という事で。改めまして

あけましておめでとうございます。

越後の映画ファン!どーもキューブです。
令和3年よろしくお願いします。

先月最終週こっそりツィッターで発表しました。
振替ると、2020年自分としては、ぎりぎり見られていたのかな?と。洋画は全然。

というか、昨年は、もうナンチャラ騒動でハリウッドは完全ストップ。大手会社も、あの大作、製作ストップ、公開延期、配信供給とニュースに継ぐ暗いニュース。いち時期は、劇場閉鎖まで行きました。

再開してからは、日本映画、独立系洋画、欧州映画、アニメが乱立。リバイバルも次々と決定。主にメジャー作品や新作公開にあわせて過去作再上映されていました。

アニメは、一日何回上映するん!映画が興業収入更新。リバイバルは、ジブリ、「テネット」公開にあわせノーラン過去作、「エヴァ」新作公開にあわせ新劇場版公開と続いた。

まあ、そんな2020年の劇場映画。新作映画のベストテンを発表します。

それがこちらだすぅ!!!

2020年劇場新作ベストテン
(DVD鑑賞「CLIMAX」のみ。あと全て劇場鑑賞。)

①無頼
②海辺の映画館
③れいわ一揆
④初恋
⑤レイニーデイインニューヨーク
⑥デッドドントダイ
⑦東京の恋人
⑧CLIMAX
⑨MANRIKI
⑩パラサイト

etc
数々のリバイバル、、、アングスト・エレファントマン・風の谷のナウシカ


てな感じになりました。順次解説していきましょう!

まずは、エトセトラ部門!
リバイバル作品よかったですね~!全部よかった。特にブルースリー作品リバイバルね!子供の頃からの夢だったんですよね!

ブルースリーをスクリーンでみる

これは幼稚園からの夢でした。
なんで「ドラゴンへの道」「ドラゴン怒りの鉄拳」「死亡遊戯」それぞれ大満足の劇場体験でしたね。リマスターが良すぎて、逆によくわかりませんでした。何せ画像悪いビデオで何度も見ているので、。

「アングスト」オーストラリアのホラー映画ですが、めちゃくちゃよかったです!未見の方は是非!犯罪者が刑期を終える。再び犯罪しよーっと映画でした。
「エレファントマン」リンチがこんなに真面目な作品撮ってたのねシリーズ。結構真面目でビックリした。わりと展開も硬いし。
「風の谷のナウシカ」ジブリを劇場で見ようシリーズ。予想以上によかったです。

10位「パラサイト」

カンヌを取った韓国映画!うそーん!と期待値めちゃくちゃ上がって、なんとなく眉唾つけたら。しっかりくっきりポンジュノ曖昧さ無しで迫ってきた素晴らしい1作。パクソダム嬢に魅了されました。そこら辺にいそうなパク嬢ですが、魅せられましたね!

左ポンジュノ監督、パクソダム嬢。


ポンジュノ監督、今まで私の印象は、なんか一歩踏み足りない感じがあったのだが、本作は、韓国特有のアクをあくまでもアクセントとして家族キャラにちりばめて、かつ素晴らしいパニックハウス構造と物語をしっかり練り上げた文句なしのカンヌ出し、今ここまでミステリー映画を日本映画で撮れる方はいないでしょう。

あと記事で韓国映画の国を挙げての資金調達のしやすさと日本映画の後進後退を示す事が書かれてましたけど、事実でしょうね。
日本映画は完全万年フリーアルバイター的資質しかありません。せいぜいダクション製作、連合製作群製作のみ。利益還元なんて一部だと思いますよね。80年代からますます悪化のみ。これじゃー新たなクリエーターなんて自助託すなんていう話ですからね。おかみなんて無視に近いでしょ、、、。



今やイケメン売れっこからのクリエーター斉藤工のやや短編的なコンセプチャルホラーコメディ「MANRIKI(マンリキ)」劇場で笑いながら見てました。本当はもっとゴアタップリにぶっ潰して欲しかったのが本音ですが、予算かかりますからね特殊メイク、CG。とっても発想が飛んでて面白かったです!
芸人の永野さんがなかなかの映画ファンだとのこと。ファンになっちゃいました。吉田豪との対談YouTubeがめちゃくちゃまた面白かったです。

斉藤工さん!俳優、監督としても応援してます!「映画秘宝」の連載に今回はこれか!といつも頷いです、。
8位「CLIMAX」ギャスパーノエ監督



私の大好きなギャスパーノエの最新作。
毎回間違いない刺激を提供してくれるギャスパー。今回もジャンル転向のようなダンスシーんからの素晴らしいねじ曲げ方でやっぱり大好きな監督さんです。
ギャスパーノエは、ホラーやセクシャル映画をずーっと処女作から撮っていて、毎回素晴らしいギミックと変わらぬ煽りと根底のネガティブな事象を様々な形でしっかり魅せてくれるので大好きなんですよね。間違いなく根暗な魂。

本作の飲み会のヤバい系をしっかり同次元、ワンナイトものでしっかり魅せてくれて素晴らしかったっすね。こんな日本映画作れそうだと思うんすけどね、誰もつくれないつーはなし。
音楽、映画センスが追いついてないんすよね。

個人的にギャスパーノエ、ガスバンサント、ラリークラークのお三方がダウナー青春映画の三大巨匠だと思ってて。このお三方を超える日本映画は全くないと思ってます。日本映画は、まだまだ青春映画古いテイストが多いですよね。
本当アダルトビデオに負けてる気がずーっとしてます。私の大好きな漫画家、青春少女コミックのラブ作家・岡崎京子の映画化とかも怖くて見れないっすわー。岡崎京子の奥の漫画的な空白をしっかり捉えてなさそうで、ガックリしそうでどれも見れてないんですよね。

7位「東京の恋人」



と~てもよかったです「東京の恋人」。本当こんなソフトなポルノが月1回見れる世の中になって欲しいほど!!



本来撮る予定がない監督のジャンル転向映画なんですよね。ジムジャームッシュがゾンビ映画撮るわけないじゃん!が撮る。んで、またゾンビゾンビしない、とことんスカスカにして、それらしいジムジャームッシュ遊びをぽつぽつとやるジムジャームッシュのホラーだったんですね。本当はこれ1位でもいいかもくらい好き。ジムジャームッシュがゾンビ映画見てない訳ないんです。その省略オフビートがたまらないって訳でした。

クロエセビニーが警察コスプレしてワーキャー言う。ラリークラーク「キッズ」から見つめてる私は楽しい訳です。すっかり主婦っぽいけど色気ありのクロエ。

ラリークラーク「キッズ」より。ティシャツにしたら売れそう。抽象画みたいな写真です。エレベーター内かな?
6位までおおくりしました。

次回後編1位まで発表します。