タイトルは「断捨離」と書いたが、私は全く断捨離のできない人間です。
なかなかものが捨てられない。いつまでも残しておく。
そんなものが溜まりに溜まって、得体のしれない重圧になってのしかかってくる。
そこでようやく、何かを少しだけ捨てる。
それでも溜まる一方なので、ワーッと捨てるときがある。
これはかなりしんどい仕事だ。
捨てられないというのは、こだわりもあるが、整理整頓がヘタだということだ。
頭の中がそうなっているということだろう。
部屋を片付けて整理すると、かえって頭が混乱したり、何も思い浮かばなくなったりする。
しかし、あまりにも散らかりすぎて収拾がつかなくなってきた。
ちょうど時間があるので、部屋の片づけと模様替えをしている。
模様替えは気分が変わるし刺激になる。
もう一週間近く片づけにかかっているが、なかなか進まない。
要らないものが出てくるわ出てくるわ・・・。
大学で教えていたころの、学生の成績表やレポート。
そのまま捨てられないのでシュレッダーにかける。
レポートもついつい目を通してしまう。
そんなことをしていたら、進まないのは当然だ。
しかし、これも刺激になる。
以前どんなことを教えていたのかを思い出す。
私が学生に何を求めていたのか。
また、学生が私の授業に何を期待していたのか。
古いノートもたくさんあるが、私の中途半端な性格が見事に表れている。
どれもまとまりを欠いている。
とにかく時間はたっぷりあるから、マイペースでやっていこう。
そんなことをしているうちに、新しい作品の構想でも浮かべばいいのだが。