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ぼんやりしているものをつかめるときまで

気づくのが遅いというのはよくある話?うすうす気がついていた事に目を背けて、心の中よりも目の前の現実を見ようとしていた。目の前の現実はどんどん進化して、一方で心の中ではぼんやりしていたものが輪郭をはっきりとさせてくる。そして、それが何だったのかわかったときにはもう遅い。

こういう感情は久しぶりに味わった。苦しいけれど、少しだけ心地よい。ノンアドレナリンとやらがでているのかしらん。

人と話をするというのは非常に助けられるものだと再認識。あんなにもいっぱいいっぱいになっていたのに、今はこうして落ち着いていられる。会話の内容のおかげというわけでもない気がする。人の声、なのか、それとも人と繋がっているというそのこと自体が安心させるのか。

脳みそ

が久しぶりに一生懸命働いている。しかし無駄なプロセスばかりにエネルギーを使っている。さすが私の脳みそ。

昨日は8時30出社で10時30分帰宅。おぉー、日本の人並みに働いたぞ。自分のこともそうだけれど、マネージメントがあまり良くない。自分でちゃんと確認しながらやれるようにしよう。

このところ夜更かしが続いている。毎晩寝るのが3時を過ぎている。昨日は布団に入ったのが5時近かった。寝る直前までずっと答えのでないことをいろいろと考え、起きた瞬間にまたそれらのくだらないことを考え始めている。私の脳は大忙しだ。

ちょっと古いけれど、韓国系アメリカ人の友達に窪塚君主演の「GO」を借りたので、見た。よかった。今日は出来ればジムに行こう。で、「命」をみるのだ。

活字の感動

昨日友人に、会員制の日系スーパーに連れて行ってもらった。お目当ての座椅子($29)をゲットして、これで今度からお客さんが来ても、大丈夫!5年ぶりに行ったそのスーパーの商品の充実ぶりと良心的値段にはびっくりした。会員になろうかすごく悩む。会費は年間10ドルとそんなに高くはないのだけれど、車で20分とちょっと遠いのだよね。

帰りにbook-offにみんなで寄り道。私ははじめて。古本が日本での新品程度の料金で買えた。もちろん、種類は全然すくないけれど、それでも、ありがたい。私は2冊ほど購入。また今度ゆっくりじっくりひとりで行こう。日本語の活字だと、吸収スピードが俄然ちがう。もう、それは化粧水か、生理用品のコマーシャル並みにぐんぐん吸い込む感じ。読むスピードも圧倒的だ。というか、うれしすぎて、気持ちが先走って、理解する前に目が先にいってしまうほど。(笑)あと1時間くらい、あゆみちゃんが来るまで、こないだの残りの石狩鍋を食べてから読書としよう。あー、幸せな休日だ。

連想

月曜日はマーティンルーサーキングジュニアの誕生日で会社はお休み。よって3連休。うちの会社って、どの会社よりも休みが少ないと思ってけれど、そんなことはなかった。麻子ちゃんのピーターのところも、ようこちゃんのところも月曜は出勤だって。こっちの休みはナショナルホリデーとかガバメントホリデーとかいろんな種類があって、会社や団体ごとにお休みカレンダーが違うからややこしい。

貸してあげたお金(ドル)が0日本円で戻って来た。福沢さんをみていて、「北の国から」で純が東京に出るときに五郎さんがトラックの運ちゃんに渡したピン札の1万円3枚を思い出した。

そこから蛍と正吉が結婚と妊娠の報告をするシーンを思い出した。家に入って、ワンワン大泣きする五郎さんナレーションで純君は「嬉しくて」と言っていたけれど、私個人的にはあのときの五郎さんの感情は「うれしい」というだけの単純なものではないような気がしていた。

そこからおばあちゃんが一番の上の娘、初美おばさんがお嫁に行った夜に押し入れに隠れてワンワン泣いたという話を思い出した。小学校入学前の幼い私は「なんで結婚は嬉しい事なのに、おばあちゃんは泣いたの?」と言い、おばあちゃんは「そうだね」と笑った。

この先

usaのインターフェイスのデザインをあげなければいけなくて、このところ残業。多少の残業は全然いいのだけれど、自分の能力の低さにとてもがっくりする。プロセス自体も、とても複雑でどこがどこまで決まっていて、決まっていないのかもはっきりしない。ビジュアルディレクションは別の会社が担当していて、出来上がり次第こちらにあがってくるので、その時点でlook and feelは変更される。でも、その会社もプロセスフローを参考にしてつくりたいから、そのためのインターフェースデザイン。+ いつも通りの言葉の壁。細かいところで意思が通じてない。私が理解していない。申し訳ない。。

yarisのブレインストームミィーティングは3時間にも及んだけれど、結局それほど貢献できないまま終了。いつも通り、ロンとデービッドの意見を中心にまとまっていく。

もともとこの会社にくるまでインタフェースのデザインなんてしてこなかった。デービッドのデザインビジネスのセンスや、会社の基本的理念はすごくスキだけれど、本当にここで、これを伸ばしたいのかと言うと少し疑問が残る。タイプやトラディッショナルなデザインをこのところ全然していない。力がきっと落ちている。タイプや、紙や、シークエンスものが懐かしいと思う。

新しい技術や広告も刺激的だけれど、古くから伝わる文化も大好き。私には先端を行くよりも過去を掘り起こす方が向いているのかも知れないと思う事もある。過去を掘り起こして今につなぐ。

これは逃げなのか。やっぱりじっくりとフォトショップ、RGBでのインターフェースにかじり付いていた方がいいのか。でも、ずっと前に心に決めたのは、マーケットに従うのではなくて、自分の心にコンパスを持つ事。うまく行く方ではなくて、お金を稼げる方でもなくて、自分がいいと思う方向へ舵をきること。

あと4年、がんばると決めたじゃないか、自分!

faith

ニュースをみていたら、エイジングの研究で近い将来、人間が200年くらい生きられるかも知れないなんてやっていた。多くの街角の人々は口を揃えて「200年なんて考えた事も無かった」と言っている。そんななかっでこんな人も。「そりゃ、ありえるだろう、だって、聖書では彼らはずっと長く生きていた。」さすが、アメリカ。中学の社会科で習った政教分離ってアメリカからきた考えのように思ってたけれど、いったいどういう意味だったのだろう。この国ではいつだって政治と宗教は本当にいったいなのに。それからスプリームコートの中絶の話も。これまた宗教に深ーく関わる大きな問題。同性婚と中絶、ずーーーっと問題になっているけれど、これって近い将来、この国としての結論が出たりするのだろうか。それともこのままずっと州によって、、とか?日本では別姓が成立したのかな?同性婚なんて女性天皇を誕生させることにこれだけかかっている日本ではまだまだずっとありえないんだろうなぁ。




目の前のことに気を取られて、その向こうを失っている。ずっと向こうの事に不安を抱えて、目の前の事がおろそかになっている。

1月9日月曜日

涙が出た。久しぶりに心から涙がでた。

アメリカに来て6年半。いろんなことを吸収しようと思って、必死にいろんな人のいろんな声に耳を傾けて来た。いろんな人の話を聞けば聞くほど、それぞれの立場に感情移入し、何が正しいか何てわからなくなる。アメリカに来たからには国際人に、世界レベルで人類のために、日本のために、そして愛する北海道のために役立てることをしたいと願って来たけれど、実際のところは様々な立場や感情や、歴史的背景やその捉え方を知るたびにちっぽけな自分を思い知り、自分の意見なんてますますもてなくなってくるのが現実だった。

だから、日本の人と話すときにはすこしそっち側にあわせ、アメリカの人と話すときにはこれまた少しそっち側にあわせる。その柔軟さだけが自分のトリエ、それが「国際的」というのかどうかはちょっと疑問だったけれど、でも、それが私の出来る精一杯だった。

そして、気がついたときは、自分が何を信じていいのかわからない、ということになっていた。多くを理解すればするほど、自分が小さくなる。正しい答えが相反するところにいくつもあるように感じられるから。昔、正しい事はこれしか知らなくて、それだけを信じていたときの方が、ずっと強かった自分をとても、愛おしく、懐かしく思う。

ジーンが「どうであっても、(dorimi)が根っこからすごくいいハートを持ってるってことはわかっているから、どんな意見を持っても、僕たちは君の友達だし、君と居る事が楽しいよ。」と言ってくれた。こんな話をするつもりはなかったのに。この大嫌いな(笑)異国の地で、そんなに素敵な仲間に出会えた事をとてもありがたく思う。

マユミコ殿
あなたのブログのコメントには感動しました。私こそ、君の愛情と根気と真摯な姿勢を誇りに思っています。あなたの想いがあまりにもあたたかくて、最近の怠けていた自分に反省です。これからも、ずっとよろしくね。

目標

なんだ、私だけかと思ったら、みんな目標定められないでいるのね。。。でも、そろそろ何か決めないと、このまま流されちゃうだろー!目標がなくちゃ、反省もできないだろー!と、今日はまじめにいろいろ考えてみた。テーマだけは決まってるんだよ。テーマは成長。吸収したいんだ、そろそろ、もっと!

今日はたまたまニューヨークにいるTくんとメール。彼は学校の先輩でもあり、よいデザイン仲間である。彼は私より2年ほど先に卒業し、去年、大手広告代理店の中にあるブランディングデザイン部門からこれまた大手の建築系ブランディングデザイン部門に転職した。で、ついでに彼の最近の作品サンプルも見せてもらう。うーーーん、すごく「デザイン」な作品集だ。デザインだ。

卒業して1年、私は何をデザインしてきたのだろう。ビジュアルをデザインしたかったはずなのに、できていない。インタラクティブの世界で、デザインの前に立ちはだかるテクノロジーとプロセスの違いにつまづいている、というところか。せっかくデザインという武器を身につけたのに、このままではこの武器も失ってしまうのでは!?


ということもあって、私の今年の目標は以下の通り。

”デザイナーとして、女性として、そして人間としての成長!”


まずはデザイナーとして
>> 「とりあえず」ではない、「やりきり」の作品を。
>> 仕事以外でプロジェクトを3つ仕上げる。
>> パーソナルワークでも、仕事のプロジェクトでもいいから、賞1つ。

女性として
>> もっともっとやさしくなろう。ホームシックに負けずに、相手を理解できる自分に。
>> レシピを増やす!! 1ヶ月に1回は新しい料理に挑戦。
>> 家族をサポート。借金返済はもちろん、月に一度は連絡を。

人間として
>> 楽しむ力(ってなんて言うのかな?演出力??)を。
>> 忍耐力を 。
>> 健康管理。歯を治す。ジムは目標週2回。合計月8回。


おー、結構すっきり。こうして具体的に目標を定めると、自分が出来ているか、出来ていないか、はっきりするからやる気もでる!そして、机周りを整理整頓しようと決心。仕事をはじめた時に、もう家ではそれほど作業しないし、と随分縮小した私のワークスペースだけれど、やっぱり「何かをしよう」と思うと、このスペースの充実度が大きく影響する。私、きっと一生机は必要だわ。

自分の文化

他の文化に興味をもつというのは当たり前のことだと思っていたけれど、それも日本人の特徴なのか。

ABC(American Born Chinese)のJくんは私がいろんな国の文化に興味津々で話を聞いていると、「日本人は他人の文化に興味があるんだね、そしてまたそれを盗むんでしょう?」と笑った。

アメリカ人はたしかに他国のことに興味がない(人が多い)けれど、逆に考えてみると、オリンピックで、国をあげてあんなにも盛り上がるのは日本と韓国くらいかもしれない。

私は血も国籍も一応今のところ、文化も日本だけれど、いろいろごちゃまぜの人だらけなのがこの国。みんな自分が誰なのかを探してる。元ルームメイトは台湾国籍だけれど、中国語は日常会話と読み書き程度でビジネスレベル/ネイティブレベルではない。文化はごちゃまぜ。物心ついてからはアメリカが一番長いけれど、住む権利は今のところない。きっと彼女にはアメリカや、アジアならシンガポールが一番過ごしやすいのだろうと思うけれど、どちらでも彼女は外国人だ。そして彼女の祖国台湾でさえも、きっと。彼女のお兄さんはシンガポールで国籍を取得するために準備中だそうだ。前述のJくんは父親が広東系、母親がシンガポール人の中国人。二人とも広東語と北京語の別々の中国語をネイティブとして普段は英語で会話をするので、彼の血は中国人だけれど、中国語は話せない。文化もアメリカなので、中国の要素は「血」だけ。もうほとんどバナナだ。(見た目は黄色、中は白ってこと)でも、やはり、シンガポール人にもなれず、広東人にもなれず、アメリカでもアジア人としてカテゴライズされることに居心地の悪さを感じていると言っていた。

さて、休みも終わり、明日2日からまた仕事。去年は引っ越し2回、卒業して仕事もはじまり、アメリカではじめての正社員。何かと変化の年だった。今年はきちんと目標も定めて成長の一年にしたい。

みなさま、今年もどうぞよろしくおねがいします。

クリスマス

クリスマスはようこちゃんの誕生日なので、イブの日はともだちも誘って4人でロングビーチの水族館に行って来た。プロダクトデザイナーのようこちゃんは所有するものにこだわりがあるので、このイベントが私からの誕生日プレゼント。クリスマスを一緒に過ごす家族の居ない寂しーインタナショナル同士、これからもよろしくね。


クリスマス当日はアメリカのお店はみんなお休み。でもチャイニーズはやってるんだな。それにチャイニーズのご家庭ではクリスマスには鍋というのが多くの家庭での定番らしい。昔ルームメイトが中華風鍋をよくしてくれたのだけれど、外食でははじめて。しかも、この鍋をみて!焼き肉と鍋が一度に楽しめるという鍋!


というわけで、日本の感覚で言うととってもクリスマスらしくない、クリスマスを、また過ごしました。