マンション購入で本当に数百万円損するのか?リフォーム済み物件と不動産取引の裏側 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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マンション購入で「数百万円損した」という噂、信じますか?本記事では、リフォーム済み物件の価格構造、不動産業者の利益の仕組み、買主が本当に損をするのかをプロ目線で解説します。不動産取引で後悔しないためのポイント満載!

こんにちは!本気不動産の佐藤です。

 

ネットを見ていると、「マンションを買って数百万円損した…」なんて記事をよく目にしますよね。読んでてゾッとしますが、これって本当なんでしょうか?

実は、買主が“本当の意味で”損をするケースは、そんなに多くないんです。


■ 不動産には「定価」がない

まず知ってほしいのが、不動産には家電や車みたいな「定価」がありません。物件の価格は立地や広さ、築年数、その時々の市況によって変わる「相場」で決まります。

たとえば、売主が不動産会社に査定を依頼して、その結果をもとに価格を決めて販売します。でも、相場を知らないまま「いいな!」と思って飛びついちゃうと、ちょっと高く買わされることも…。


■ リフォーム済み物件は“利益の塊”?

一番注意してほしいのが「リフォーム済み物件」。たとえば、現状4300万円の物件に700万円分リフォームを施して、5000万円で売り出す。こういう物件、最近多いですよね。

でも、実際に700万円全部がリフォーム費用かというと…ほぼ違います。中には300万くらいで終わっていて、あとはまるっと業者の利益、なんてことも。

だから、見た目だけで判断しちゃうと、「実は高値で掴まされてた」なんてことにもなりかねません。


■ 買取と仲介の違い、知ってますか?

物件を仕入れる方法にも種類があって、

  • 買取:業者が相場の6〜7割で買い取り、リフォームして再販

  • 仲介:売主が一般の買主に直接売る(相場価格で売れる)

買取は早く現金化できるので、売主にとってはありがたい。でも安く売らなきゃいけないのがデメリット。その分、業者がリフォームして高く売ることで利益を出します。


■ 実は損するのは「業者」や「売主」側のことが多い

「損した」っていうのは、実は買主じゃなくて、再販で利益が出なかった業者だったり、「安くても早く売りたい」と買取を選んだ売主だったりするんです。

買主が価格下落で損するケースって、リーマンショック級の経済危機レベル。しかも、それでも下落幅は200万とか。すぐに回復した例も多いです。


■ リフォーム済み物件、ここを見て!

じゃあ、リフォーム済み物件をどう見極めるか。

  • 内訳は?(リフォーム費用、業者利益のバランス)

  • 設備のグレードは?(見た目だけ立派にしてない?)

  • 自分でリフォームした方が安くつかない?

時間と知識があれば、現状物件を買って自分でリフォームするのが一番コスパ良いです。でも、全部任せたい人は業者の見極めが超重要!


■ 本気で損しないための物件選びとは

大事なのは「納得して買えるかどうか」。信頼できる業者と一緒に、相場やリフォーム内容をしっかりチェックしながら物件選びをする。

表面の綺麗さじゃなくて、中身が伴ってるか?価格に根拠があるか?この視点を忘れないでください。


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何百万円の買い物、後悔してほしくないからこそ、本音で伝えました。

「この物件、どうなんだろう?」と気になったら、お気軽にご相談くださいね。不動産購入で損しない、納得の選択を一緒に目指しましょう!