リフォーム済み物件と未リフォーム物件どっちが正解?プロが教える失敗しない選び方と注意点 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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リフォーム済み物件と未リフォーム物件、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?本気不動産の佐藤が、それぞれのメリット・デメリットや価格・保証の裏側まで解説。物件選びで失敗しないためのポイントとは?

こんにちは!本気不動産の佐藤です。

今回は「リフォーム済み物件」と「未リフォーム物件」、どっちがいいの?というよくあるご相談に、ズバッとお答えしていきます。

◆リフォーム済み物件の魅力とは?

なんといっても「完成してるからすぐ住める!」これ、忙しい現代人には大きなメリットです。
キレイに仕上がったお部屋を見て、即決しちゃう人も多いですね。

  • 内装や設備が整っていて手間いらず

  • 工事期間なし、すぐに引っ越せる

  • 見た目がキレイでイメージしやすい

ただし、ちょっと待って。デメリットもあるんです。

  • リフォーム費用が価格に上乗せされてて内訳が不透明

  • 自分の好みじゃない内装やグレードになってることも

  • 前の所有者の生活状況や物件の癖が分からない

しかも、売主が不動産会社や買取業者のため、細かい情報がもらいにくいことも。


◆未リフォーム物件の可能性

一方で、未リフォーム物件にはこんなメリットがあります。

  • 実際の「使い方の跡」が見えてリアルな判断ができる

  • 自分の好みに合わせて、必要なところだけ手を加えられる

  • リフォーム費用をコントロールでき、結果的にコスパが良い場合も

ただしこちらも注意点が。

  • リフォーム計画を自分で考える必要あり

  • 完成まで時間がかかる(1週間〜1.5ヶ月が目安)

  • 引っ越しタイミングや仮住まいも視野に入れる必要がある

住宅ローンやリフォームローンをどう組むかも、事前に金融機関と相談が必要です。


◆保証・価格の裏側も要チェック!

リフォーム済み物件には「2年保証」がついてると言われますが、これがまた曲者。
実際に対象になるケースはかなり限定的で、ほとんど使われたことがないのが実情。
機器類はメーカー保証が1年程度ついてますが、不動産会社の保証は正直おまけ程度と思った方がいいです。

価格も、業者の利益分が上乗せされているため高めに設定されがち。
何にどれだけお金がかかっているのか分かりづらいのも難点です。


◆どっちがオススメか?

ズバリ言うと、私は「未リフォーム物件を買って、自分でリフォーム」がオススメ。
時間と手間はかかりますが、その分、

  • 自分の理想に近づけられる

  • 予算の使い方が見える

  • 必要なところにだけお金をかけられる

という大きなメリットがあります。

でももちろん、手軽さを求めるならリフォーム済みもアリです。
大事なのは「両方見てから決めること」。これに尽きます。


◆本気不動産YouTubeでも解説してます!

物件選びについては、以下の動画でも詳しく解説しています!
あわせてぜひご覧ください。

  1. 水回りは総額〇〇万円かけてもいいです!後悔しないために知るべきリフォーム費用の相場を住宅購入のプロが本気で解説します!

  2. 【中古マンション】◯◯はつけっぱなしにしてください!ズボラな人が知っておきたいマンションを傷める使い方を不動産社長が徹底解説!

  3. 【買主必見】いきなり不動産会社に行くのは間違い!?中古マンション購入の最初の一歩から引き渡しまでを業界歴25年のプロが本気で解説します!

     

     

     


◆最後に:物件選びはチーム戦

担当者や業者のアドバイスを受けながら、自分に合ったスタイルを見つけていくのが理想です。
わからないことや不安な点があったら、遠慮せず聞いてくださいね。
私・佐藤が30年前に戻れるなら、不動産の道をもっと早く始めたいと思うほど、やりがいのある仕事です。

物件選びも人生の大きな決断。
納得のいく選択を一緒に見つけましょう!