暑くなりやすい家の特徴と対策をプロの視点で解説。窓・断熱・湿度・エアコン設置の工夫で快適な夏を実現!グリーンカーテンやLow-Eガラスの活用方法も紹介。
こんにちは、本気不動産の佐藤です!
これから夏本番。室内がムワッと暑くなって困ってる方、意外と多いのではないでしょうか?
今回は「暑くなりやすい住宅の特徴」と「今日からできる暑さ対策」について、わかりやすくお話しします。
暑くなりやすい家の3大特徴とは?
① 窓の対策が不十分
実は、住宅に入り込む熱の**7割以上が「窓」**からなんです!
単板ガラスや開閉できないフィックス窓は、熱気がたまりやすく逃げ場がありません。
② 断熱・気密性能が地域任せ
北海道のような寒冷地は断熱仕様がしっかりしてますが、南のエリアだと断熱材が薄めのケースも。
地域ごとの住宅性能の違いが、暑さの感じやすさに直結します。
③ 換気と空気の流れが悪い
温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ。
2階の窓を開けて熱を逃し、1階で冷たい空気を取り入れる「自然換気」ができていない家も多いです。
暑さを防ぐ!窓まわりの3大対策
1. レースカーテン&遮光カーテンの併用
カーテン1つで体感温度が変わります。外からの熱を遮り、冷房の効率をUP!
2. 車熱フィルムを窓に貼る
大きな窓には、UVカット&断熱効果のあるフィルムがオススメ。
室内の冷気が逃げにくくなり、冷房効率がグンと上がります。
3. グリーンカーテンで自然の力を活用
ゴーヤやヘチマなどを育てて、日差しを遮りながら涼しさを演出。見た目にも涼やかですよ。
断熱性能・窓設計の見直しも重要!
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Low-Eガラスや複層ガラスで、外気温の影響を抑える
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開けられる窓を増やすことで、風通しを確保
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南北に窓を配置して、風の通り道をつくる
湿度と空気循環で快適さが変わる!
湿度が高いと、同じ温度でも「蒸し暑さ」を感じやすくなります。
朝イチで換気して湿気を逃がし、日中は除湿機やエアコンのドライモードを活用しましょう。
吹き抜けのある家は、サーキュレーターやシーリングファンで上下の空気を循環させるのがカギです。
エアコンの効率的な使い方
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窓の近くや熱がこもる場所にエアコンを配置
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部屋の広さに合った能力のエアコンを選ぶ
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吹き抜け部分は「諦める」。下だけ冷やしてOK!
建築設計から考える「日差しを遮る工夫」
夏の日差しを90cmほどの庇(ひさし)でカット!
冬は太陽の高さが低いため、しっかり室内に光が届きます。
窓の高さや方位に応じて、建築段階で設計に組み込むと効果大!
中古住宅でもできる暑さ対策
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カーテン・フィルムで遮熱
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グリーンカーテンをDIYで設置
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朝・夜の換気で湿気を逃がす
手をかけるだけで、ぐんと快適になりますよ。
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まとめ
暑さ対策は、窓・断熱・換気・湿度管理の4つがポイント。
ちょっとした工夫で、夏の室内環境は大きく変わります。
「最近、エアコン効かないな」と感じている方は、まずは窓まわりの見直しから始めてみてくださいね!