こんにちは。本気不動産の佐藤です。
最近、「0円物件」って言葉、よく耳にしませんか?
まるで夢のような話ですよね。「タダで家が手に入るなんて最高じゃん!」って。
でも、ちょっと待った。それ、本当に“お得”でしょうか?
今日は、不動産のプロである私が、0円物件の現実と課題、そしてうまい活用法まで、しっかり語らせていただきます。
0円物件って本当にあるの?
まず、「0円物件って都市伝説?」って思ってる方もいるかもしれませんが、実在します。
特に最近は「空き家問題」が深刻で、持ち主さんが「もう誰でもいいから引き取って!」ってケースも増えてるんですよ。
でも、だからと言ってプロが飛びつくかというと…実はプロでも断ることがあるんです。
その理由、掘り下げていきましょう。
0円物件に潜む落とし穴
正直言って、0円物件にはリスクが山盛り。
古くて何年も放置されている物件が多くて、例えばこんな問題が…
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配管や屋根がボロボロ。修繕に数百万かかるケースも。
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家財道具がそのまま放置されてる。処分だけでウン十万。
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設備が使えない、トイレも風呂も壊れてる。
さらに、解体するとなると、解体費が200〜300万円以上なんてザラ。
0円物件とはいえ、実際は「タダでもいらない」って判断になることも。
人気のない地域の物件は要注意
都市部の物件ならまだしも、多くの0円物件は地方の過疎地域にあります。
アクセスが悪くてバスも通ってないような場所だと、売るにも貸すにも難しい。
「原野商法」で買わされたような土地なんかは最たる例。
「将来新幹線が通ります!」って売られても、何十年もそのまま…なんてこともありますからね。
0円物件でもお金はかかる
「0円なら初期費用ゼロ!」って思いがちですが、それは大間違い。
実際には、以下のような費用がかかってきます。
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契約書の印紙代
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登記費用
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固定資産税、不動産取得税
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名義変更だけで数十万円かかることも
つまり、“0円=完全無料”じゃないんです。
それでも0円物件を活かす方法はある!
とはいえ、全部がダメってわけじゃありません。
ちゃんと使い方を考えれば、0円物件にも可能性はあります。
セカンドハウスや家庭菜園に!
田舎暮らしに憧れてる方、週末のプチ移住に使いたい方にはピッタリ。
古民家をDIYして「自分だけの秘密基地」って、なんかロマンありますよね。
キャンプ場や動画撮影のロケ地に!
最近はYouTubeとかSNSでバズる場所が大事。
「ボロボロ物件をフルリノベしてみた!」なんて企画はネタにもなるし、収益にもつながるかも?
最後に:0円物件に手を出す前に知ってほしいこと
0円物件は、夢が詰まっているように見えて、実は現実がのしかかってきます。
「タダより高いものはない」って言葉、まさにその通り。
でも、「ちゃんと調べて、納得して、使い道を明確にする」ことさえできれば、
0円物件は宝の山にもなるんです。
不動産のプロ目線から言わせてもらえば、
「安易に飛びつくのは危険。でも、うまく使えばアリ」
これが0円物件のリアルな評価です。
0円物件に興味がある方、まずは信頼できる不動産会社に相談してみてください。
本気不動産の佐藤も、全力でサポートしますよ。
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