マンション収納が足りないと悩む方必見!玄関・クローゼット・キッチンなど場所別に「物の保有量の目安」を9項目で解説。ストック過多を防ぐ整理整頓の基本と失敗しないルールを本気不動産の佐藤がご紹介。
本気不動産の佐藤です。
マンションにお住まいの方からよく聞くお悩みが「収納が足りない」「物が溢れてしまう」というもの。実際に現場で数千件の査定や相談に関わってきた経験から言えるのは――収納は増やすよりも“持つ量”をコントロールすることが大事なんです。
今日は「マンションで物を増やさない収納術」として、場所別に保有量の目安を9項目に分けてお話します。これを意識するだけで、散らかりやすい空間がすっきり整うはずです。
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◆収納の考え方の基本
「収納が狭いから無理」ではなく、“量の基準”を決めて増やさない仕組みを作ること。これが整理整頓の第一歩です。
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玄関:靴は1人3〜5足まで
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トイレ:トイレットペーパーは1人1週間で1ロールが目安
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納戸:防災備蓄は1人3日分(例:水9L・食事3食×3日)
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押入れ:布団は自分用+来客用で2組に抑える
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クローゼット:衣類は季節ごと20枚(トップス10・ボトム6・アウター4)
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トランクルーム:湿気に強いもの中心に。タイヤやキャンプ用品は地域事情で調整
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キッチン:食器は1人10〜12点、家族で40点前後に
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洗面所:タオルは1人5〜6枚、消耗品は「ストックのストック禁止」
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ルール:買ったら捨てる・溜め込まない・ゴミの日に確実に出す
数字で基準を持つと「これで十分だ」と実感でき、余分な買い足しが減ります。
◆よくある落とし穴
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セット販売で“お得買い” → ストック過多に
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複数種類のシャンプー・化粧品 → 在庫が管理不能に
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引越し時に大量処分 → 費用が数十万円かかる例も
日常の「ちょっと得した気分」が、後々大きな負担になることも少なくありません。
◆佐藤流・片付け習慣
私は気になったら止まらないタイプで、一気に片付けてしまうことも。若い頃には極端に捨てすぎて、タンクトップを全部0枚にしてしまった経験もあります(笑)。でもそのくらい「増やさない」意識が大切なんです。
限られたマンション空間を快適に保つコツは「収納を工夫する」よりも「持つ量を決める」こと。ぜひ皆さんの工夫や愛用アイテムもコメントで教えてください!