年金だけで住宅ローンは払える?老後の住まい・生活費・年金戦略・働き方を多角的に検証。不動産歴25年・売買1200件超の実績から本音で解説します。
こんにちは!本気不動産の佐藤です。
今回のテーマはズバリ「年金だけで住宅ローンは払えるのか?」です。冒頭から結論を言うと……正直、年金だけでローンを払い続けるのは厳しいです。でも、それで終わらせてしまうと不安ばかりが残りますよね。ですから今日は、老後の住まい・収支・受給戦略・働き方まで、データと実務感覚を交えて整理していきます。
■ 昔と今で変わった“完済意識”
親世代は「年金受給前に完済」が当たり前でした。でも今は、60歳を過ぎても働くのが普通になり、ローン完済を必ずしもゴールにしない人も増えてきています。完済至上主義から、「払える形で続ける」現実的な発想に変わりつつあるんです。
■ 老後資金と出費のリアル
データによれば、60歳時点の貯蓄は平均2400万円、中央値1600万円。これだけあれば余裕…と思いたいですが、実際は介護や葬儀、修繕費などの出費が待っています。例えば介護費は月8.3万円、葬儀費は最低でも80万円が目安。やっぱり「黒字家計」をキープする仕組みが必要なんです。
■ 年金額の現実と不安
厚生年金は男性16.7万円、女性10.7万円、国民年金は5万円前後。夫婦で23〜28万円が目安ですが、贅沢できる水準ではありません。しかもインフレや制度改正で受給額は変動する可能性があり、「数字は常に変わる前提」で備えるのが安心です。
■ ローンとの付き合い方
退職時点でローンが残っていても、無理に完済せず「貯金を切り崩し+働きながら返済」という柔軟なスタイルが安全です。80歳までローンを背負うのは現実的に厳しいので、どこかで手放す選択肢も検討しておきましょう。
■ 持ち家と賃貸の比較
賃貸2LDKなら全国平均で月6万円(年72万円)。一方、持ち家は維持費が戸建てで年40万円、マンションで年60万円。単純比較はできませんが、資産性が残る分、持ち家に優位性を感じる人が多いです。
■ 働き続ける老後という選択
新築なら毎月10〜15万円のローンも珍しくありません。年金だけでは到底カバーできないので、働けるうちは働くのが現実的。昔より10歳若く元気な今だからこそ「動けるうちは動く」が基本です。
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■ まとめとお願い
今回のテーマは誰にとっても不安が大きい話題です。ぜひ、退職金で一括返済した方や、働きながらローンを払い続けている方など、実際の経験談をコメントで教えてください。皆さんの知恵をシェアして、一緒に老後の住まい戦略を考えていきましょう。
不動産歴25年・売買1200件・相談4000件の経験から、本音情報をこれからも発信していきます。見逃さないためにぜひチャンネル登録してください!
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佐藤からのメッセージ:「老後資金は貯め込むより、働きながら暮らすのが一番現実的!」
これを合言葉に、前向きに住まいの未来を一緒に考えていきましょう。