ヤキモチ | 秘密の扉

秘密の扉

ひと時の逢瀬の後、パパとお母さんはそれぞれの家庭に帰る 子ども達には秘密にして

日曜日にinodaくんに 車で迎えに来てもらってROSE CAFEでランチ。


出かける前たかしに
「今日は29歳の男の子とデート」と言ったら
「ええええええええええええーっ」
「女の子ならいい?」
「どっちなんだ~」
「とりあえず恋は芽生えないから」
inodaくんごめん!っていうか、芽生えちゃったらinodaくんが困るでしょ。


「なんの関係の人?」
「友達としか言いようが無いなぁ」
「ネット?」
「そうかも」
アメブロの私を彼は知らない。だからinoda君のことも言えない。


「そっかー、まぁ いいや」
「どうしたの?」
私は判っていてわざと聞いてみる。結構サディストかもしれない。
「ヤキモチ。若い男の子とデート…」
「女の子だよ」
「だからどっち~」


出掛けにたかしに貰ったペンダントをして写真を撮って送った。
「ペンダントしてくれているから、良いことにする」
と返事が来た。


inodaくんとは楽しく話した。

アクエリオンの話とか。

似通っているところ、違っているところ。人それぞれ違うから面白いと思う。
帰りまで送ってもらってありがとう。


電車に乗って移動中、もし、たかしが29歳の女の子と一緒にランチを食べていたらと想像して、かなり凹んだ。在り得ないと思いたい。でももしそんなことがあったら、その子がたかしのことを好きになったら、どう考えても勝ち目は無いような気がする。とたんに心の中は不安で塗りつぶされていく。


そうか、こんな気持ちになるんだ。
これからは自分が後ろめたく無くても隠密行動にしないといけないなぁ…