#3850(7/15話)『マジすか学園4』  | 第7シーズン

第7シーズン

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新説『マジすか学園4』


#3850(7/15話)『アイドルに転職は難しい200 糾弾するゆうゆ』



「SF翼のない白雪姫(25/33話)」


<ブラックシープス>

白雪姫・みーおん(AKB48 向井地美音)

アツリーヌ(前田敦子)

さーなん(髙寺沙菜)

小林由依

今泉佑唯

守屋 茜

志田愛佳

平手友梨奈

長濱ねる

リョウ (北川綾巴)

カチドキ(堀 未央奈)

長沢菜々香

渡辺梨加

音 葉(町 音葉)

ユ キ(矢作有紀奈)

モ エ(矢作萌夏)


<うどん はた屋>

よこにゃん(SKE48 北川愛乃)

はたごん(SKE48 髙畑結希)

ちかこ(SKE48 松本慈子)

優莉奈(AKB48 行天優莉奈)


<都会のアイドル>

ゆうゆ(SKE48 大谷悠妃)







<カプセル販売員>

舞 香(=LOVE 佐々木舞香)



<謎の女の子>

せなたん(∴ヒロイン転生 星乃宮せな)



新しいカプセルの発表会に突如現れたゆうゆが、舞香と対峙している。そしてせなたんは舞香たちの一味だと明かした。

さらにゆうゆが真相を語る。
『カプセルの評判をこの街で広めたのも、奴らがこっそり紛れ込んでやったことだと分かってる。ここで再現されていた楽園は単なる映像だけど、この街の人たちは詳しくないから、すっかり騙されていたようだけどね』

ゆうゆから衝撃の事実を知らされ、ねるは愕然とする。カプセルの販売会社が怪しいというのは理解できるが、せなたんがその仲間で、情報収集するためこの街にやって来て、選ばれたのが自分たちだったとは…。せなたんがこれまで1度も素性を話さなかったのも、今となってはそういうことだったのだろうと思える。そこで気付いた。出会った時も仕組まれていたに違いないが、あの日からせなたんに対して特に優しく接していたのが、みーおんとモエだった。裏切られたと知った2人が今どんな思いでいるのだろうと心配になって姿を探したら、2人とも肩を落としてうなだれている。果たしてこのあとどんなことになってしまうのか、ねるは不安しかない。

担当者たちがさーなんによって動きを封じられているので、ゆうゆがさらに舞香との距離を詰める。そんな姿を見たねるは、さーなんがこうして援護してくれると確信していたからこそ、単身で乗り込んだのではないかと推測する。そんなゆうゆが、今度は集まった人たちに向かって訴える。
『みなさんはこれまでに3つのカプセルを飲んだことで、すっかり信じ込んでいると思いますが、全ては4つ目のカプセルを信用して飲ませるための陰謀です!ゆうは都会から来ましたが、数カ月前にこの街と同じことが起こりました。4つ目のカプセルを飲んだ人たちの様子がおかしくなったところで怪しいと気付き、最新技術を使ってカプセルを分析した結果、人間の脳を麻痺させる成分を含んだカプセルだと分かったんです!都会の機能も壊滅状態に陥ったんですけど、研究者たちがカプセルに対抗するワクチンを開発して、やっと日常が戻ってきたところです。こうして奴らは都会を追われたので、この街に狙いを定めたんです!脳を麻痺させられた人たちを奴隷のように使い、この街を乗っ取ろうとする計画です!』

ゆうゆの熱弁が集まった人たちに受け入れられた様子で、体育館は舞香に対し敵意を向ける空気になりつつある。そこでゆうゆがさらに追い詰める。
『もうこれ以上街の人たちを騙し続けるのは無理でしょ!早く正体を明かしたらどうなの!?黙ってるのなら、ゆうがこの場で招待をばらすから!』

舞香を糾弾するゆうゆを見て、ねるはますます不安になる。舞香に何らかの攻撃を加えられないかと。それもさーなんが守ってくれると信じているのかもしれないが…。それに正体をばらすという言葉が気に掛かる。すると隣から肩を突付かれ、由依が聞いてくる。


◇続く