新築住宅のオプション選び、何を優先すべき?この記事では「今しかできない工事」と「後回しOKの項目」を明確化し、プロ目線でおすすめの22項目を紹介します。本気不動産の佐藤が解説!
こんにちは、本気不動産の佐藤です。
「新築住宅を建てるときって、オプションの選び方が一番難しいんですよね…」
お客様から本当によくいただくご相談です。
実際、オプションってつけようと思えばいくらでも増やせるんですが、気が付いたら「予算オーバー!」なんてこともよくある話。
今回は、新築時にしかできない“本当に価値のあるオプション”を見極めるポイントと、プロ目線でおすすめの22選をわかりやすくご紹介していきます。
■ まず押さえたい「オプション選びの基本」
✅ 新築時にしかできない工事を優先!
特に天井高・断熱材・換気システムなどは、完成後に変更が難しいため優先度が高いです。建物の構造に関わるものはあとからでは絶対に無理。
✅ 標準仕様のチェックは超重要!
建築会社によって「これは標準」「これはオプション」の線引きがバラバラ。不要なオプションにお金をかけないためにも、契約前に細かく確認しましょう。
✅ 予算とのバランスを考えて優先順位を決める
オプションは全部入れたくなります。でも冷静に考えましょう。
**「今必要か?」「後からでもできるか?」**この2つの基準で考えると、かなり整理できます。
■ プロがおすすめ!オプション22選【用途別に紹介】
🧑🍳 キッチン関連
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食器棚:造作でスペースにピッタリ。20~30万円
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シャワー付き水栓 or 浄水水栓:毎日使う部分だからこそ快適に。2~6万円
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造作カウンター:キッチン横や洗面台にあると便利。4~5万円
🛋 内装関連
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和紙畳やビニール畳:色褪せしづらく掃除も楽。1枚5000~1万円
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天井高 2500〜2600mm:開放感が段違い。約50~60万円
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引き戸への変更:空間を無駄なく活用。1枚2~3万円
🌬 断熱・換気関連
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第1種換気システム:花粉や湿度に強く、室温安定。50~70万円
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外張り断熱(負荷断熱):省エネ性が格段にアップ。費用は要相談
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トイレ・上下階へのグラスウール防音:音トラブル対策に有効
🧱 外装・外構関連
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外壁グレードアップ:厚みや耐久性UPで将来の修繕コスト減。50~100万円
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アスファルト舗装(車2台分):毎日の出入りがスムーズに。30~40万円
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ビルトインガレージ:防犯と快適性に優れる。費用は要相談
🛠 その他の便利オプション
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電動シャッター:雨でもラクラク開閉、防犯対策にも◎
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エコカラット:玄関や寝室に。湿度・臭い・デザイン性◎。10~20万円
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可動棚(稼働棚):収納スペースをムダなく使える。1万円前後
■ 選び方のポイント【まとめ】
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天井・断熱・換気などの構造的な項目は最優先
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家具や外構など、後から設置できるものは後回しでOK
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長期目線で「メンテナンス費用」と「快適性」を天秤にかけることが大事
■ 結論:必要なのは「選択」ではなく「判断」
家づくりって、選ぶことより**「何を選ばないか」**の方が大事だったりします。
迷ったら、「これって今しかできない工事?」と自分に問いかけてみてください。
そして、建築会社ととことん話し合うこと。これが後悔しない家づくりの近道です。
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理想の住まいは、賢い選択の積み重ねです。この記事が皆さんの「後悔しない家づくり」のヒントになれば嬉しいです。
ではまた次回!本気不動産の佐藤でした。