2000年以降のマンションは本当に価値が落ちにくいのか?本記事では、不動産歴25年・売買実績1200件超の「本気不動産の佐藤」が、20年後も価値を維持しやすいマンションの7条件を具体的に解説。立地・間取り・管理・プレミア性など、実需と資産性を両立する見極めポイントを公開します。
こんにちは、「本気不動産」の佐藤です。
今日は前回の動画「20年後に価値が落ちるマンション」に続いて、**逆に“20年後も価値が落ちにくい、むしろ上がる可能性のあるマンション”**の条件を7つに整理してお話しします。
■なぜ“価値が落ちにくいマンション”が注目されるのか
少し前までは「建物は古くなれば価値が下がる」というのが常識でした。
でも最近は、「築20年経っても値上がりしている」マンションもあるんです。
理由はシンプルで、**“良いストックが減ってきた”**から。
つまり「供給が少なく、需要が続くもの」は高くても売れるという原理です。
■第1条件:2000年以降に建てられたマンション
2000年に「住宅品質確保促進法(品確法)」が施行され、
建物の構造・防水・断熱などの基準が明確化されました。
これ以降のマンションは、メンテナンス性と居住性が格段に向上しており、
築20年以上経っても古さを感じにくいのが特徴です。
■第2条件:駅徒歩7分以内
「駅近10分以内」よりも、プロとしては**“徒歩7分以内”**をおすすめします。
駅5分以内は賃貸が多く、分譲はその外周に建つケースが多い。
つまり、“静かで便利”のちょうど良いバランスが取れるのが徒歩7分なんです。
■第3条件:地域で“プレミア”と呼ばれる物件
誰もが名前を知っている人気マンションや、大規模再開発と同時期に建てられた物件など、
代替の効かない立地や話題性を持つマンションは、年数を経ても価値が残りやすいです。
「高台眺望」「駅前のランドマーク」などは、まさにその典型です。
■第4条件:2LDK〜3LDKの現実的な間取り
家族構成が変わっても対応しやすく、リフォームして1LDKにも変更可能。
この柔軟さが中古市場でも支持され、リセール時の需要を底支えします。
■第5条件:入居率が高く、空室が少ない
空室が増えると、管理費の回収が滞ったり、修繕計画が崩れることも。
逆に入居率が高いマンションは、管理も安定していて住環境が良い=価値が保たれるんです。
■第6条件:管理意識が高いマンション
掲示板に張り紙が少なく、共用部が綺麗で、住人同士の挨拶がある――
そういうマンションは**築年数を超えた“信頼感”**があります。
現地見学で「清潔」「静か」「整っている」と感じたら、それは大事なサインです。
■第7条件:規約改定や設備改善ができる組合
最近は「ペット可」「EV充電可」「エアコン複数台対応」など、
時代に合わせてアップデートできるマンションが選ばれています。
電気容量を増やしたり、ネット回線を拡張したり、
柔軟な管理組合は結果的に資産価値を守る力を持っています。
■プロの結論:2000年以降×駅徒歩7分以内×管理意識=“買って後悔しない”
この3つがそろっていれば、20年後の資産価値も安心です。
もちろん価格はやや高めですが、“買う時高い=売る時も強い”という現実があります。
優先順位を決めて、条件を外さず選ぶことが大切です。
🎥導入リンク(本気不動産YouTubeチャンネル関連動画)
1️⃣【20年後に価値が下落するマンションの特徴】これからの主流は◯㎡以下です!老後も安心できるマンションの特徴を住宅購入のプロが解説します!👉 https://www.youtube.com/watch?v=tLoOHD--zAQ
2️⃣【買ってもいい中古マンションの特徴】〇〇最優先はもう古い!?失敗しない住宅購入の方法を不動産歴25年のプロが解説します!👉 https://www.youtube.com/watch?v=Ti7Xs0952_8&t=1166s
3️⃣資産価値が落ちる家と落ちない家の違いとは?マンション市場の価値について不動産歴25 年の社長が本気で解説します!👉 https://www.youtube.com/watch?v=xZRSjoMNC8o&t=39s
■最後に:あなたの経験もコメントで教えてください
「20年前に買ったけど今も高く売れる」「管理が良くて古さを感じない」など、
あなたの実体験もぜひコメント欄で教えてください。
本気不動産では、こうした**“損しない住宅選び”**をテーマに
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✅まとめ
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品確法以降(2000年〜)の建物は長持ちする
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駅徒歩7分以内が現実的で資産性が高い
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管理意識と柔軟な組合運営が価値維持の鍵
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人気物件は“高くても買う価値がある”