「COVID-19」禍では、「県境を越えるな!」という
「お達し」が出され、挙句の果てには県外№をチェックしたり
排斥したりと、疑心暗鬼の空気になりました。
それがようやく明けた2023年夏のひとり旅から
話が始まっています。
第1章 デパート大食堂が花巻にあった
第2章 キハの申し子世代、小湊鐡道に乗る
第3章 暗渠道を歩く
第4章 苫小牧発仙台行フェリー
第5章 高尾山登山に没頭した先に駅ビール
第6章 七十歳が待ちきれない路線バス旅
第7章 尾崎放哉。小豆島ひとり酒。
同世代の男の「ひとり旅独白録」。
「COVID-19」の真っ最中に県境をいくつも越えて旅をし、
どこへ行っても誰もいないという「独り占め」感を
満喫した経験のある私にとっては
共感し共鳴し共通する部分が数多くあって、
「分かるなぁー、その気持ち、その話。」と
いちいち納得しながら読み終えました。
【2025年10月5日 読了】