新説『マジすか学園4』
#4757『これが天然アイドルの生きる道117 宴の終わり』
📹️かおたん(松村香織)
🏀はるたむ(二村春香)
⚓️由美子(瀧野由美子)
🦥菅 原(菅原茉椰)
新説『マジすか学園4』
#4757『これが天然アイドルの生きる道117 宴の終わり』
📹️かおたん(松村香織)
🏀はるたむ(二村春香)
⚓️由美子(瀧野由美子)
🦥菅 原(菅原茉椰)
新説『マジすか学園4』
#4756『これが天然アイドルの生きる道116 かおたんの記憶』
そんなすちーずを見守っている4人。
🏇かおたん(松村香織)
🌻はるたむ(二村春香)
🔮由美子(瀧野由美子)
🦥菅 原(菅原茉椰)
すちーずには愛理と桜花がいるから大丈夫だろうとかおたんは自信満々そうだが、菅原はまだ心配だ。すると、かおたんがさらに喋る。
『私は間近で見た桜花のミラクルトリップを忘れとらんでね!ずっと前の放送で、スタジオに廃墟の病院と幽霊を出現させて、馬鹿にしてきた欅坂6期生たちを襲わせたんだがね。翌日に栄のセントラルブリッジで欅坂6期生たちがリベンジしようと桜花を捕まえたら、突然セントラルブリッジが崩壊して谷底に落下するシーンを見せられて仰天したんだて!』
かおたんの話を聞いた菅原は、その期待込みでカメラを回しているのかと思ったが、それは言わないでおく。そういうことならあともう少し様子を見ればいい。自分たちが出て行っても、こんな大騒ぎを鎮められるとは思えないし、むしろ騒ぎを大きくしてしまいそうだ。それなら愛理1人だってどうにもならないはずなので、桜花に頼るしかないのかなと思う。
菅原が目を離していた隙に、状況は益々悪化してしまった。大勢の人たちの中に紛れ込み、すちーずが誰1人として見えなくなった。こうなったら愛理でも太刀打ちできないだろう。頼みの綱は桜花だけだ…。
これからどうしたらいいのだろうと、菅原は焦りが頂点に達しそうだ。はるたむも見るからに動揺しているし、由美子は怯えている。かおたんはそれでもカメラを離そうとしない。
そんな時、今までとは違う大きな悲鳴が聞こえた。それも10数人レベルではなく、群衆の絶叫だ。そのあと悲鳴を上げながら逃げ出した。一体何が起こったのだと菅原は現場の状況を確かめる。
自分の目で確認して分かったことは、ほとんどの人が何かに怯えて逃げ始めたということだけだ。桜花ならミラクルトリップで巨大生物や幽霊、ゾンビのような気味の悪い物を出現させることは可能だが、今のところどこにも現れていない。それなのに、これだけの人たちが一斉に逃げ出した理由が分からない。
さらに注意して周りを見ると、逃げ惑う人たちが空を気にしていることに気付いた。菅原も空を見上げたが、何の異常もない。いつもの青空に雲が浮かんでいるだけだ。だが何かおかしいと思い、上を見ながら周囲に注意して人の流れとは逆に動き出したら、想像を絶する光景に足が止まった。それだけではなく、思わず身を守ろうと頭を手で庇った。
みんなが必死に逃げている理由が分かった。「光の広場」に造られているあのオブジェが、台から離れて空中を移動しているからだ。それも前に傾いているので、このままだと地上に落下するだろう。
菅原はこのオブジェが何をイメージしているのか知らないが、見た目からノアの方舟を勝手に思い浮かべていた。その巨大な方舟が僅か数m上を飛んでいる壮大な光景に、胸の高鳴りを覚える。感動的な気持ちにさえなるが、危機が迫っていることに違いはない。すぐに逃げ出そうとして思い出した。これこそが桜花のミラクルトリップではないかと。

◇続く
新説『マジすか学園4』
#4755『これが天然アイドルの生きる道115 すちーずの誤算』
「光の広場」でのイベントを締めくくるため、集まった大勢の人たちの中に混じって交流を図るつもりだったが、しばらくするとルールを守らない者が何人か現れ、すちーずの7人は周りを囲まれて動けなくなってしまった。
ユナは萌夏に声を掛けようとするが、既にその間に何人もの人がいて無理だと諦めた。かなり深刻なことになっていると分かり、目の前が真っ暗だ。
そんな状況を心配そうに見ている、かおたん、はるたむ、由美子、菅原の4人。
📹️かおたん(松村香織)
🏀はるたむ(二村春香)
⚓️由美子(瀧野由美子)
🦥菅 原(菅原茉椰)
すちーずの歌が終わってファンと交流を図ろうということになり、4人は見つからないように群衆から離れ、後方に移動した。どんな感じで行われるのだろうと見守っていたが、途中から群衆の中にルールを守らない者が数人いたせいで、その他大勢の人たちが巻き込まれたか感化されてしてしまい、かなり危険な空気になった。アイドル7人だけで、きちんとした注意喚起もなく実行したことが災いしている。
それでもかおたんがカメラをまだ回しているのを見て、菅原ははるたむに聞いてみる。
『かなりヤバいことになっちゃってますよ!やっぱりアイドル7人だけでやるっていうのは、こういうリスクがあるんですよね💦どうします?やめさせますか…』
あとは頼りになるはるたむがどう答えるかだが、かおたんと由美子は当てにならないし、はるたむと2人だけでこれだけ大勢の人たちを大人しくさせられるかなんて、菅原は自信がない。普段は強気なはるたむも同じこと心配しているのか、重い口を開く。
『う、うんそうだね…。こんなことになるとは思わなかった。これはかなり危険だよ💦ともかく危ないから大人しくしてって呼び掛けるしかないか…』
はるたむの返答を聞いて菅原が腹をくくった時、かおたんが撮影を続けながら言ってきた。
『ちょっと待ちゃあ〜。あんたたちが出て行ったって、あの人たちが大人しくなるとは思えんて!それより逆効果になる可能性だってある!』
じゃあ、どうしたらいいんだと菅原が思ったら、代わりに由美子が同じことを聞くので、かおたんが自信ありげに喋る。
『私はこうなることも有り得るだろうと予想しとったわ。それでも7人だけでやらせたのには理由があるんだて。あの中に愛理と桜花がいるからだわ。愛理が最新型のAIロボットだってことを忘れとらせん?それと桜花にはミラクルトリップがあるがね!あの子はいつどんなトラブルに巻き込まれるか分からんで、ミラクルトリップの用意を常にしとるはずだわ。ましてや初めての屋外イベントなんだから当然だがね!』
かおたんは自信満々そうだが、菅原はまだ心配だ。
◇続く