、まだ法制定までは至っていなかった。

物語は欧州からアメリカにやって来た修道女たちの教会建設を、

流れ者の黒人が手助けするというものだったと思う。

なぜ彼にプロデューサーや監督は、上下真っ白なウエアを着せたのか。

この映画はモノクロだから、白はなおさら白く映る。

黒人に白い衣裳着せ、黒人もまた白人と同じかそれ以上にモラリティのある

存在であることをメッセージしたかったのだろうか。

この作品でシドニー・ポワチエはアカデミー賞主演男優賞を獲る。

翌年に公民権法が成立する。