この曲を聴くと思い出す。
深夜放送のラジオ番組、新宿の風月堂、
都内を走っていた路面電車、平凡パンチ、べ平連、
アングラ劇団、ヘルメット被った大学生たち・・・。
団塊の世代は60代。時代をつくった人たちがどんどん
現場から去っていく。
同時に消費の担い手も消えていった。
スコット・マッケンジーの「サンフランシスコ」を聴きながら、
サンフランシスコなんて行ったこともない人たちが、
新宿の飲み屋の片隅でヒッピーについて語り合っていた。
ベトナム戦争の理不尽さをテーブルを叩いて叫んでいた。
そして、いま、老後の不安を心の中でつぶやいてる。