カタカナ言葉 | 平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

京都を中心に演劇活動をしています。
演劇、特に演技について、
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 日本人はカタカナ言葉が好きだ。

 パソコン関係でもどんどん新語が使われ出し、私の頭では追いつかない。

 追いつかないというだけではなく、私の言語センスが、カタカナ新語を拒否することもある。

 そこへ持ってきて、コロナウイルス騒動で、またもやカタカナ言葉が氾濫してきた。

 

 パンデミックだのクラスターだの・・・。

 クラスターはどうしても爆弾を思い出すが、一か所で起きた爆発が、あちこちに飛び散ってさらに爆発を広げるというイメージか。

 ロックダウンとロックアウトを一緒くたにしている人が居るということも聞いた。

 私なんかも危ないものだ。

 言葉としては、ロックアウトの方がなじみがある。

 子供の頃、ストライキが盛んに行われていたころよく耳にした。

 

 ソーシャルディスタンス、これも以前聞いたことがある言葉だ。

 身分や階級の違いによる人間関係の距離感、というようなことだ。

 つまり、その都度変わってくるものだ。

 

 先日スーパーへ買い物に行った時に、年配の方同士の会話が耳に入った。

 「ソーシャルディスタンスていうたら、2メートルの距離をとることやがな。」

 まさにその通り!

 今はそういう意味で使われている。

 

 言葉は生き物だ。