低予算和製ゾンビ・Vシネマ「バトルガール」の紹介ページです。
「バトルガール」
(1991年 日本 74分)
ゾンビもののVシネマ。
舞台は隕石落下でゾンビワールドと化した東京。
素敵なバトルスーツに身を包んだヒロインが、
悪者やゾンビと戦うSFアクション・ホラー。
主演の女子プロレスラー・キューティ鈴木が可愛い。
これに尽きる。
演技は緩めだが可愛いので許して。
全編ゾンビ・サバイバルで緊迫した状況。
そのせいか全体的に少々起伏に欠ける印象。
冒頭の隕石落下や、
破壊用のダミーヘッド等、
作り物感ある当時の特撮が楽しく、懐かしい。
ヒロインと敵のゾンビ兵士たちを演じるのは女子プロレスラー。
近年の洗練されたアクションを見慣れた目に、そのバトルは重くスロー。
まあ、時代の違いか。
ちょっと 謎だったのはヒロインと敵ボスの決戦。
バトルの決着部分を、引き画のワンカットで遠巻きに見せてしまう。
時間に追われたのか?
ENDクレジットで気付いたが、
カルト・ホラー「処女のはらわた」のガイラ監督作品だった。
SFX監督の松山仁という方は、
かつて自主映画界で早い段階から本格特殊メイクを取り入れていた人。
私、深沢はこの方の特殊メイク講座に参加し、
そこで購入した当時貴重な型取り剤で、初めてダミーヘッドを作った思い出あり。
更に特殊メーキャップ担当の杉本末男氏は、
現在日本の低予算映画界を支える「はきだめ造型」の主要メンバー。
同じ舞台設定の「ハウ・トゥ・キル・ゾンビーズ」という作品があるが、
これはどうやら続編企画らしい。
ただ、映画は未完成で、
武器解説を追加してゾンビと戦うためのハウ・トゥものにデッチ上げられ、
3本のビデオソフトに分割して発売された。
そちらの解説は下記から↓
(執筆順、2→3→1の順でお読みください。※1を後から入手したので)
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