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佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

北海道・札幌を拠点に25年・1200件超の売買実績を持つ「本気不動産の佐藤」が、実家じまい(実家の整理・処分)をトラブルなく安全に進めるためのポイントを、親子での話し合いから名義・相続・解体・荷物整理・空き家管理まで9つの観点で解説します。動画リンク付きで、安心して一歩を踏み出せる内容です。


皆さん、こんにちは。
「本気不動産の佐藤」です。

今日は、少し重たいテーマかもしれませんが、だからこそゆっくり・きちんと対話しておきたい『実家じまい(実家の整理・処分)』について、私がこれまで北海道でも多くのご相談を受けてきた経験から、「安全に・トラブルなく」進めるための要点をまとめました。親御さん世代・ご自身世代どちらも、ぜひ一緒に目を通してみてください。


1.実家じまいとは・誰が/いつ進める?

まずは“実家じまい”って何?というところから整理しましょう。

  • 実家じまいとは「実家をしまう(片づけ・処分・活用を決める)」行為全般を指し、売却だけではなく、賃貸化・誰かが住む・空き家維持などの選択肢を含みます。
    多くの方が「とりあえず売る」「もったいないから貸す」のように周囲主導で考えがちですが、本人不在・意向不確認のまま進めるとトラブルの火種になります。

  • 親御さんがまだ健在な場合は、「今すぐ結論」を急ぐより、まずは現状把握と維持管理の方針決めを先行させるのが現実的です。

  • 親御さんが運転をやめた、体力が落ちた、物が片づけられなくなってきた――など、変化の自覚が薄いまま時が過ぎるのも課題です。

    高齢の親は「自分の変化」に気付きにくく、子の「そろそろ…」の声掛けを「余計なお世話」と受け取ることも。
    押し付けや説得の強さは逆効果。本人が気づく時間を尊重しつつ、対話のタイミングと頻度を調整しましょう。必要なら、私のような不動産専門家が第三者として同席・中立的に選択肢提示・リスク説明をすることで、親子の意地や対立を緩和できます。

  • 実家じまいは、“心”・“お金”・“手続き”が絡む難題です。円滑に進めるコツと落とし穴を把握することが、家族で揉めないための第一歩です。
    ▶私のYouTubeチャンネルでも詳しく解説しています。

  • 終の住処はどこを選ぶべき?今から備えておきたい老後の住宅知識を不動産のプロが徹底解説!

     

     

  • 【老後は賃貸?持ち家?】年金だけでは赤字!?老後破綻しないための知識を不動産歴25年のプロが本気で解説!

     

     

  •  

    【終の住処】実は健康への被害も?老後に避けるべき危険な立地ランキングを不動産歴25年のプロが徹底解説!

     

     


2.実家の選択肢と費用のリアル:解体・荷物処分・落とし穴

実家をどうするか?その“時”が来たら考えなければならないのが選択肢と、それに伴う費用のリアル(実務)です。

建物種別と方針の大枠

  • マンションか一戸建てかで、取り得るスピード感が異なります。特に戸建ての場合、老朽化や維持コストが大きく、駆け足で動く必要が出ることも。

  • 活用の4類型:①売る/②貸す/③誰かが住む/④空き家維持。ですが優先すべきは「使える状態」で維持すること。そして、意思決定は後でもよいという視点を持つこと。

  • 空き家維持を選ぶ場合も、使える状態の確保が前提。管理を怠ると、売る・貸すという選択肢が消えてしまいやすいです。

代表的費用項目と現在の相場感

  • 解体費は建物規模、立地、分別、飛散防止の有無で変わります。特に「アスベスト対応」があると上振れリスクあり。

  • 目安:戸建て解体総額はおおよそ 200〜300万円。提案を受ける場合は「アスベストあり」まで見込んで 250〜300万円 を安全目安に。

  • 荷物処分:地域の分別ルール+量で変動。少なめ30〜50万円、多めになると100万円程度も想定しておいた方が安心。

  • 見積もり依頼の落とし穴:自力で業者探しをすると、相場不明・作業内容曖昧につけ込まれて価格・作業範囲が不利になりやすい。設備(給湯器・暖房機・照明など)を処分業者に勝手に外されてしまうと、再設置費用や値引き要因になることも。

  • 対策:中立の不動産業者経由で複数見積もりを取り、高額提示には理由の開示を求めましょう。相場感(解体300万円、処分100万円)を頭に入れて「なぜこの価格?」と疑問を持つことが大事。


3.名義・相続・意思決定の順序:揉めないための基礎知識

実家じまいで最も「こじれやすい」のが、名義・相続・合意の順序です。ここを抑えておかないと、後から相続人同士でもめる・手続きが長期化する…そんなケースが多いです。

名義確認と相続関係の整理

  • まず「名義人は誰か?」を確認します。例えば、土地は母、建物は父、というケースも。登記簿で確認し、すでに相続発生しているなら名義変更がされてるか/経緯を精査。

  • 戸籍上に想定外の相続人がいた事例も。手続きを怠ると権利関係が複雑になります。

  • 相続人が多いと、全員の同意・署名が必要になります。所在不明・代替わりという状況があると手続き難易度がぐっと上がるため、早期確認が肝要です。

遺産分割協議書と持分共有のリスク

  • 遺産分割協議書で「不動産はA、預金はB」など分け方を合意しておき、換価分割や代償分割などの方針を事前に明文化しておきましょう。

  • 安易な「持分共有」は要注意。持分共有状態だと、売却・賃貸などの意思決定が進まず、全員合意の取得が難航しやすいです。

  • 相続人が複数世代(例えば二世代目)に移ると、さらに複雑化・長期化します。

今このタイミングで検討する理由を特定

  • 親御さんが健在の場合は、「管理困難」「生活困難で住み替え」「認知症の進行」など、背景(=なぜ今なのか)を具体化しておくと、専門家も方針(売却急ぐか維持優先か)と必要手続きの順序を設計しやすくなります。

  • 既に被相続人が逝去している場合は、選択肢検討(売る・貸す等)へ早期移行してもよいですが、名義・相続整理が先行前提です。


4.住み替えと荷物整理の現実:移転先・費用・準備の具体

実家を手放す・活用を変えるとき、住み替え先と荷物整理の実務が伴います。ここで失敗すると、二重負担・モノだらけ・管理放置…といった事態にも。

移転先の選定と入居ハードル

  • 移転先は「賃貸」や「施設」など多様ですが、条件を限定しすぎると「そもそも入れない」事態になります。柔軟性が鍵。

  • 入居には初期費用・月額費が必要。資金計画を事前に確認しておかないと、タイミングのズレで実家と新居の二重負担が発生します。

  • 近親者が関与できる場合は、手続きもスムーズになりやすいので、初期段階から役割分担を明らかにしておきましょう。

荷物の圧縮基準と引っ越しのコツ

  • 住み替え時の荷物目安は「リビング一室(8〜10畳)に収まる量」をイメージ。3LDKでも残りの部屋は空にするくらいの感覚が理想。

  • 家電・家具・衣服も極力絞る。持ち込み過多は新居の生活効率や引っ越し費用(トラック台数など)を悪化させます。

  • 自力で全処分は難易度が高いので、業者・親族の協力前提で、スケジュールに余裕を持って段階的に仕分けを。


5.空き家管理の必須作業と「放置」の危険

実家を空き家として維持する道を選ぶ場合――“放置”は最も危険です。価値が劣化し、手放す・貸す選択肢を失うケースが多々あります。

  • 空き家管理とは「様子見」ではなく、草刈り・通水・換気・清掃などの定期作業が必須。未実施だと急速な劣化を招き、固定資産税・防犯・近隣関係のリスクも増大。

  • 親御さんが施設入居などを理由に「戻るまで残しておいて」と希望する場合でも、管理負担者と頻度を具体的に取り決めておきましょう。

  • 管理負担が偏ると、相続時に「なぜ私ばかり草刈り・通水してたの?」という不公平感・対立を生みます。事前に合意形成と負担配分の可視化が重要です。


6.負動産化を避けるために:維持・市場・制度の押さえどころ

“負動産”とは、存在していることがむしろ負担になっている不動産のこと。実家じまいでこれに陥らないためにも、維持・市場・制度面の押さえどころがあります。

  • 不動産を相続財産の中心に置くと、揉める確率が高まります。遺言書(公正証書)や遺産分割協議書で「分けやすさ」を整備しておくことが、紛争防止に直結。

  • 近居の相続人が空き家管理を担った場合、換価(売却・貸出)時の分配で不公平感が出がち。「心情面(貢献度)」も織り込んだ配慮を記載しておくことで、納得の枠組みができます。

  • 建物を使い切らないまま維持するのは避けたい。解体費(200〜300万円)・処分費(最大100万円)・売却経費を考えると、使える状態を維持して住宅として売る方が“損”を減らせるケースが多いです。
    地方でも「雨風しのげる住宅」なら取引可能性あり。欲張らず価格設定すれば成立率は高まります。

  • 「使い切り」(放置・劣化・雨漏り・屋根落下)は、価値ゼロ化・マイナス清算の引き金になります。維持管理の継続が命綱です。

  • 制度面も:例えば「既存不適格」「再建築不可」「国庫帰属」など、流通・処分のハードルが制度によって変わります。安易に選ばず、専門家と比較検討を。 areanet.estate+1


7.実務の意思決定と終盤のQ&A・人物エピソード

最後に、実務に即した“判断の分かれ目”と、私が出会ったリアルなエピソードを。

  • 「市場で売地相場が低い地域(売値500万円を下回る等)」は、解体・処分・手数料で手残りが赤字化するリスクあり。近隣相場450万円ラインが“黄色信号”という実務感覚もあります。費用累計(約450万円)で手残りが消える事例も。

  • 価格判断は坪単価ではなく「売出価格レンジ」を基準に。個別事情で判断が変わるため、最低600万円超の売値が見込める物件なら、負化リスクを緩和できます。

  • 相談・コミュニケーションの勘所:不動産会社は“売れ売れ”だけではなく、「維持・売却・時期」を冷静に助言できる第三者役として機能できることが大切。相談は“方針未定”でも全く問題なし。親御さんの同席で説明を聞くことが、対話の糸口になります。公式サイト・LINE問合せ窓口を活用し、事例・不明点を共有することで、次のアクションが具体化します。

  • 終盤トーク:整理・処分のスピード感は性格・愛着の度合いによって大きく差が出ます。しかし準備を早めに始めるほど成功率は高くなります。
    家族の性格を踏まえ、「急ぐよりも段取りを重ねる」こと。例えば私は、デスク周りも定期的に大胆整理して「必要最小限保持」に徹するスタイルを紹介しながら、実家整理にもその考え方を応用しています。


 

 

🔔まとめ&次のステップ

実家じまいというテーマは、親子・家族・世代をまたいだ“思い”と“お金・制度”のバランスが問われる場面です。
「話し合えないまま」「形だけ進めてしまった」ではなく、ゆっくり・確実に【時期】【目的】【負担役割】を整理しておくことが、あとで「なんでこうなった?」とならないための鍵です。
北海道のように雪・寒冷・広い土地という条件も絡む地域では特に、早めの現状把握・専門家相談が効果を発揮します。

もし「うちも実家じまいを検討してる…」「何から手を付けたらいいかわからない」という段階なら、ぜひお気軽にご相談ください。親御さんも、あなたも、安心できる道筋を一緒に作りましょう。

それでは、次回も“家と暮らし”に役立つリアルな話をお届けします。チャンネル登録・LINE公式登録も是非よろしくお願いします。
「本気不動産の佐藤」でした。

見た目は新しいのに「なんだか安っぽい…」そんなマンションの共通点を本気不動産の佐藤が実例で解説。外観・共用部・室内設備それぞれの注意点と、購入・リフォーム時の実務ポイントをまとめました。

こんにちは。本気不動産の佐藤です。

今日は「安っぽく見えるマンションの特徴と回避の視点」について、25年・1200件超の売買経験から本音でお話しします。

マンションって、築年数よりも「見た目の印象」で価値が左右されることが多いんです。
せっかく高い買い物をしたのに、なんだかチープに見えてしまう…
そんな後悔を防ぐために、今日は外観・共用部・室内設備の順に“安っぽく見えるサイン”を整理しました。


🔹本気不動産チャンネル関連動画はこちら

📺【①】水回りは総額〇〇万円かけてもいいです!後悔しないために知るべきリフォーム費用の相場を住宅購入のプロが本気で解説します!

 

 

📺【②】【老後資金】いくらあれば安心して暮らせる?50代までに必要な貯金額について不動産歴25年のプロが徹底解説!

 

 

📺【③】【築年数の限界】住めなくなる可能性がある!?終の住処に最適な中古マンションを不動産歴25年のプロが解説!

 

 

 


🏢外回り・共用部で安っぽく見える兆候

まず外観で「ん?」と感じるポイント、実は誰もが見ています。

  • 自転車置場が丸見え・放置自転車が多い
     →通行人からも見えてしまう配置だと印象が一気に下がります。

  • エントランスや廊下が暗い
     →照明が少ない、電球切れ放置などは“節約管理”のサイン。

  • 集合ポストがあふれている・掲示板が古い
     →未回収郵便や色あせた掲示物は「管理が雑」と感じられやすい。

  • バルコニーや専用庭が散らかっている
     →荷物や植栽の越境が見えると、住民全体の印象まで下げてしまいます。

共用部はマンションの“顔”です。ここが整っていないと、どんなに部屋を綺麗にしても安っぽく見えるんです。


🛁室内設備で分かる「なんちゃってリフォーム」

次は室内。リフォーム済みの中古マンションには要注意ポイントがあります。

最近増えているのが、ホームセンターや量販店系の安価設備
最初は新品でピカピカですが、5〜6年で扉が波打ったり、シートが剥がれたりするケースをよく見ます。

一方、TOTOやLIXILなどの専門メーカー製品は20年経っても古く見えず、
むしろ“味がある”と感じる場合もあります。

つまり、「新しいのに安っぽい」「古いけど上質」——この違いは素材と構造なんです。


💡購入時・リフォーム時の実務アドバイス

  • 内覧で舞い上がらず、共用部の印象を冷静に見る

  • 価格交渉では“リフォーム費用を差し引いた実質価格”を意識

  • リフォームは“安く広く”より“狭く高品質に”が正解

  • 50万円ケチって5年でガタつくより、月1500円の安心を選ぶ

安っぽさは「素材」と「判断の早さ」から生まれます。
長く満足できる住まいにするためには、短期の節約より長期の価値維持を優先しましょう。


💬最後にひとこと

私は普段、日用品は安く買うタイプです(笑)
でも、家や設備だけは“ケチらない”ようにしています。
家は一度決めたら簡単に替えられないからこそ、見る目を持つことが大事です。

もし「内覧で気づかなかったポイントがあった」「リフォームの見積もりに不安がある」などあれば、
ぜひコメント欄や公式LINEからご相談ください。


🔗エリアネット公式ページ・LINE登録はこちら

🏡【ホームページ】→ https://areanet.estate/
💬【LINE公式】→ https://lin.ee/sjqkbgr


 

 

📌まとめ

安っぽく見えるマンションには共通点があります。
それは「見た目の整備」「素材の質」「管理の手の入り方」。
この3つをチェックするだけで、10年後の満足度がまったく違ってきます。


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本気不動産チャンネルでは、これからも“後悔しないマンション選び”の本音情報をお届けします。

不動産歴25年の佐藤社長が、10年後に売れるマンションの条件を徹底解説。立地・再開発・管理・積立の違いが資産価値を決める実例付きガイド。

こんにちは!
本気不動産の佐藤です😊

今日は「10年後に売れるマンション・売れないマンション」について、
不動産歴25年・売買1200件超の経験から、実例を交えてお話しします。


🔹なぜ“10年後”が分かれ道になるのか

「長く住むつもりで買ったけど、10年後に売ることになった」
こんなケース、実はすごく多いんです。

転勤・お子さんの独立・親との同居や介護など、
ライフイベントの変化によって「手放す時期」は突然やってきます。

だからこそ——
“最初から売れるマンション”を選んでおくことが大切なんです。


🔸売れるマンションの5条件

① 駅徒歩5分以内

鉄板の人気条件ですね。
通勤・通学・買い物、どれも便利。
駅近は今後も選ばれやすく、10年後も需要が途切れません。

② 再開発エリアの将来性

街が新しく生まれ変わる場所は、景観・利便・安全性がアップします。
特に「駅中心の再開発エリア」は、10〜20年単位で人気が続きます。

③ プレミアマンションの希少性

供給が少なく、代わりが効かない立地や規模。
こうした物件は常に問い合わせがあり、成約スピードも速い傾向です。

④ 2000年以降竣工の安心感

品確法で住宅性能が大きく向上した時期。
築20年超でも、まだまだ“現役”で人気があります。

⑤ 管理がしっかりしているマンション

清掃・修繕・運営の質が高い管理組合は、
年数を超えて「売れるマンション」に育っていきます。
管理の良し悪しは、10年後の資産価値を左右します。

 


🔻売れにくくなるマンションの5兆候

① 管理費・修繕積立金が高すぎる

次の買い手の負担感が大きいと、敬遠されがちです。

② 管理不全・意識の低下

共用部の汚れや修繕遅れは即マイナス評価。
「住民の無関心」が価値を下げてしまいます。

③ 設備が古く改修できない

エアコンやIH対応不可など、現代仕様に追いつけない物件は厳しいです。

④ 立地の不利(坂道・買い物動線)

高台や坂の多い立地は、年齢を重ねると生活負担が増します。

⑤ 修繕積立金の不足

古い計画のままでは、物価高騰で資金が追いつかなくなります。
「積立=貯金」という意識がポイントです。


💡管理・積立が資産価値を守るカギ

修繕積立金は「毎月の固定費」ではなく「自分の資産の保険」です。
物価や工事費の変化に合わせて見直しをしていくことで、
10年後の“売れる力”をキープできます。

マンションの寿命は建物よりも「運営の質」で決まる。
これは現場で何度も見てきた実感です。


📈市場のリアル:同じエリアでも結果が違う

最近は、同じ駅近・同じ価格帯でも
「すぐ売れるマンション」と「全く動かないマンション」に分かれます。

決め手は、
✅管理の良さ
✅共用部の清潔感
✅積立金の健全性
これら“見えない要素”が評価される時代になりました。


 

 

🗝まとめとアドバイス

✔ 売れるマンション=立地+管理+積立の三位一体
✔ 管理が悪いと「駅近でも売れない」
✔ 積立不足は早めに見直す

10年後の安心は「今の意識」から作れます。
不安がある方は、早めに専門家へ相談してくださいね。


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次回は「築20年マンションの選び方と修繕リスク」についてお話しします。
ぜひお楽しみに!

北海道の不動産歴25年・売買1200件超の佐藤社長が、安心して住める「当たりマンション15項目」と、プロしか知らない“裏技的な狙い目”を徹底解説。購入・リフォーム・交渉のリアルを本音で紹介!

こんにちは!「本気不動産」佐藤です。

今回のテーマは、私が実際に「これなら買う」と思える**“当たりマンション15項目”+裏技的視点**のまとめです。
25年間、札幌・千歳・苫小牧など道央圏で1200件以上の売買を見てきた中で、「住んでよし」「売っても強い」マンションの共通点を整理しました。


🔸前半:生活価値と人気要素

まずは“暮らして納得”の条件から。

  • 2000年以降のマンション:新耐震基準後で安心。

  • プレミア物件は価値が落ちにくい:高くても買う価値あり。

  • 買い物便利な立地:徒歩圏にスーパー・病院・駅があると日常満足度が段違い。

  • 駅近×共用ジム付き:生活利便と健康の両立。

  • 日当たり・風通し・角部屋:住んでからの快適性が大きく違う。

  • 最上階より“1つ下”:景色はほぼ同じで、夏涼しく冬あたたかい。


🔸後半:プロが狙う“裏技ポイント”

ここからはちょっとした裏話。買い方・交渉のコツをプロ目線で。

  • 荷物が多い部屋:見た目で損してるだけ、値下げ交渉が通りやすい。

  • 汚れた部屋:リフォーム前提で見ればお得。現状渡しを交渉できる。

  • 広告に出ていない物件:いわゆる“埋もれ物件”。業者ルートで探すと掘り出しが見つかる。

  • 販売期間が長い物件:価格交渉の余地大。ローン残債や価格調整不足が背景のことも。

  • 営業力の弱い担当者の物件:決まらない=チャンス。交渉しやすいケースも多い。


🔸結び:「私ならこれを買う」理由

今回お話しした15項目、すべてを満たす物件はありません。
大事なのは「自分にとってどこを優先するか」。
生活の満足度と資産価値のバランスを意識して選ぶことで、“納得して住める家”が見つかります。

 

 


🎥関連動画(YouTubeリンク)


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「家は3000万円まで」という親世代の常識が通用しない時代。金利・物価・相場が変化した今、4000万円台への再設計や築古リフォーム戦略、省エネ住宅の選び方を不動産歴25年の佐藤が徹底解説!

こんにちは!本気不動産の佐藤です。

今日は、長年多くの人が信じてきた「住宅購入=3000万円の壁」について、現場のリアルを交えてお話しします。


🎥まずはこちらの関連動画もチェック!

1️⃣ 【老後資金】いくらあれば安心して暮らせる?50代までに必要な貯金額について不動産歴25年のプロが徹底解説!
2️⃣ 金利はもう下がらない?住宅ローンの仕組みと選ぶポイントを不動産歴25年のプロが解説!
3️⃣ 【築25年】新築より高値で売れる!?20年後に価値が上がるマンションの特徴を不動産歴25年のプロが解説します!


💬なぜ「3000万円の壁」が生まれたのか?

実はこの数字、昔の金利と返済目安からできた基準なんです。
約25年前、金利1%前後・35年ローンで「100万円あたり月3,000円」が目安とされ、
総額3000万円=月9万円の支払いが“普通の家庭の住宅購入ライン”として広まりました。

当時は新築マンションも3000〜3500万円台が主流。
だから「家は3000万円まで」が親世代の常識になったんですね。


🧓親世代のアドバイスがズレている理由

いまは新築マンションが5000〜7000万円台というのが現実。
でも親世代は「3000万で十分買えるでしょ」と反対する。
――その背景には、情報がアップデートされていないことがあります。

資金を出さないのに反対する親もいますが、
最終判断は自分の人生・自分の財布で考えることが大切です。


🏘️3000万円で買える「現実の範囲」

今の相場では、3000万円で買えるのは親世代が住んできた築古中古
リフォーム費用が別途必要なケースが多く、
購入後の**総費用(物件+リフォーム+諸費用)**で考えると
3500万円を超えることも珍しくありません。


📈相場と金利の“今”をアップデートしよう

ネットの古い情報や親世代の感覚で判断すると、
「理想の条件では全然見つからない!」という壁にぶつかります。

💡ポイントは「支払額から逆算する」こと。
まず月々いくら払えるかを決めてから、
その範囲で現実的な価格帯・エリア・築年を整理していく。
これが失敗しない第一歩です。


🚫「駅を1つずらす」「少し待つ」は通用しない

「もう少し駅を遠くすれば安くなるかも」
「2〜3ヶ月待てば下がるかも」
――この発想、残念ながら今は通用しません
札幌や千歳・恵庭・苫小牧エリアでも、
徒歩5分・駅1つでは価格差がほとんどないケースが多いです。


💡40年ローン+エネルギーコスト視点で考える時代へ

35年ローンが当たり前だった時代は終わり。
最近では40〜50年ローンを選ぶ人も増えています。

例えば、
月10万円の返済で40年ローンなら約4000万円の借入が可能。
諸費用・リフォームを入れて総額4500万円前後を目安にすれば、
いまの相場に合った物件選びができます。

さらに、**ZEH(ゼロエネルギー住宅)**のように
電気代を抑える省エネ住宅を選ぶことで、
総支出(住宅+光熱費)で見たコスパはむしろ向上します。


🛠️3000万円で買う唯一の方法=「築古×大型リフォーム」

3000万円以内で理想の家を実現したいなら、
発想の転換が必要です。

たとえば、
🏠1500万円の中古マンションを買って1500万円でリフォーム、
または1000万円の築古に2000万円かけて再生する。

フルリフォームで水回り・床・断熱を一新すれば、
新築同等の快適性を手に入れることも可能です。


🧭親の意見とどう向き合うか

親世代の反対は「心配」や「昔の安全感覚」から来るもの。
でも、今の住宅・ローン・エネルギー環境は別世界です。
自分で調べ、専門家と組むことが最大の防御策。

現場を知る不動産会社と、信頼関係を築きながら
相場・資金・買い方を三位一体で考えるのが最も現実的です。


💬まとめ:「3000万円固定」はもう古い

 

 

✅ 住宅購入の基準は「金額」より「支出総額」で考える
✅ 築古リフォーム or 40年ローンで再設計
✅ エネルギーコストを含めて総合判断
✅ 親世代の常識から脱却し、最新情報で意思決定

これが、2025年以降に後悔しない買い方の新ルールです。


📺 詳しくはYouTubeチャンネル「本気不動産」でも毎週配信中!