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Thoughts on living with style.      



単純なことを伝えるのにいろんな言葉を弄してしまう

歌をつくるとなると、あれこれと時間を要してしまう

でも、キミのために書いたこの歌を聴いてみてほしい

僕の言いたいことを、きっとわかってもらえると思うから



あの夜空に輝くお月さまへ連れて行ってくれないか

瞬く星空のはざまを飛び交いながら

木星と火星の間を弾むように

何を言いたいかって?

僕の手を握って欲しいんだ

つまりさ、キスして欲しいのさ


僕の心を歌で満たして欲しいんだ

そして、ずっといつまでも歌わせてほしいのさ

キミがすべてさ、キミがいちばん大切なんだ

だからさ、僕に正直でいてほしい

そうなんだ、キミを愛しているよ


・・・この名曲、ナット・キングコールのバージョンがいちばん好きだ。


ローラは、ショーガールだった。

彼女はコパカバーナでバーテンダーのトニーと出会う。

コパカバーナは音楽と情熱がうずまく町。

そして、彼らは恋に落ちる。

リコはローラの踊る店を訪れ、彼女に夢中になる。

それを見たトニーがリコに殴りかかる。

リコは彼に発砲する。

コパカバーナは音楽と情熱がうずまく町。

そして、ローラは恋人を失うことになる。

年老いたショーガール、ローラ。

いまや酒場はディスコに。

でも、昔の衣裳を着て毎夜店に現れる。

酔いつぶれ、若さも恋人もなくしてしまったローラ。

その姿は哀れなものだった。

コパカバーナは音楽と情熱がうずまく町。

でも、ここコパカバーナでは恋に落ちてはいけない。

決して、恋に落ちてはいけない。


・・・・まるで映画のような歌。


この曲を聴くと、湘南のサーファーを思い出す。
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男の人生。

A型=一見良さそうだが、冴えない人生。老いれば皆同じ。アドバンテージはやがて喪失される。

B型=両親と才能に感謝。ソコソコの人生ではあるが、別れ際に失敗をする。例)海洋王 オナシス

C型=ほとんどの男はここに位置する。ドラマはないが、ありきたりの人生を厄災なく生きる。

D型=このタイプがいちばんモテる。精力的で、野心家で、容姿のハンディを仕事で取り戻す。若い頃の

   数多くの失恋を通じて相手の気持ちを推し量れるがゆえに、別れ際にもソツがない。

どんな人生を過ごそうが、やがて100%死ぬ。それで、すべてはチャラになる。

生まれ変わったら、あなたはどれを選ぶ? まぁ、男は容姿ではないことは確かだ。

イケメン礼賛なんてマスメデイアがデッチ上げた若者向けの幻想に過ぎない。

男性アイドルの末路を見れば、それが正しいことを証明しているではないか(※)。

そう自分に言い聞かせ、老いてますます劣化する容姿への劣等感を拭うのである。


※レベルの高い芸を身につけたアイドルは除く




この曲を聴くと思い出す。

深夜放送のラジオ番組、新宿の風月堂、

都内を走っていた路面電車、平凡パンチ、べ平連、

アングラ劇団、ヘルメット被った大学生たち・・・。

団塊の世代は60代。時代をつくった人たちがどんどん

現場から去っていく。

同時に消費の担い手も消えていった。

スコット・マッケンジーの「サンフランシスコ」を聴きながら、

サンフランシスコなんて行ったこともない人たちが、

新宿の飲み屋の片隅でヒッピーについて語り合っていた。

ベトナム戦争の理不尽さをテーブルを叩いて叫んでいた。

そして、いま、老後の不安を心の中でつぶやいてる。

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ブルックス・ブラザースと言えば、

アメリカ式スーツの雛形を創造したブランドで有名だ。

No.1モデルと呼ばれ、肩はナチュラル、

全体に寸胴で、楽な着心地の

いかにも多様な体型の人々が集う他民族国家らしいスーツだ。

このスーツ、発案というか仕立ての基礎をつくったのは、

欧州から流れてきたユダヤ系移民とイタリア系移民の

テーラーだったそうだ。

さて、そのブルックスにはNo.3モデルというのがある。

こちらは、ボックスショルダーで腰が絞られていて、裾に向かって広がり、

深いセンターベントがある。No.1モデルよりも

フィットしたシルエットで、ボタンは2つ。

実物を見たことはないけれど、時代の端境期に登場したモデルで

いまちょっと気になっている。

当時、ブルックスはBrooks-Easeと称してストレッチ系の

ウール地をスウェーデンから輸入していたようだ。

それも、ちょっと面白い話だ。