濃厚完熟王バナナジュース


250円 ホームゴール裏1階コンコース


砂糖未使用・無添加。なのにどうしてこんなに甘いのだ!まろやかでかつスッキリした味わいは、今までのバナナの認識を根底から覆させられた。 飲みごたえ抜群。




しらす丼


500円 メインスタンド側1階コンコース


「仲町商店会」にて購入。ホンノリ潮の香り漂う味わい豊かなシラスの上に醤油とネギ。シンプルにして最強の組み合わせは箸を止めることを許してくれない。こんなものが500円で食べられるなんて本当に申し訳ない。





行方チャウダー(略して行チャウ)


500円 メインスタンド側1階コンコース


「麻生ハム」さんで購入。厚切りベーコンたっぷりのチャウダーだけで十分満足なのに、ムチムチソーセージが2本も…。肉の旨味がこれでもかとばかりに溶け込んだチャウダーに、もうメロメロ…。


悪夢のような広島の夜から一夜明け、体調も何とか落ち着いたことで、本日は予定通りこちらへ…。



長居公園の木々もすっかり冬らしくなり、年末感が色濃くなってきた12月最初の日曜日。Jリーグがある日々も今日でひとまず終わり。


J2から上がりたい人々。


J2に残りたくない人々。


J2に残りたい人々。


J2に上がりたい人々…。


いろんな人の思いがJ2を中心に交錯する1日。


今日、全てが決まる…。



6月 以来、今季2度目の訪問、ヤンマースタジアム長居である。


twitterを見ていると、入れ替え戦開始直前なのに某J1クラブのサポーターに完全に話題をさらわれていたが、自分はやはり現地主義。


みゃちょうの勇姿はあとでyoutubeで見ることにして、今シーズンのJリーグの最後の戦いに立ち会うためやって来た。



毎年恒例「夢と絶望がつまった90分」、日本で一番残酷な歓喜の一戦J1昇格プレーオフ


ご存じのとおり国立競技場が使えないこともあり、今年は初めて関西での開催。



今年の昇格プレーオフ、関西開催自体は画期的なことだと思うが、大方の人が危惧していた通り、昇格プレーオフにセレッソが勝ち上がって来たため、中立地開催ながら完全にセレッソがホームアドバンテージを得ることとなってしまった。


スタジアムについては、お金や日程調整など様々な要因が絡む話なので仕方がないことだとは思うが、改めて国立競技場の偉大さを失ってから実感する訳で…。



そんなわけで、到着したのは開門1時間前の12時。


流石にセレッソ側は既にたくさんの人が列を形成している。



苦しかったシーズンの総決算。


J1復帰への最後の戦いを前に、サポーターが思い思いにメッセージを書き込む。



するとオオカミにエンカウント。


大一番の前でも、いつもと変わらぬ姿でサポーターを出迎える。


一方、日本で一番遠いホームゲームに集結したアビスパ側。


セレッソと比較するとさすがに人数は少ないが、それでもここが大阪だということを忘れさせてくれるような凄まじい熱気。


広島からの移動時においても、山陽新幹線や御堂筋線の車内でたくさんのアビスパサポーターの姿を見かけ、気合のほどがうかがえる。



「J2に来ないで…」でお馴染みの某アカウントではない。


…と言うか生きていたのねあなた…。


元祖Jリーグのマスコット「Jリーグキング」も、昨日の広島から強行日程で駆け付けた。


この後は阿佐ヶ谷ロフトか…。


なお、個人的に昇格プレーオフ決勝は第1回目から皆勤賞継続中。


近年は一年間の遠征の締めと個人的に位置付けている総決算。


基本的に長期戦で行われるプロの試合。そんななか、ここまで1試合だけに全てを賭けるシチュエーションは、なんだかんだ言っても早々見れるものではないし、見る人を引きつけるものがある。


もちろんプレーオフ制度に関して様々な意見があるのは知っているし、3位クラブの複雑な気持ちは分かる。ただ、シーズン開始前に「こういうルールでやります」と決めてスタートしての順位。


さらにJ1やプロ野球のCSと違い、こちらはタイトルが影響してくる話でもないので、個人的には昇格プレーオフのレギュレーションはありという認識でいる。


なにより不謹慎かもしれないが…、楽しくてしょうがない。 それぞれの想いがぶつかる瞬間に、 立ち会うことができる…。



セレッソ側のベンチ。


メンバー入りできなかった選手のユニフォームがズラッと。


出場できない選手も含めて一丸となって、みんなでJ1に帰る。この夢を叶えることが果たしてできるか…。

















マスコットも勢ぞろい。


何だかんだ言っても、こういった試合に各クラブがマスコットを派遣(セレッソはホームだが…)するようになったのは、凄くいいことだと思う。



試合開始前の一コマ。


放水器の故障!?逃げ惑うカメラマン椅子は水でビタビタに…


Jサポーターなら誰もが新潟を思い出したであろう試合前の一コマ、試合に水を差すような事態にならなかったのが不幸中の幸いか…。


グランドレベルでのハプニング?は続く。流石笑いの本場である。


このピンクのオオカミ、サトミキちゃんになんと失礼なことを…。


「おい、そこの丸いの。10円やるからその場所代われ…。」




そうこうしているうちに、ピッチ内練習がスタート。


選手が登場し、大歓声が沸き起こるセレッソゴール裏。



昨シーズンは大型補強を敢行しながらまさかの降格。


そして今年、圧倒的な戦力を有しながらのまさかの大苦戦。まさかの昇格プレーオフにまさかの監督交代…。



昨年サポーターに誓った「一年でのJ1復帰」、今日が約束を果たすラストチャンス。




激動の2015年の44試合目。チャレンジャーとして直向きに、タレント軍団が真価を見せる。





ゴール裏に咲き乱れた季節外れの満開の桜。


来たる春にはJ1で帰り咲く。


一方のアビスパ。


2年前には資金繰りの悪化からクラブ消滅の危機を迎えるも、たくさんの人々が救ってくれた。



今こそ支えてくれた人たちへの恩返しのとき。



アビスパブルーを蘇らせてくれた、ジャパンブルーのレジェンドと共に…。






消滅危機からJ1へ…。

キセキは起こせる、博多の男なら…。



リーグ戦の勝ち点差と同じ実力差を見せられるか、一発勝負のトーナメントで下剋上なるか…。


独特の緊張感、高揚感が徐々に高まるスタジアム。




スタメン発表は、今年もそれぞれのスタジアムDJが実施。


ということで、セレッソは西川大介さん、アビスパは信川竜太さん。
























この90分で全てが決まる。


今年最後の始まりを告げる笛の音が響き渡る。



試合は長居開催ながら2ndユニフォームのセレッソがボールを保持する展開。


勝たなければ昇格できないセレッソ、積極的に攻撃を仕掛けていく。



細かいパスを繋いで攻撃を組み立てていくが、なかなか福岡の守備陣を崩すことができない。


強固な守備ブロックを敷いて引いて守るアビスパ守備陣、そして最後尾にそびえるは守護神の中村航輔、そう簡単には破れない。



対するアビスパも、攻撃のキーマンであるウェリントンは激しいプレッシングで自由を奪われ、思うように攻めの形を作れない。



静かな立ち上がりとなった中、前半22分アビスパにアクシデント発生。


酒井宣福が負傷交代。アビスパは前線の高さを1つ失ってしまう。


その後、両チームにシュートチャンスが訪れるも、いずれも決めることができず、前半はスコアレスドローで折り返す。



後半、立ち上がりから少しずつセレッソが攻勢を強め、徐々にペースを掴みだすと、後半15分…。






抜け出した玉田がスライディングシュート、流石にこれでは中村航輔もノーチャンス。


セレッソサポーターの大歓声が響き渡る中、鮮やかな先制ゴール。



これで昇格にはゴールが必要となった福岡、ようやく固さが取れたか、ギアをあげてセレッソゴールに迫る場面が増える。



しかし、ゴールを決めきれず、逆にカウンターからあわやの場面も…。


徐々に焦りが募るなか、試合を動かしたのは古巣に帰って来たこの男だった。











狂喜乱舞とは、今のアビスパサポーターのことをいうのだろう。


後半42分、こぼれ球に反応した中村北斗がえげつない角度からゴールにたたき込む。


今シーズン、プロ生活をスタートさせた地に戻って来た北斗が、大事な場面で値千金のゴールを決める。


引き分けでは昇格できないセレッソ、この後必死の反撃。



刻々と残り時間が少なくなっていくなか、前に人数をかけてパワープレイを展開。



試合終了間際のセットプレー、GKのキム ジンヒョンも攻撃参加。


しかし、これも決めることができず、ここで試合終了を告げる笛の音が響き渡る。








ついに、ついに、ついに…。


J2・3位チームがプレーオフ突破を果たした。





C大阪、選手もサポーターも動かない、動けない。


ただただアビスパの歓喜の輪を見つめるだけ。








さっそくレンタル組を返したくないアビスパサポーターが早めのアピール。


「これからも福岡の酒井宣福」

「亀川諒司 走る男は博多の森がよく似合う」

「中村航輔 2016年は福岡からRioへ」


そしてまさかの「セレッソ大阪!」コール。あのサポーターがねぇ。





しかし、セレッソ側は誰も反応することができない。













どうでもいいが、セレッソ側「負けた時用」の弾幕をあらかじめ用意していたのか…。




セレッソ選手の挨拶が終わり、ようやく心の整理がついたか、セレッソゴール裏から「アビスパ福岡!」コール返し。


エネルギーが必要な勇気あるコール。本当に尊敬する。



結局アビスパはリーグ戦の勢いそのまま、公式戦10連勝でJ2を突破。


試合前は「3位はプレーオフを突破できない」などというジンクスが囁かれていたが、なんてことはない。


チャンピオンシップだろうが昇格プレーオフだろうが、結局は1年間の積み重ね。サッカーの神様はちゃんと見ているのだ。







自分の近くに座っていたアビスパサポーターの親子、子供がしきりに「来年はJ1なんだよね!」と父親に訪ねていた。


5年は長かった。今やJ1を知らない世代も数多くいる。経営危機のどん底を乗り越え、クラブ創設20年の節目の年にJ1昇格を果たすことができたアビスパ。


支えてくれた人々や新しい世代に、どんな夢の続きを見せてくれるのか、来年のJ1での活躍を改めて期待したい。



強者どもが夢のあと…。


試合前の高揚感と、試合後の歓喜・絶望は、W杯での日本代表にも劣らない魅力がものがあると改めて感じた本日の試合。


敗退した時のそれと 座り込む選手、泣き崩れるサポーター。最後のチカラを振り絞って感謝のコール、そして誰もいなくなってゴミを拾うサポ。


どのスタジアムにも感動は平等に落ちてる。




今季の自分の遠征はこれで終わり。


今年もたくさんの夢をスタジアムで見させてもらった。


気は早いが来年のJ2…。


策士小林、反町、石崎を擁する降格組の清水松本山形。涙をのんだC大阪。J2の門番、千葉。着実に力をつけてきた愛媛長崎。遂にJ1チャレンジの北九州。巻き返しを狙う東京V。2008年地域決勝石垣島組の山口町田が殴り込み。J1経験クラブの京都札幌徳島横浜FCもこのままで終わる訳がない。


なにせ、去年J2・7位の大分が来年J3で、去年J2・16位の福岡が来年J1…。分からん、この魔境J2は本当に分からん。


いろいろと生活が忙しいが、まだまだ来年もJ2を追いかけるのを止めるわけにはいかないね…、これは。


でも、しばらく休憩…。


本日が2015年最後の遠征、やって来たのはこちら。


2か月ぶりの広島である。


目的はもちろんJリーグチャンピオンシップ決勝。今シーズンの集大成、プラチナチケットの入手に成功したため遠征を敢行。


いろいろと2ステージ制の是非について議論は尽きないものの、それでも2015年Jリーグ最後の大一番に立ち会うことができる喜びは相当なものがある。本当にゾクゾクしてくる。


ワクワクしながらやって来た訳なのだが…。



…数時間後。


何故か自分は、試合が始まっているのに広島市内のホテルにいる


実は広島到着後、突如急激な寒気に襲われ、不安に苛まれながら予定を変更して先にホテルにチェックイン。体温計を借りて測ってみたところ、まさかの38.5度を記録…。


ということで、愛知県からわざわざ広島くんだりまで出向いたのに、ホテルにてテレビでチャンピオンシップを観戦するという最悪な展開に…。


いったい自分が前世で何をやらかしたのか全く分からないが、こんなに悔しい遠征も久しぶり…。



試合のことは思い出すのも嫌なので、とりあえず「まだ元気だったうち」に周ったときの写真をいくつか…。


今回の食事は、お好み焼きの誘惑満載のなか、敢えて別の本場を本場で食す。


まぁ店舗自体は名古屋にもあるが、野暮なことは言わない。「廣島つけ麺本舗ばくだん屋」さんである。




頂いたのは、広島つけ麺(並)802円なり。


冷たく締められたコシのある細麺にたっぷりのゴマだれを浸すと、後から追いかけてくるピリッとした辛味。これが妙に癖になる絶妙な塩梅。広島が誇るご当地グルメ、ごちそう様でした。



こちらは2010年以来の訪問、マツダスタジアム


このスタジアムの嬉しいところは、特段イベントが開催されていなければ、有料試合のないときも自由にコンコースを見学することができるという点である。


自分のような球場巡りをしている人間にとってはこれはかなり有難い。 また、地域の人にとっては、より球場が身近に感じることができるのではないだろうか。



残念ながらグランドは芝生の張り替え工事中と言うことで、野球場には似あわない重機と茶色の土がむき出しになっている。


ここでの試合観戦もだいぶご無沙汰になってしまっているので、また来年以降、雨天中止リスクに負けずに機を見て訪問したいと思う。



それにしても驚かされたのが、オフシーズン真っただ中なのに見学者が自分以外にも結構いたということ。


こちらのスタジアムはグッズショップも併設してるが、入れ代わり立ち代わり結構な人が訪れていた。







よくよく周りを注意して歩いていると、あちこちに赤色が息づいているのが分かる。


改めて、ここがどんな街なのかを痛烈に実感させられることとなったのである。


この辺りから徐々に体調が悪くなってきたものの、執念で平和記念公園も見学。



こちらが問題となっている球場跡地。



中は完全に更地となり、周囲を壁で覆ってしまっている。



市のど真ん中にある一等地、本当にもったいない。


この問題は個人的にも既に何年も追い続けているが、一向に進展しない議論にさすがにこちらもくたびれてきた…。


本当に一日も早くスタジアム問題が進展することを願ってやまない。



最後にいくつか購入したお土産も。


こちらは八天堂のクリームパン。生地はフワフワ、中のクリームとの組み合わせが非常に上品な一品。


遠征民的には広島駅の構内で購入できるのも嬉しいところ。



広島まで来たら、やはり素通りすることはできない。こちらは「むさし」の山賊むすびである。



昆布、鮭などが入っており、少々塩味が強いのだが、これがまたいい。


広島と言えば個人的にはこの味が最初に思い浮かぶ、本当に「お金を払っても食べたい」と思わせてくれる数少ないおにぎり。



こちらは「はっさく大福」。分かりやすく言うと、いちご大福のはっさくバージョン。


ただ、あんこは「白あん」、もちは「みかんもち」と別物。白あんの上品な甘さとはっさくのあまずっばい味は、ぜひ食べてほしい1品。


ということで、片道13,000円の交通費+チケット代7,000円+ホテル代7,000円を思いっきりどぶに捨ててしまった今回の広島遠征。


これに懲りず、またいつかリベンジ…できればと思う。




常陸牛 牛串ステーキ


700円 ホームゴール裏1階コンコース


「やまびこ」で購入。包み込むような優しい脂の甘さと柔らかいお肉。特製おろしダレでパクパクと…。


チーズミートごはん


310円 1階内野コンコース


「ピエトロ ミオミオ」で購入。ミートソースを使用したドリア。ご飯とミートソースの相性が思いのほかよく、たっぷりのチーズも嬉しい。そこまでボリュームはないものの、「もうあと一品!」というときにはおすすめ。


スパイシータンドリーチキンのサラダパスタ


510円 1階内野コンコース


「ピエトロ ミオミオ」で購入。同店は京セラドームやヤフオクドームにも出店しているが、こちらの商品は東京ドーム限定販売。要は振って混ぜて食べるタイプのサラダパスタだが、新鮮な野菜のシャキシャキ感とモチモチ麺の組み合わせが相変わらず心地いい。タンドリーチキンはアクセント程度だが、麺自体はそこそこ量があり、食べごたえもある。


ナンドッグ


500円 1階内野コンコース


カレーソースが塗られたナンに東京ドームではお馴染みの即席粗挽きフランクとチーズ。この面子の組み合わせなので基本的にまずくはないが、特別旨くもない。ナンが紙トレーに引っ付いてしまい、剥がすのに異様に苦労する仕様は何とかして欲しい。




フルハロ


500円 場外フードコート


ふわふわサラサラな氷の上に、フローズン状態にした各種フルーツを3つ選んでトッピング。問題は2つ。①律儀に上から順に食べ進めていくと、終盤は味がしないフレークをひたすら食べ続ける羽目になる②白玉がフローズン状態を超えてガチガチに凍って出てきたこと。これならそのまま食べた方が絶対美味いと思う。