トムヤムもつ煮


350円 場外フードコート


今までありそうでなかった一品は、想像以上に「トムヤムクン」化していた。モツや野菜はしっかり煮込まれており、独特の香辛料が苦手でなければあり。体も心も暖まる。



鬼まんじゅう


300円 東イベント広場


愛知県を中心に親しまれている、角切りにしたサツマイモを練り込んだ蒸しまんじゅう。驚きはないが、どこかホッとするような素朴な味わいが魅力的。何より、愛知県民の自分にとっては幼少より慣れ親しんだ味ということもあり、非常に「地元」を意識させられる。こういうスタジアムグルメにも、もっとスポットライトが当たってもいいと思う。








Q:今あなたは何をしていますか。


A:Jリーグの試合を見るため、スタジアムに向かって歩いています(なお、今自分は東京都内)。




さすが山の中、町田市の鳥であるカワセミも発見。


実に4年ぶり の登山を経て、本日の目的地は町田市立陸上競技場である。



久しぶりの訪問となったが、前回は見られなかったエアー遊具やイベント用ステージが設営されており、試合開始が近づくにつれてなかなかの賑わいを見せていた。


イベントステージのMCが「本日の対戦相手は…、TDK!」と煽っていたのが個人的には印象的。



そのステージで熱唱されていた本日のゲスト、ソレイユあやめさん。


「今年、日本シリーズで連覇を果たした福岡ソフトバンクホークスの公式戦にて国歌斉唱を行ったこともある歌手」という、どう受け止めればいいのか見当がつかない説明書きがゼルビアホームページに掲載されていた。


さて、ゼルビア町田の本拠地である町田市立陸上競技場であるが、2009年よりJ2ライセンス取得のための工事を行っており、遅れながら今回が改修工事終了後初訪問となった。


確かにこんな洒落た入場ゲート、自分の記憶の中には全くない。



改修の目玉は、なんと言っても増築されたメインスタンド。



【参考】前回訪問時のメインスタンド(2011年10月撮影)。


こうして見比べてみると、今や当時の面影は全くない。



バックスタンド側から見たメインスタンドも…。



ご覧のような変わりっぷり。



ここだけ切り取って見てみると、迫力ある構えに圧倒されてしまう。


屋根つきで、見たところ傾斜もあり、非常に見やすそうな印象。



一方、バックスタンド側。


こちらは4年前訪問時と同様、傾斜のない構造で相変わらずピッチが見にくい。


もっとも改修工事前は芝生席だったことを考えると、これでも格段にグレードが上がっている。


将来的にゼルビアがJ1参入を視野に入れたときには、こちらも増築されるのであろうか…。



本日のアウェイチーム、ブラウブリッツ秋田サポーターの皆さま。


今シーズン秋田は苦しい戦いが続いたが、第3クールに入ると戦いぶりに安定感が増し上位チームを次々に撃破。前節藤枝に敗れるまでなんと7勝2分と、完全にJ3の台風の目となっている。


好調な秋田の戦いぶりも本日の注目点の一つ。



一方、こちらは町田のゴール裏に掲げられた、「行こうぜJ2」幕。


先日、福島サポーターから提出された ものを折りたたんで提示。


他サポの期待も受け、J2をかき回すホームの町田。


ここに来て6連勝と猛烈な巻き返しを見せ、現在首位・山口と勝ち点2差と、激しい優勝争いを演じている。


好調なチーム同士の対決に加え、J3の行方を占う非常に重要な試合、本当に楽しみである。



「コピーしすぎたんで、どんどんもらってください!」とバックスタンド側まで出張して歌詞カードを配布する町田サポーターさん。


背番号こそ違えど、自分には後ろ姿が勝又にしか見えなかった。




選手入場時、ゴール裏から提出された「町田魂」ビッグフラッグ&「町田市章バンデーラ」



そして「オレ達はテッペンしか見ていない」弾幕。


逆転優勝を信じ、気勢を上げる町田サポーター。



ということで、そもそもの週間予報では雨予報だったが、蓋を開けてみれば11月中旬とは思えないような暑い日差しのなかでの運命のキックオフ。


昨日水戸にいたときと同じ真冬装備で参戦したため、エライ目にあったのは内緒で…。




そんな試合、立ち上がりにいきなり動き出す。


町田のコーナーキックのチャンスから、再三ブロックされるも最後は李漢宰が押し込む。


町田が早くも先制。


その後も町田は素早い寄せと球際の強さを見せ、終始圧倒。


秋田に付け入る隙を全く与えない。


そんななか、ふと秋田ゴール裏へ目をやると…。





秋田ゴール裏の名物応援「トラパンツ」 である。


歌詞に合わせてコロコロ弾幕が変わる様子に気を取られ、町田のシュートシーンを見逃してしまった罪な応援である。



その秋田であるが、カウンター狙いなのか、無理には攻めていない印象。


前半は町田優位で進み、後半へと折り返す。



後半に入ると秋田がボールを持つ時間が徐々に増えるが、最後のところで町田ディフェンスが体を張った守りを見せ、秋田に決定的なチャンスを作らせない。






そして後半20分、李漢宰が高い位置でボールを奪うと、細かくパスをつなぎ最後は鈴木崇文がゴールにねじ込む。


町田に貴重な追加点。



その後も町田は終始安定した試合運びを見せ、結局試合は危なげなくクリーンシート。



最終スコア。


秋田は見た感じ今日は期待していたほどでなく、正直物足りない印象。


ただ、それだけ町田の強さが光っていたと言えるのかもしれない。


試合終了後、秋田のゴール裏からは拍手。


内容的には完敗と言ってもいいものであったが、今シーズンの最後で力を発揮し、J3を盛り上げたのも事実。


少しずつ少しずつ、いつかは町田のようにJ2、そしてその先へと羽ばたいて行って欲しい。


秋田の試合を現地観戦したのは初めてだが、これからも見守っていきたいと思う。



試合後は、町田のホーム最終戦ということでセレモニーが行われる。


本日長野が敗れ山口が引き分けたため、町田の2位以内が決定。


そして山口・町田の勝ち点がとうとう並び、J3優勝&J2自動昇格枠の争いは最終節に委ねられることに…。


場内を1周する選手に、町田サポーターから大きな歓声&拍手。


サポーターと記念写真という、昨日水戸でも見た光景。



そしてスタジアムに誇らしげに響き渡る町田市歌。


本日終了時点で


首位 山口 77 +60

2位  町田 77 +34


得失点差がかなり離れているため、町田が逆転優勝するには事実上


町田△→山口●

町田〇→山口●△


のときのみであろう。これ以外だと確実にFIFAが動く案件


町田としては、まずは次節自分たちが勝ち点を掴んだうえで、天命を待つ形となる。




とはいえ、一時は山口が独走していた今年のJ3、まさか最終節までもつれるとは正直思わなかった。


結局我々は、いつだって日程くんの手のひらで踊らされているだけということなのだろう。


果たして栄冠を掴むのは、山口か、町田か…。







Q:今あなたは何をしていますか。


A:Jリーグの試合を見るため、スタジアムの最寄駅に到着したところです。



ということで、本日やって来たのは日本一奪還に燃えるこちらの街。


品川駅から常磐線特急に乗れるという事実に未だ違和感を覚えつつも、まだ新しいピカピカの特急ひたち号に乗り込み向かった先はこちら、水戸である。


悲しいくらい冷たい雨が降り注ぐなか、シャトルバスに乗り込み向かった先は…。



もちろんこちら。


ケーズデンキスタジアム水戸である。


本日はJ3降格に崖っぷちな栃木J1昇格&J2優勝がかかる大宮と非常に迷ったが、客席に屋根があることが決め手となり、2年半ぶりの水戸訪問となった。



到着するや否や、もはやケーズデンキスタジアム名物と言っても過言ではない巨大ガルパン幕がお出迎え。


想像以上の大きさで正直圧倒された。



当日券(2,600円)を購入しようとしたところ、「あちらで販売しているTシャツ(2,000円)を購入すると、そのままチケット代わりになりますよ~」と言われ購入した「ホーリーホックブルーミング!Tシャツ」


たぶん、盛大な在庫処分だと思うが、思わぬ形でお買い得にチケット購入。



さらに、グッズショップでは昨年のガルパンコラボユニが5,000円で投げ売りされていたので即購入。


レジを打っていた沼田社長に満面の笑みで「ご購入ありがとうございます!」とお礼を言われて大満足。


こちらのアンコウユニ、現在自宅でも部屋着として大活躍をしている。



こちらは選手バスの到着を待つ水戸サポーター。


水戸にとっては今シーズンホーム最終戦


確率的にはJ2残留をほぼ決めているものの、今日勝って自力で残留を決め、ホームで有終の美を飾りたいところ。



こちらは、シンガーソングライター宇宙まおさんのミニライブ。


水戸ホーリーホック応援ソング「無限の力」 の作詞作曲を行ったとのこと。



そして水戸のマスコット、ホーリーくんも登場して「ホーリーくんのうた」に合わせて踊り始める。


正直、ホーリーくんのダンスよりも、帽子のサイズが合わず脱げそうになり、四苦八苦していた宇宙まおさんの方が印象に残っている。




そんなステージを羨ましそうに眺める札幌のマスコット…!?


じゃない方のドーレくんも本日は水戸遠征。



はるばる遠征してきた札幌サポーターの皆さま。


前節の勝利でプレーオフ圏内に勝ち点3差と迫り、数字上は札幌にもまだJ1昇格プレーオフ進出の可能性が残っている。


可能性がある限り決して諦めない。大きな声援で選手を後押しする。



そしてケーズデンキスタジアム名物の雨宿り


今日みたいな天候だと、やはり屋根のありがたみを感じる。




ホーム水戸サポーター。


「勝つ」という横断幕が非常に印象的。






どうしても探してしまうガルパンゲーフラ。


これだけ話題になっているものの、実はこのアニメを見たことがない。


一応「ドメサカ民」のはしくれとして、今オフ時間ができたら一度見てみようか…。



メインスタンドのあちこちで見かけた、ホーリーくん仕様の帽子。


冷たい雨が降りしきる本日の関東地方、普通に防寒具として活用できそうな感じだったので買おうかどうか本気で悩んだが、愛知県に持ち帰ったあとの活用方法に疑問を抱き今回は見送り。


最近はこういうマスコットの帽子を販売するクラブが増えてきたなぁと。



本日のスタメン。


自分の世代的にはドンピシャな選手が目白押しの札幌スタメンが一際目を引く。



試合は札幌の小野を中心としたパス回しに苦戦。


押し込まれる展開が続き、何度もピンチを迎える。



そして前半24分、札幌・都倉のミドルシュートがDFの手に当たりハンドの判定。


札幌がPKのチャンスを得る。



これを都倉がきっちり決める。


自身J2通算150試合目となる節目の試合で自ら祝砲をあげ、札幌が先制。


前半の水戸はシュート1本のみ。


全く見せ場を作ることができず、逆に何度も札幌にゴールを脅かされ、正直どうなることかと思いながら見ていたが…。



後半。水戸はサイド攻撃に活路を見出し、根気強く攻撃を展開。


徐々に水戸のシュートシーンも増え、スタジアムにも徐々に期待感が高まった後半26分…。






左からのクロスを三島が中に折り返し、最後はフリーになった鈴木雄斗が豪快に右足を振りぬく。


水戸が同点に追いつく。



試合開始前は小降りだった雨は試合開始と同時に豪雨に変わり、本当に寒いなか行われた本日のホーム最終戦。


そんな天気にも関わらず多数のお客さんがつめかけた本日の試合、その結末は本当に劇的なものであった。





後半89分、コーナーキックに三島があわせ、試合終了間際に水戸が勝ち越し。


メインスタンドは狂喜乱舞。


諦めない札幌もアディショナルタイム、ゴール前で敵味方入り乱れてのワーワーサッカーから放ったシュートがポストを直撃するなど執念を見せたが、そのまま水戸が逃げ切り、見事に自力でJ2残留を決める。




ということで最終スコア。



本日の敗戦でJ1昇格プレーオフへの望みが絶たれてしまった札幌。


また来年出直し…。



そして水戸のホーム最終戦セレモニーへ。


売店のレジ打ち担当…ではなく、挨拶をする水戸の沼田社長。



そして西ヶ谷監督。


場内マイクで喋ると自分の声が遅れて聞こえるからか、「謎の言語」を連発するなど、もの凄くカミカミなスピーチに本人も苦笑い。


ゴール裏に挨拶する選手たち。


サポーターからは、6月に志半ばで解任された柱谷前監督のチャントも…。



サポーターと一緒に記念写真。



水戸は本日の試合で、クラブ創設以来初となる年間観客動員数10万人を達成。そこには、かつて「Jリーグ観客動員ワースト」として欽ちゃんの番組に登場した面影はもはやない。


今日のメインスタンドも、様々な年代のお客さんがつめかけ「近所のおじちゃんおばちゃんが、サッカーのルールをきちんと理解していないけど、おらが町のクラブに一喜一憂している」的なアットホームな雰囲気が非常に印象的であった。


同じ県内に「いけいけどんどん」的な雰囲気のゴール裏をもつクラブがあるが、水戸はこの雰囲気をぜひ大切にして欲しいなぁと。


試合終了の瞬間、隣に座っていた水戸サポーターのおっちゃんに抱きつかれた身としては、切に感じたところである。



水戸の最終戦は来週京都で。


この時期の京都は殺人的混雑だと思われるが、ぜひ楽しんできてほしい。



ということで、名残惜しくもスタジアムを脱出。


次回このスタジアムに来たとき、果たしてスタンドはどんな風景を自分に見せてくれるのだろうか。楽しみにしたいと思う。



そして、帰りのJR水戸駅にて。









うむ、とりあえずオフにきちんとアニメを見ることにする…。


クラブだけでなく街全体にアニメが息づいている…。ここまで徹底されると逆に興味がわいてくる…。


なお、このアニメの新作映画が11月21日に公開されるとのこと。ぜひ劇場へ…。



信州そば


600円 東イベント広場


「豊田スタジアムグルメ1」 で紹介した蕎麦が、いつの間にやらキツネそばに変わっていた。肝心の油揚げはカップめんでよく見かける真空パックレベルだが、相変わらず蕎麦のレベルは高いので取り立てて不満はない。



ほうとう


500円 西イベント広場


対戦相手にちなんで甲府戦限定グルメ。きちんとしたほうとうを食べたことがないのでよく分からないが、汁はダシを取っていない味噌汁のような薄さ。野菜も固く、正直いまいち。

 




ローストビーフ握り


390円 西イベント広場


2015年ホーム最終戦限定グルメ。肉の厚み・味・大きさは申し分ない。鮮やかなピンクを目で楽しみ、柔らかくしっとりとした肉を舌で楽しむ。