【0円物件の真実】本当にお得?0円住宅の落とし穴と活用法を不動産のプロが語る | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

こんにちは。本気不動産の佐藤です。

最近、「0円物件」って言葉、よく耳にしませんか?
まるで夢のような話ですよね。「タダで家が手に入るなんて最高じゃん!」って。
でも、ちょっと待った。それ、本当に“お得”でしょうか?

今日は、不動産のプロである私が、0円物件の現実と課題、そしてうまい活用法まで、しっかり語らせていただきます。


0円物件って本当にあるの?

まず、「0円物件って都市伝説?」って思ってる方もいるかもしれませんが、実在します。
特に最近は「空き家問題」が深刻で、持ち主さんが「もう誰でもいいから引き取って!」ってケースも増えてるんですよ。

でも、だからと言ってプロが飛びつくかというと…実はプロでも断ることがあるんです。
その理由、掘り下げていきましょう。


0円物件に潜む落とし穴

正直言って、0円物件にはリスクが山盛り
古くて何年も放置されている物件が多くて、例えばこんな問題が…

  • 配管や屋根がボロボロ。修繕に数百万かかるケースも。

  • 家財道具がそのまま放置されてる。処分だけでウン十万。

  • 設備が使えない、トイレも風呂も壊れてる。

さらに、解体するとなると、解体費が200〜300万円以上なんてザラ。
0円物件とはいえ、実際は「タダでもいらない」って判断になることも。


人気のない地域の物件は要注意

都市部の物件ならまだしも、多くの0円物件は地方の過疎地域にあります。
アクセスが悪くてバスも通ってないような場所だと、売るにも貸すにも難しい。

「原野商法」で買わされたような土地なんかは最たる例。
「将来新幹線が通ります!」って売られても、何十年もそのまま…なんてこともありますからね。


0円物件でもお金はかかる

「0円なら初期費用ゼロ!」って思いがちですが、それは大間違い。
実際には、以下のような費用がかかってきます。

  • 契約書の印紙代

  • 登記費用

  • 固定資産税、不動産取得税

  • 名義変更だけで数十万円かかることも

つまり、“0円=完全無料”じゃないんです。


それでも0円物件を活かす方法はある!

とはいえ、全部がダメってわけじゃありません。
ちゃんと使い方を考えれば、0円物件にも可能性はあります。

セカンドハウスや家庭菜園に!

田舎暮らしに憧れてる方、週末のプチ移住に使いたい方にはピッタリ。
古民家をDIYして「自分だけの秘密基地」って、なんかロマンありますよね。

キャンプ場や動画撮影のロケ地に!

最近はYouTubeとかSNSでバズる場所が大事。
「ボロボロ物件をフルリノベしてみた!」なんて企画はネタにもなるし、収益にもつながるかも?


最後に:0円物件に手を出す前に知ってほしいこと

0円物件は、夢が詰まっているように見えて、実は現実がのしかかってきます。
「タダより高いものはない」って言葉、まさにその通り。

でも、「ちゃんと調べて、納得して、使い道を明確にする」ことさえできれば、
0円物件は宝の山にもなるんです。

不動産のプロ目線から言わせてもらえば、
「安易に飛びつくのは危険。でも、うまく使えばアリ」
これが0円物件のリアルな評価です。


0円物件に興味がある方、まずは信頼できる不動産会社に相談してみてください。
本気不動産の佐藤も、全力でサポートしますよ。


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