今月末には、デニス・ホッパーの1周忌が来る。
仏教徒ではないから関係ないか。
そこで思い出したのが、60年に彼が主演した「Key Witness」だ。
日本上映タイトルは「四人の脅迫者」。
この作品、DVDにもビデオにもなっていない。
笑えるのは、彼が「理由なき反抗」で共演したディーンのような
赤いジャケットを着ていること。そして、同じく「理由なき反抗」で親分役で登場した
コーリィ・アレンが今度はホッパーの子分役で出ていること。
役柄では後に監督・出演した「イージーライダー」のようにハーレーに乗って登場する。
「ジャイアンツ」から4年後の映画だが、容姿はほとんど変わっていない。
この作品の後にどんどんヒッピー化していくのだが、
まだこの映画では50’sの雰囲気で不良少年っぽい感じが濃厚だ。
ただ、演技力はかなり進化していることがよくわかる。
ところで、デニス・ホッパー没後1周年なので、
何かイベントはないのだろうか。ちなみに命日は5月29日だ。