50代の8割が老後資金不足に不安を抱える中、不動産を「お金の保険」として活用する現実的な対策を本気不動産の佐藤が解説。平均資産・ローン残高・退職金の実態データとともに、働き続ける方針や貯金目安も紹介。
こんにちは。本気不動産の佐藤です。
今日は「50代の老後資金不安」をテーマに、不動産の視点から現実的にどう対応すべきかを考えてみます。
最近の調査によると、50代の約8割が“老後資金が足りない”と感じているそうです。
多いですよね…。正直、僕も同世代として気持ちはよくわかります。
■ 50代のリアルな家計状況
金融広報中央委員会のデータによると、
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50代の平均年収は約550万円前後(男性700万円・女性340万円)
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金融資産の平均は1147万円、でも中間値はわずか300万円
つまり、実感としては「そこまで貯まっていない」層が多数派です。
さらに、住宅ローンの残高が平均928万円ある人も多く、
ローン返済をしながら老後を意識し始めるのがこの世代なんですよね。
■ 「持ち家7割」という事実と老後設計の関係
データを見ると、50代の持ち家率は約7割。
この「住まいの資産」をどう活かすかが、老後資金の明暗を分けます。
家を「住む場所」としてだけでなく、
“お金に対する保険”として持っておくという考え方が大切です。
万が一のときには、
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売却して現金化
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リバースモーゲージなどで生活資金に転用
といった選択肢を持つこと自体が、安心につながる資産戦略になります。
■ 老後必要額と「足りない現実」
調査では、老後生活費の目安として
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月35万円
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貯蓄必要額 約1992万円
とされています。
一方で、50代の平均資産1147万円との差は約800万円。
この差をどう埋めるかがポイントです。
ただし、すべて貯金で埋めようとすると厳しい。
だからこそ、
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退職金をどう活かすか
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生活水準をほどほどに調整するか
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不動産を資産として守り続けるか
この3点のバランスが現実的な老後対策になります。
■ 「働けるうちは働く」が最大のリスク対策
物価が上がり続ける今の時代、
年金だけに頼るのはリスクです。
収入がゼロになると一気に不安が増すので、
健康が許す限りは**「働き続ける」ことが最大の安定策**です。
働きながら少しずつ貯金を増やし、
不測の事態に備えて1年分の生活費=約420万円を確保する。
これが僕の考える、**“現実的で達成可能な安心ライン”**です。
■ お金だけじゃない支援と「ほどほどの幸せ」
老後の不安は「お金」だけでは解決できません。
僕自身、親族や知人から電球交換や網戸張替えなど頼まれることが多いですが、
こうした“ちょっとした支え合い”が実はすごく大事なんですよね。
お金がなくても、助け合える関係があれば暮らしは安定します。
上を見てもきりがない。
「ほどほどの生活で、協力しながら楽しい老後を」
それが本気不動産として伝えたいメッセージです。
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