【階段マンションって実際どう?】知らなきゃ損!メリット・デメリット徹底解説 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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「階段マンションの魅力とは?価格が安い理由、管理費の秘密、デメリットの回避法までプロが徹底解説。投資や住み替えにも役立つ物件選びのポイントを紹介します。」


こんにちは、本気不動産の佐藤です。
 

今回は「階段マンション」について。最近ではエレベーター付きのマンションが主流になっていますが、昭和の時代には当たり前だった“階段マンション”にも、実は見逃せないメリットがあるんです。

住まいや投資物件として検討中の方は、ぜひこの記事でその魅力と注意点を知ってください。


■ 階段マンションとは?その背景と設計の特徴

階段マンションとは、エレベーターのない低層マンションのこと。昭和50年代中頃までによく建てられました。5階建て以下ならエレベーターの設置義務がないため、コストを抑えた物件が多く見られます。

また、当時の建物には「壁式構造」が採用されていることが多く、柱が少なく室内がすっきりして見えるのが特徴。団地形式で専用庭付きの1階住戸が人気だった時代背景も反映されています。


■ メリット①:管理費と修繕積立金が安い!

エレベーターがないということは、当然ながら点検・修繕費用が不要。管理費が抑えられ、長期的なランニングコストにも優れています。さらに小規模マンションなら、一戸あたりの修繕積立金も低めに設定される傾向があります。


■ メリット②:購入価格がとにかく安い!

4階・5階といった上層階は、相場より大幅に価格が安いことも。資金を抑えてマイホームを持ちたい人や、投資用物件として購入したい人には大きなチャンスになります。


■ メリット③:個性的な設計が多くて面白い

低層階にメゾネットタイプやテラス付きの物件、傾斜地を活かしたデザインなど、デザイナーズマンションのような魅力的な間取りがあるのも階段マンションならでは。


■ デメリット①:階段利用の不便さ

当然ですが、荷物の運搬や引っ越し、高齢者や小さなお子さん連れには不便です。特に4階・5階となると、体力的な負担も大きいのが現実。ただし、最近ではAmazonの置き配やネットスーパーの利用で、ある程度は負担軽減が可能になっています。


■ デメリット②:間取り変更やリフォームが難しい

壁式構造は耐力壁が多く、自由な間取り変更がしにくい構造。天井も低め(1.8m〜)の物件があり、背の高い方には圧迫感を感じるかもしれません。


■ 購入や活用のコツ

✔ 自己居住用として

  • 1階は専用庭付きで、家庭菜園や子育て世帯にもおすすめ。

  • 2階・3階は階段でも比較的負担が少ないため、住みやすい。

✔ 投資用として

  • ファミリー層をターゲットにした広めの間取り。

  • 駐車場付きやペット可の物件はさらに競争力アップ。


■ 階段マンションの価値と将来性

エレベーターがないからといって、“価値が低い”とは限りません。
価格の安さ・管理費の手頃さ・個性的な間取りといったメリットがあり、地域やライフスタイルに合えば非常に魅力的な選択肢になります。


■ まとめ|視点を変えれば、魅力ある選択肢に

階段マンションは、「古い・不便」といったイメージを持たれがちですが、視点を変えると**“低コストで個性的な暮らしが実現できる”選択肢**でもあります。

物件選びは、自分の生活スタイルにフィットするかどうかがすべて。
もし階段マンションに出会ったら、一度立ち止まってその可能性を考えてみてくださいね。


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本気不動産の佐藤でした。