要注意!泥棒に狙われやすいマンションの立地と特徴9選|オートロックでも安心できない理由 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

泥棒に狙われやすいマンションの立地と特徴を不動産歴25年のプロが徹底解説。オートロックでも安心できない理由や、防犯対策9項目を具体的に紹介します。

こんにちは。
本気不動産の佐藤です。

今回は
「泥棒に狙われやすいマンションの立地と、その具体的な対策」
についてお話しします。

マイホームを検討されている方、
すでにマンションにお住まいの方にとっても、
防犯は“立地選び”の時点から始まっています。

特に
・一人暮らしの方
・共働きで留守が多いご家庭
・オートロックだから安心と思っている方

このあたりに当てはまる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 


■ 不動産歴25年の現場感覚+警察目線で解説します

私は不動産業界歴25年以上、
売買仲介1200件超、査定相談4000件以上の現場を見てきました。

さらに最近は、
警察番組や警察関係者の話などから
「犯罪者がどこを見て下見をしているのか」
という視点でも物件を見るようにしています。

今回はその経験をもとに、
泥棒に狙われやすい立地・住戸条件を9つ に整理しました。


■ 泥棒に狙われやすいマンション【9つのリスク要因】

① 幹線道路・線路沿いのマンション

人通りが多くて安心、と思いがちですが要注意です。
車の音や電車の音で、
ガラス破壊音や金属音がかき消されやすい という盲点があります。

工事中のエリアも同様で、
音が紛れる環境は短時間犯行に向いています。


② 物陰になる窓・人目につきにくい開口部

植栽・塀・物置の陰になる窓は、
侵入作業を見られにくい場所 です。

昔は「高い塀=防犯」と言われましたが、
今は逆に犯人の隠れ場所になることもあります。


③ 高層階だから安心…は大きな勘違い

高層階は
・お金を持っていそう
・留守が分かりやすい
と見られがちです。

遠くからでも
照明の点灯・消灯で生活リズムは把握されます。


④ 突き当たり住戸・人通りの少ない配置

廊下の突き当たりは、
人が来ない=見られない 場所。

逃げ道が少ないから安全、ではありません。
犯人は「短時間で終わらせる」前提です。


⑤ 洗濯物の干しっぱなし

洗濯物は
在宅・不在・生活リズムを知らせるサイン になります。

さらに
・単身
・高齢者
・女性
などの属性まで推測されることもあります。


⑥ ポストがパンパン

ポストの中身は意外と見られています。

・郵便物が溜まっている
・整理されていない

これは
防犯意識が低そう
という判断材料になります。


⑦ 廊下側窓の簡易柵

アルミ柵がビス止めだけの場合、
数分で外されるケースもあります。

人目があっても、
通報までの時間差で侵入されることがあります。


⑧ 窓・玄関・勝手口の基本対策不足

侵入口は基本的に
窓・玄関・勝手口 です。

「ちょっとゴミ出しだから」
この油断が一番危険です。


⑨ オートロックへの過信

これが最大の落とし穴です。

オートロックは
侵入を完全に防ぐものではありません。

一度中に入られると、
上から下まで空き部屋チェックが可能。

「オートロックだから鍵をかけない」
これは非常に危険です。


■ 特に注意してほしい2つの油断ポイント

◎ 高層階の油断

カーテンなし
照明丸見え
これは在宅状況を教えているのと同じです。

◎ オートロックの油断

オートロック=安全ではありません。
最終的に守るのは“自分の部屋の施錠”です。


■ 今日からできる具体的な対策

・カーテンは在宅・不在問わず閉める
・タイマー照明で生活リズムを隠す
・玄関・窓は常に施錠
・補助錠・窓ロックを追加
・洗濯物・ポストの管理を徹底


■ まとめ

泥棒に狙われやすいかどうかは、
立地 × 建物配置 × 生活習慣 の組み合わせで決まります。

1つだけなら大丈夫でも、
複数重なるとリスクは一気に上がります。

「うちは大丈夫」
この油断こそが最大の敵です。


ぜひ、
・ご自身の体験
・やっている防犯対策
・物件選びで気をつけたこと

コメント欄で教えてください。

防犯の知識は、
共有することで強くなります。

ご相談は
会社窓口・公式LINEホームページからも受け付けています。

それではまた次回、
本気不動産の佐藤でした。