平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

京都を中心に演劇活動をしています。
演劇、特に演技について、
また世の中のことなど気になること、
考えたこと、思ったこと、見たこと、やったこと…。
色々発信していきます。

 宝くじの続きで、確率の話を。

 宝くじどころではない、もっともっと確率の低いお話が仏教の教えとして伝わっています。

 

 盲亀浮木。

 大海の底に一匹の目の見えない亀が住んでおって、百年に一度海面に顔を出す。その時たまたま一本の流木が大海の面を漂っており、たまたまその真ん中に穴が空いており、さらにたまたまその亀が穴の中に頭を突っ込む。

 そんなことがあるだろうかと、お釈迦様が弟子たちにお尋ねになった。

 これを確率にするならどんな計算になるのだろう。

 地球上の海面の面積に対する亀の頭の面積を考えなければならないし、流木のことも計算に入れなければならない。

 面倒な計算をするよりも、単なる偶然ですよで済ます方が賢いと思う。

 弟子たちも「そんなことあるわけおまへんがな!」と答えたそうな。

 

 そこでお釈迦様「いやいや、全くないとは言い切れぬぞ。」とおっしゃった。

 「私たちが人間としてこの世に生まれるということは、これよりももっともっと難しいことなのだ。」

 

 人間の祖先は猿だと言われているが、考えてみれば猿にも祖先はある。

 生物の元をたどれば、アメーバのような単細胞生物だったそうな。

 それが進化を重ね枝分かれして、猿となり人類となり、婚姻を繰り返し、この世に私が生まれた。

 その何十億年の間に、僅かでも違ったプロセスがあれば、私はこの世に居なかったことになる。

 

 私は私一人の力で、今ここに居るのではない。

 生命誕生以来の何十億年の歴史を背負ってここに居る。

 私は今、歴史の流れの最先端に立っているのだ!!

 

 物凄い話になってきた。

 

 そやからどうやねん?

 そう聞かれても、これ以上私には答えられません。

 とにかく、今ここに生きているということが、いかに物凄いことかがわかっていただけましたでしょうか?

 

 後のことはお釈迦様にお任せしましょう。

 

 では、この辺で…。