#3850(8/15話)『マジすか学園4』 | 第7シーズン

第7シーズン

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新説『マジすか学園4』


#3850(8/15話)『アイドルに転職は難しい200 明らかになる正体』



「SF翼のない白雪姫(26/33話)」


<ブラックシープス>

白雪姫・みーおん(AKB48 向井地美音)

アツリーヌ(前田敦子)

さーなん(髙寺沙菜)

小林由依

今泉佑唯

守屋 茜

志田愛佳

平手友梨奈

長濱ねる

リョウ (北川綾巴)

カチドキ(堀 未央奈)

長沢菜々香

渡辺梨加

音 葉(町 音葉)

ユ キ(矢作有紀奈)

モ エ(矢作萌夏)


<うどん はた屋>

よこにゃん(SKE48 北川愛乃)

はたごん(SKE48 髙畑結希)

ちかこ(SKE48 松本慈子)

優莉奈(AKB48 行天優莉奈)


<都会のアイドル>

ゆうゆ(SKE48 大谷悠妃)




<カプセル販売員>

舞 香(=LOVE 佐々木舞香)



<販売員の一味>

せなたん(∴ヒロイン転生 星乃宮せな)



新しいカプセルの発表会に突如現れたゆうゆが、舞香たちの企みを次々と明かしていく。


そんな中、舞香たちの正体をばらすという言葉が、ねるは気に掛かる。すると隣から肩を突付かれ、由依が聞いてくる。

『一体どうなってるの?あの舞香って人と仲良くしてたんでしょ!それが怪しい雲行きになってるじゃない!カプセルを使ってこの街を乗っ取ろうなんて話になってるし!』

ねるが分かる範囲で答えておく。

『まず、仲良くしてた訳ではないから。あの人からカプセルの説明を聞いてただけ。ゆうゆがこんなところに現れて訴えてるんだから、私はゆうゆのことを信じるよ』

『じゃあ、奴らの仲間が吹き飛ばされたのは、どーいうこと!?』

『あんなことをやれるのは、さーなんしかいないじゃない』

『なるほどね。じゃあ、ゆうゆが正体をばらすと言ってるのは?』

『そう言ってるんだから、あれが本来の姿ではないということなんじゃないの』

『だったら、せなたんはどうなのよ。あんたたちが連れて来た子でしょ。奴らの一味だったそうじゃない!』

由依が矢継ぎ早に迫ってくるので、ねるはさすがにウンザリする。

『私だってそんなに詳しいことは分からないよ!ゆうゆがはっきりさせてくれるんじゃないの!』


次の瞬間、ゆうゆに新たな動きがあった。ついに正体を明かそうとする。
『いいわ!そうやって黙ってるのなら、ゆうが言ってやる!あなたたちは知能が発達した異形のミュータントで、棲み家を探して、さ迷ってるんでしょ!可哀想だとは思うけど、普通に暮らしてる人たちを巻き込んだり、土地を奪おうとするのはやめて!ゆうたちの前から姿を消して!』

ゆうゆが発した、ある単語の意味が分からないねるだが、大体の予想はつく。すると目の前でその意味が判明した。まずは演壇の端で大人しくしていたせなたんの身体に異変が起きた。白雪姫にもらった服が弾け飛び、その下から姿を現したのは、全身が緑色で爬虫類のような顔した生物だ。目は拳くらいの大きさで、鼻は小さな穴しかなく、口は鋭角で顔の下半分を占めている。続いて舞香も同じように異形のミュータントに変貌した。

とうとう体育館が悲鳴に包まれた。確かにこれまで3つのカプセルは評判通りに効果満点だったが、この異形のミュータントたちが策略の元に開発したものだということが明らかになった。それも目的は自分たちの脳を破壊し、街を乗っ取ることだと分かった。そして悲鳴が怒号に変わる。相手は得体の知れない存在だが、この体育館にいる人数は少ないので恐れる程ではないとばかりに、怒りのパワーがミュータントたちに向かい始める。

ミュータントの舞香が、ミュータントのせなたんに、"ゆうゆに向かって行け!"と指示を出した。その様子を見たねるは、2人の顔の違いが見分けられない。

ミュータントのせなたんに直面したゆうゆは、たまらず一歩二歩と後退する。ねるの周りも慌ただしいことになっている。


◇続く