ソーセージタコス
400円 場外フードコート
かぶりつけば肉汁が弾け飛ぶソーセージは完璧。問題はタコスが冷めきっており、ふにゃふにゃだったこと。ハーフタイムに買ったからこうなのか、元々作り置きなのかは定かでないが、実にもったいない…。
ソーセージタコス
400円 場外フードコート
かぶりつけば肉汁が弾け飛ぶソーセージは完璧。問題はタコスが冷めきっており、ふにゃふにゃだったこと。ハーフタイムに買ったからこうなのか、元々作り置きなのかは定かでないが、実にもったいない…。
THE!!厚切りベーコン串
500円 場外フードコート
隠れ家食堂にて購入。その名の通りとにかく肉厚でしかも長い、長すぎる…。炭火に加えガスバーナーで表面を炙られたベーコンはムチムチこんがり、香ばしいの一言。これは堪らない…。
コンフィサンド
500円 場外フードコート
コンフィコンフィにて購入。同じく野津田で出店している「スワンベーカリー」さんのパンを使用した、ゼルビーランド二大店の最強コラボ商品。 カリカリジューシーなコンフィをパンとキャベツがガッシリと受け止め、マスタードソースが肉の油を中和。パンもフワフワでホント絶品。
800円 場外フードコート
「YASSカレー」にて購入。ハードな構えのお店でギターを片手にロックに注文。小麦粉を一切使用していないルーは野菜の旨味がダイレクトに伝わりとってもフルーティー。角煮はプラスチックスプーンで割けるほど柔らかく、何より程よい弾力の米が抜群に旨い。そしてホスピタリティ溢れる社長夫人の接客も見逃せない。独特の世界観と完成度の高いカレーに本当に全てを奪われた。
300円 場外フードコート
こんな姿でパイナップル味。茨城県鉾田市でとれた新鮮な野菜を使用したスムージーだが、色以外ほうれん草的要素は感じなかった。スッキリした味わいで爽やかにゴクゴクと。体にいいスタ飯最高!
2015年最後の3連休の最終日。
前日慌ただしく鹿島国から帰還後、今度は針路を西に長良川競技場へ。
目的は、こちらの方に会うためである。
FC岐阜応援マネージャー、元乃木坂46の伊藤寧々さんである。
もともと岐阜県出身で、2008年にFC岐阜のチアリーダー「GREEN ANGELS」の1期生として活動していた縁で、今年6月に7年ぶりに戻って来てくれた。
タイミングが合わず、8月に 一度光学20倍ズームを通して見ただけであったが、今季最終戦でようやく写真&肌と肌とのふれあい(ハイタッチ)が叶う。
正直、自分がFC岐阜応援マネージャーのマネージャーをやりたいぐらいである。
叶わぬ妄想はほどほどにして、今年最後の長良川と言うことで、スタジアムグルメ食べ納めの旅へ。
Jトラストブースにいた「ぼのぼの」、昔アニメでちょろっと見た記憶が…。
日本一ソフトウェアのキャラクター「プリニー」同様、正面から撮ってはいけないパターンのキャラだったため、横からパチリ。
本日の対戦カードはこちら。
3連休の最終日にわざわざ東京から弾丸で帰還したのは伊藤ねn…ではなく、福岡が見たかったのである。
5年ぶりのJ1昇格を目指す福岡、前節の愛媛戦で勝利を収め、現在は勝点で2位の磐田と並んでいる。
得失点差は5離れているものの、磐田の結果次第では今日ここでJ1昇格を決めるかもしれない。
「歓喜の瞬間はスカパーで起きているのではない!現地で起きているのだ!」と青島巡査部長が言ったかどうかは知らないが、まぁそういう心境でやって来たのだ。
そして福岡はリーグ戦目下7連勝中。おまけに7試合で18得点2失点と、圧倒的な強さを見せている。
リーグワースト失点の守備網を誇る岐阜相手と言うことで、決して逆転は夢ではない。そんな期待感がアウェイゴール裏に充満していた印象。
本当に多くのアビスパサポーターが詰めかけていた。
アビニャンも今日は遠征。
博多の森以外でも提出するのだなぁと思いながら横断幕を観察していると…。
盟主発見。
なお、リアル盟主の方は残念ながら遠征されていなかった。
いつかは会って見たいものである。
一方のホーム岐阜。
前節のアウェイ讃岐戦を3-0で落としたが、21位の大分が敗れたため、辛くもJ2残留が決まった。
それでも先ほど述べたとおりリーグワーストの67失点を喫している守備のもろさは、最後の最後まで悩みの種となっている。
ホーム最終戦の岐阜にも意地と言うものがあろう。好調の福岡を無失点に抑え、来季につながる一戦としたい。
両クラブのサポーターがそれぞれの思いを抱き、徐々にスタジアムの緊張が高まるなか登場した本日のゲスト「ぶらっくさむらい」。
岐阜の営業担当もいろいろ頑張っているのは分かるが、最終戦でお笑い芸人をゲストに呼んだのは失敗だったと心から思う。
さらに、本日はJトラストデー。ということで、ゴール裏からはこんな横断幕が…。
選手入場時、岐阜サポーターによるコレオ。
入口で配布されていた紙袋を使用したこちらのコレオは、木曽三川をイメージしたとのこと。
一方、福岡側のポリ袋コレオ。
実は11月23日は、2005年と2010年に福岡がJ1昇格を決めた非常に縁起のいい日にち。
自動昇格はもう目前、3度目の再現となるか…。
独特の緊張感が充満する中、長良川競技場に今シーズン最後の始まりを告げる笛の音が響き渡る。
試合は予想通り福岡ペースで進む。
序盤からピッチを広く使って相手を揺さぶり、多くのチャンスを創出する。
そして前半13分、右サイドからのクロスを酒井宣福が折り返し、最後は城後。
完全にゲームを支配する中での得点に、このまま福岡が行くかと思われたが、その後徐々に岐阜に押し込まれる展開に…。
レオミネイロを中心に猛攻を仕掛け、あわや…という場面を何度も作られるも、何とか凌いで前半は1点リードで折り返す。
ハーフタイムの一コマ。
マスコットではなく、応援マネージャーがバク転する図。
ここでスマフォで他会場の結果を確認すると、J3では山口が後半ロスタイムに劇的なゴールを挙げJ2昇格を決めたとの報が入る。
ここも続けるか、運命の後半戦…。
…が、福岡は悪い流れを断ち切れない。
後半15分、スルーパスに反応したレオミネイロが冷静にゴールへ流し込み、FC岐阜が追いつく。
大量得点が欲しい福岡、失点してしまった…。
しかし、ここから福岡が勝負強さを見せる。
まずは後半26分、末吉のクロスにウェリントンがドンピシャで合わせてすかさず勝ち越し。
するとその2分後、今度は中村北斗のクロスに合わせたのは城後。
またまたドンピシャなヘディングが決まり福岡3点目。
さらにその4分後、コーナーキックのチャンスに再びウェリントン。
6分で3点を奪うゴールラッシュに、昨日5分で4点取ったガンバを思い出したサポーターも数多くいたことであろう。
試合の行方は大方決まった感があったが、名将井原はDFの中村北斗を下げ前線の平井を投入。
本気で磐田との得失点差をひっくり返しにかかり、その後も猛攻を見せる。
その頃…。
1点リードしていた磐田が、後半アディショナルタイムに同点に追いつかれたとのニュースが届く。
これだからJリーグは何が起こるか分からない。
このままいけば福岡が大逆転で自動昇格、一瞬昨年の昇格プレーオフが頭をよぎったその僅か1分後…。
今度は磐田が勝ち越し…。もう何が何だか…。あまりに早い展開に、自分の情報処理能力では全く追いつかない。
この時間になると 、正直自分は目の前の試合よりもスマフォでTwitterばかり見ていた。
こんなによそ見しながらのサッカー観戦は、たぶん人生初めてではないだろうか…。
そんなこんなで試合終了。
しかし、既に自分の意識は完全に大分方面へ。果たして、磐田は…。
大分では劇的な結末で磐田が勝利。それにしても刻一刻と変わるこの展開、本当にJ2は世界で一番おもしろいリーグ戦だと心から思う。
この結果、福岡は結局勝ち点では並んだものの、得失点のわずかな差で自動昇格を逃してしまう。
しかし、ゴール裏からは大きな拍手。
サポーターも選手もみんな前向き。「やるだけのことはやった」と、充実感すら漂っているように感じた。
激しかったJ1自動昇格枠争い、正直この日が始まる前まで「自動昇格を逃した方は意気消沈してしまい、今までの勢いが嘘のように昇格プレーオフで負けてしまう…」みたいな展開を予想していたが、なんとなくこのまま福岡が突破してくるような予感を覚えた。
4-1になってからなおも追加点を取りに行く采配を見せた井原監督の本気度は、確実に選手・サポーターの胸の内に伝播しているのでは。あと2つ…。
そして、今季最終戦と言うことで、自身今シーズン8クラブ目のホーム最終戦セレモニー観戦。
人数がやたら多いのは育成年代も参加しているから。
寒かったのに加え、混雑を極度に嫌う体質をいかんなく発揮し、途中で今年最後の長良川競技場を離脱。
最後に伊藤寧々ちゃんで今年の長良川締め。
来年も岐阜でJ2の試合を見ることができ、おいしい飛騨牛を食べることができ、ねねころちゃんに会うことができる幸せよ…。
また、来年…。
以前もこのブログで書いた気がするが、鹿島・成田線から眺めるのどかな車窓が個人的にお気に入り。
古き良き日本とも言うべき風景がいっぱいに広がり、本当に癒される。
そうかと言って、ここに住みたいとは絶対に思わないが…。
ということで、3連休のど真ん中、かなりの早起き(自分比)をして電車に乗り込み、巨大な湖を渡って向かった先は…。
JR鹿島神宮駅である。
当初はここから大洗鹿島線に乗り換える予定であったが、地震により電車が止まっていたためバスに変更。
そんなこんなで鹿島国への入国を果たし、無事に目的地へ到着。
かつてここには神がいたのだ…。
振り返ればあっという間の今シーズン、J1最終節観戦の舞台に選んだのは…。
カシマサッカースタジアムである。
もともと前日プレミア12観戦の予定を組み込んでいたため、翌日は関東近辺と決めていたところ、グランパスの試合がうまい具合にここで組まれていたため即決。
ということで、2週連続の茨城遠征となったのは単なる偶然である。
さて、カシマスタジアムにおける最優先事項と言えば、もちろんこれ…。
日本随一と言っても過言ではない、スタジアムグルメである。
このために早起きをし、わざわざ朝食を抜いてやって来た。
さぁ、戦闘開始…。
何しろ油断するとあっという間にご覧の有様。
カシマスタジアムで食を楽しむには段取りが非常に重要。先手必勝とはどんなことにも当てはまる格言なのである。
本日のハイライト。
鹿島食肉事業協同組合さんの列に並んでいると、背後から「並んでいるところ撮らしてもらっていいですか?」の声。
「どうしよう…、決して自分は怪しいものでは…」とオロオロしていると、どうやらアド街ック天国がロケを行っていることが判明。
いったいどこの街がテーマなのかは分からなかったが、来年1月9日にオンエアーされるとのことで、もしかしたら日本全国にアホ面しながらもつ煮の列に並ぶ自分の後頭部が放送されるかもしれないと思うと、気が気で夜しか眠れない。
そんな喧騒をよそに、コンコースでグリーティングしていたしかおを発見。
何度かコンコースを往復していた自分が見たところ、都合2時間近くグリーティングをしていたような気がする。本当にマスコットの鑑である。
さて、本日ホームチームの鹿島は首位の広島を勝点差3、得失点差12で追う。
要するに、「広島0-6湘南、鹿島6-0名古屋」的な事態が起きないと逆転することができないわけで、第2ステージ制覇は極めて厳しい状態にある。
しかし、それでも可能性がある限り勝利を目指して戦い抜くだけ。
鹿島のゴール裏からは「奇跡を起こせ~」の聖者の行進チャントが高らかに響き渡る。
対する名古屋、西野朗監督とともに戦う最後の試合とあって、勝利で終えたい気持ちはことさら強い。
言ってしまえばただの消化試合かもしれないが、応援するサポーターのためにも、今年ラストゲームを締めくくるべく気持ちのこもった試合を見せて欲しい。
本日のスタメン。このメンバーで戦うことができるのも今日が最後。
原因は天皇杯で早々と負けたから…。
色々な思い出が蘇り、毎年この時期の試合は妙に切なくなってくる。
最終節を最終戦にしたいクラブ、最終節を最終戦にしたくないクラブ、最終節が最終戦と決まっているが意地を見せたいクラブ。
様々な思いが絡み合う2015年の最終戦、間もなくキックオフ…。
試合はホームサポーターの大声援を受ける鹿島が攻勢に出て、名古屋ゴールに襲い掛かる。
特にキレキレだったのがカイオ。
対面の相手を走力とテクニックでほぼ蹂躙。完全に名古屋DFが翻弄されており、いつ鹿島に点が入ってもおかしくない展開に。
しかし、クロスバーに助けられるなど最後のところで踏ん張り、鹿島に得点を許さない。
それでも後半9分…。
切りこんだ中村充孝が左足を振りぬき、ゴール右へ決める。
その後は両チームのカウンターでの応酬になり、見ごたえのある展開が続く。
終盤になると、名古屋は猛攻を受けるが、鹿島はチーム全体で守備に奮闘。
最後まで集中力の高いプレーを見せる。
結局鹿島が虎の子の1点を守り切り、最終節を勝利で締めくくったのであった。
最終スコア。
そして監督・スタッフ総出でサポーターに挨拶。名古屋サポーターからも大きな拍手。
個人的には優勝して以降下り坂のチームを引き受けたにしては、なんとか持たせたと思うが、怪我人が続出するなか手腕をなかなか発揮できず苦しい2年間であった。
何はともあれ、お疲れ様でした。
そして、鹿島のホーム最終戦セレモニー。
結局逆転優勝は叶わなかったが、最後まで戦い抜いた選手たちに大きな歓声が起こる。
というか自分、今年ホーム最終戦セレモニー見るのは7回目なのだが…。
鹿島・石井監督の挨拶。
今年は前半戦大爆死からのセレーゾ解任、石井監督就任による巻き返し、そして終盤での急激な失速と鹿島にとってはジェットコースターのようなシーズンだった。
それでもナビスコ優勝、2ndステージ2位とそれなりに結果を残したのは、鹿島が鹿島たる所以なのだろう。
チームの総合成績としては納得のいくものではなかったかもしれないが、新しい選手も台頭し、また来年以降強敵になる予感をビシバシ感じたのであった。
そんなこんなでスタジアムを離脱。
改めて広島サポーターの皆さま、年間勝ち点1位おめでとうございます。
何だかんだ言っても年間勝ち点1位のクラブが総合優勝でないと気持ち悪いので、CSは広島目線で応援したいと思う。
さて、試合終了後…。
そのまま帰っても良かったのだが、どうやら近くにあるようだったので、ふらっと参拝に行くことに…。
ここまではまだ良かったのが…。
境内は樹木が生い茂り、もともと夕暮れに差し掛かっていたこともあり完全に周囲は暗闇に…。
正直本気で迷子になるかと思った…。
おまけに、ここで余裕をぶっこき過ぎていたら、30分に1本しかない鹿島線&JR佐原駅でまさかの乗り換え40分待ちのコンボで帰りが終電ギリギリに…。ここが鹿島国と一部で揶揄される地であることを完全に忘れていた…。
鹿島神宮は来年以降の検討課題に…、また必ず来よう…。
日本の圧勝に終わったプレミア12の3位決定戦からおよそ2時間。
観戦仲間と食事のため一旦脱出した後、再び戻って来た東京ドーム。
この後、いよいよプレミア12初代王者を決める決勝戦が開催される。
外でのんびりしすぎたため、着いたのは試合開始直前。
ちょうど両チームの国歌が演奏されているタイミングで到着。
スタンドの様子。
「都市対抗の不人気カードよりも酷い」と言われた金曜日の準決勝ほどではないが、それでも決勝戦とは思えない寂しい客入り。
日本が負けた時点でだいたい想像できた光景ではあるが、それでも野球大国を自負する日本、この埋まり具合には少々がっかり。
今後オリンピックで野球競技の復活を目指すにあたり、「日本は野球が盛んと言っても、第3国同士の試合は客が入らない」と諸外国の方々に思われるのは、あまり宜しいことではないのではなかろうか。
両チームのスタメン。
と言っても、知っている選手はほとんどいないため、純粋に決勝の雰囲気を楽しむことに今回は徹する。
初回、唯一知っている選手を発見。
一際大きな歓声を受けていた李大浩である。
こちらは、朴炳鎬選手。
韓国プロ野球史上初となる2年連続50本塁打、さらに韓国プロ野球新記録となるシーズン146打点を達成した凄い奴。
来年よりMLBでプレーすることが決定しており、いつか自分に「俺、朴炳鎬を生で見たことあるぜ!」と自慢させてくれるような選手になって欲しいと思う。
さて、肝心の試合であるが…。
韓国が強い!というよりも、アメリカの不甲斐なさの方が正直気になった。
そもそもアメリカ代表、メジャーが出場しない上、マイナーリーガーも主だった選手はのきなみウィンターリーグに行っている。
今回のプレミア12、基本的に日台韓以外のチーム同士の対戦時は閑古鳥が泣くほどの状況で試合が行われていたが、今大会にメジャーリーグの選手が出場しなかったことも原因の一つと言えるだろう。
野球の国際大会で毎度見かけるこの構図、野球の世界的普及ではなくあくまでもビジネスとしか見ていないメジャーを如何に巻き込んでいくのか、野球競技の五輪復帰・定着とともに非常に重い問題であろう。
そんな一方的な試合展開に見かねたのか、試合途中からライトスタンドに「なんちゃって応援団」が結成される。
スクワット応援から始まり、マートン、エルドレッドなどの外国人選手テーマから夏祭り、横浜チャンス0などフリーダム。
現場にいた知人に確認すると、「試合展開に加え、アメリカのセンターの愛想がよく、応援しようという雰囲気になった」とのこと。
有志軍団の応援を背に受けつつも、試合はそのまま韓国優勢に進み…。
結果はご覧のとおり。
コールドのない決勝戦、序盤の時点では「いったい何時に終わるのだ!?」と心配したが、なんとか23時前にはゲームセット。
実力差もあるかもしれないが、それ以前に気持ちの差が表れた、妥当な結果だったかなという感想。
無関係な隣国同士の試合とはいえ、やはりこういった光景を見ていると込み上げてくるものがある。
次回の大会では、日本の雪辱にぜひ期待したいと思う。
時間も時間な故、ガランガランな状態で行われた表彰式。
思うに、3位決定戦と決勝を1枚の通し券で販売してしまったため、決勝を見たくても見られなかった韓国・米国の方も多数いらっしゃるのではなかろうか…。もう少しチケットの販売方法には工夫の余地があると思う。
もちろん初めての大会なので改善点があるのは承知している。今回出た課題を次回以降に活かして、せっかくなのでぜひこの大会を大きく育てて欲しいと思う。
そしていつの日か、「俺、プレミア12の第1回大会の決勝を現地で見たんだぜ!」と自分に自慢させて欲しいと切に願うところである。
ということで、今度こそ本当に今シーズンの野球観戦は全て終了。
既に来シーズンの日程が発表されているプロ野球、次回ここに来るのは来年の4月になるだろうか。もう11月も後半なので、流石に鬼も苦笑いくらいで許してくれるだろう。
長いような短いような野球界のオフシーズンも、いよいよ本格的に到来。また来年、様々な景色に出会えることを期待し、しばし休暇に入りたいと思う。
10月に 既に「今季最終観戦」を済ませたつもりだったが、様々な要因が重なり、期せずして「今季最終観戦」の仕切り直しをしてきた話である。
やって来たのはこちら。
今回が初開催となるプレミア12、記念すべき第1回目の大会を同じ国内でやっているとあっては、これは参加するっきゃないということで参戦した、東京ドームである。
列島が悔し涙に濡れた準決勝第1試合から2日。
この日の3位決定戦&決勝戦の通しチケットをゲットした際には、日中は某国同士の3位決定戦を観戦し、夜は侍ジャパン世界一への挑戦を見届ける、というシナリオを寸分も疑わず思い描いていたのだが、ご存じの通りにこの前々日の準決勝で韓国に敗れた侍ジャパン。
ということで、この日の3位決定戦は日本VSメキシコ。
こうなってしまっては、とにかく日本が今日試合を行わないという、最悪のシナリオを避けられただけでラッキーと、無理やりポジティブに考えるしかない…。
今年8月以来の東京ドーム。
周辺は完全にプレミア12仕様。普段とは異なる装飾が気分を盛り上げてくれる。
グッズ売店もなかなかの賑わいを見せていたが、悲しいくらいに購入意欲をそそるものがない。
日本シリーズやオールスターのときも感じたが、もう少しファンのことを考えたグッズ製作はできないものなのだろうか。
コースターだの定規だのと言われても、果たしてどれほど需要があるのやら。
プレミア12と言えども、東京ドームの売店は平常運転。全くプレミアムさは感じない。
せっかくの国際試合、これまたもう少し何とかならないものか。とっくに諦めているけど…。
この試合のマイシートは内野指定席3塁側。
開門直後ということもあり、ご覧の通りガランガランである。指定席エリアの人たちは、のんびり来るのであろう。
空いていることをいいことに、普段は絶対に立ち入らないバックネット裏に潜入してみる。
行き慣れた球場の慣れない風景に若干戸惑う。一生に一度くらいはここで試合を見てみたいものである。
中継に使用するのか、見るからに高そうな機材も…。
万が一壊そうものなら、恐らく一生働いても弁償はできないであろう…。
厳粛な雰囲気で行われる、試合開始前のセレモニー。
なお、国際試合を生観戦するのは2006年のアジアシリーズ以来。
そして、定刻の13時に試合開始。
「BRONZE MEDAL GAME」の文字が、分かってはいても虚しい…。
ライトスタンドに陣取る日本の応援団。
なお、日本代表ユニを持っていない自分。この日何を着て行こうか散々迷った挙句、結局いつもの日ハムユニで参戦。
「周りが皆代表ユニだったらどうしよう」と内心ビクビクしていたが、見渡したところ代表選手以外のユニを来た人が結構いて一安心。
まぁエルモさん
とかの例もあるし、たぶんよっぽど大丈夫だろう。
スタメンはこちら。
アルファベット表記で目立たないが、「田」のつく選手がスタメンに5人。
その「田」軍団が軒並み大活躍を見せた一戦となった。
日本代表の先発は、ソフトバンクの武田投手。
3回を投げて1安打無失点の好投。
3番のスワローズ山田選手。
先制ソロを含む2打席連続アーチで3打点。
今大会大暴れであった、5番のファイターズ中田翔選手。
2回に2ランホームランを放ち、大会通算打率.429、3HR、15打点でベストナインにも輝いた。
今大会打撃好調だった6番ドラゴンズ平田選手。
この試合でも2安打1打点で、打率.423で今大会を終えた。
そしてこの試合では7番を打った、ホークス松田選手。
2回、一塁に平田選手を置いた場面でホームランを放つ。
と、「田」軍団の打者4選手で、都合8打点の荒稼ぎであった。
日本の一方的な展開のなか、メキシコ代表選手で一番の歓声を受けていたのはこちら。
7回に登場した夢の両投げピッチャー、マドリガル投手である。
右打ちの中村悠平選手に対して右投げで投球後、続く左打ちの秋山には左投げで投球し、場内からはどよめきが。
もっとこのピッチャーを見続けていたいなぁと思っていたら…。
これで10点差となり試合終了。
今大会最終戦を今大会初のコールドゲームでメキシコを下し、日本が何とか意地を見せる。
試合終了後はノーサイド。
来た時にはガラガラだったスタンドも、試合終了時はこの埋まり様であった。
3位決定戦ということで盛り上がりが心配されたが、杞憂に終わった模様。特に、チケットに子供料金の設定がないにもかかわらず、スタンドにはかなり大勢のちびっこの姿があった。
国際大会を子供たちに見せたいという親御さんの思いの現れなのだろう。野球人気の低迷が叫ばれて久しいが、まだまだ捨てたもんじゃないと思わせられたのであった。
そんなわけで、初開催の「プレミア12」を銅メダルで終えた侍ジャパン。
始まる前は盛り上がるかどうか懸念される声も目立ったが、結果的に日本の盛り上がりはなかなかのものだったのではなかろうか。この日のドーム内でも見られた、異なるユニフォームを着た場内の全員が同じく喜ぶ光景は、シーズン中にはあまりお目にかかれない新鮮な眺めであった。
今回の悔しさをバネに、気づけばもう1年半後に迫っている「WBC2017」での世界一奪還を果たしてほしいと願っている。
最後に今日の一コマ。
試合終了後、ドーム入口で遭遇した桑田真澄さんそっくりさんの桑田ます似さん、原監督そっくりさんの原寅徳さん、そして松井裕樹投手のそっくりさん(名前不明)。
似ているかどうかは、皆さまの判断に任せたいと思う…。