【プロが解説】家を買うべき物件の特徴と選び方のポイント|後悔しない不動産購入術 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

マイホーム購入を検討している方にとって、「どんな物件を選べば後悔しないのか?」は大きな悩みのひとつ。今回は、現役不動産プロの目線から**「家を買うべき物件の特徴と物件選びのポイント」**を徹底解説します。特に、駅近物件の重要性価格交渉のタイミング性能の高い住宅の見極め方など、具体的な視点を交えてお届けします。


不動産購入の基本|物件選びの土台を理解しよう

不動産は唯一無二の資産

不動産の最大の特徴は「唯一無二」であること。同じ場所に全く同じ物件は存在しません。そのため、立地(場所)と物件数の少なさが、資産価値に直結します。

中古物件と新築物件の選び方

  • 新築:最新設備が整っており、保証が手厚い。

  • 中古:価格が抑えられ、立地の選択肢が広い。

ライフスタイルや予算に応じて選びましょう。


駅近物件が資産価値を高める理由

不動産市場では、「駅近」はやはり強いです。**駅から徒歩5分以内(理想は400m以内)**の物件は、資産価値が下がりにくく、将来手放すときにも有利。

特に以下のような傾向があります:

  • 駅近物件はなかなか市場に出回らない

  • 出てもすぐ売れる

  • 価格が高騰しやすいため、即決がカギ


売りに出される物件の裏側|理由を知れば見極め力がつく

物件が売りに出される背景には、何かしらの事情があります。

例:

  • 転勤

  • 離婚

  • 経済的な事情

これらの理由が分かれば、**「なぜ売られているのか」**を理解し、冷静な判断ができるようになります。


家を買うべき物件の見極めポイント

築年数と市場の動向

市場に出る物件の多くは購入後3年以内が多い傾向です。特に2年以内の物件は転勤等が理由のケースが多く、状態が良い割に価格がこなれている場合があります。

駅からの距離

  • 徒歩5分以内がベスト

  • 徒歩10分圏内でも十分選択肢アリ

  • 徒歩1分 ≒ 約80mと覚えると計算しやすい


値下げされた物件は狙い目!タイミングが重要

物件が値下げされた直後は、注目が集まりやすく問い合わせが増える時期。このタイミングで動けると、競争を回避しやすくなります。


価格交渉のコツ|交渉は見学後に

価格交渉は、物件を見学した後が勝負! 理由を明確にし、「ここがリフォーム必要」「修繕費がかかる」など根拠を提示すると、交渉が通りやすくなります。


高性能住宅の見極め|プロでも見落としがち

意外と不動産業者でも、**住宅性能(断熱性・耐震性など)**に詳しくないことが多いです。

購入前に以下をチェック:

  • 断熱等級

  • 耐震等級

  • 窓のサッシ、断熱材の種類

  • ZEH対応かどうか


オプション・外構工事・水回りは要チェック

オプション付き新築はお得

エアコン、照明、カーテンレールなど、オプションが含まれている物件は費用を抑えられるのでおすすめ。

外構工事済みなら追加費用ゼロ

駐車場・フェンス・庭などが完成しているかもチェックポイント。

水回りの品質は生活に直結

特に、洗面台やトイレの位置・設備の質は、日常生活の快適性を大きく左右します。


まとめ|100点ではなく“60点〜70点”を選べ!

完璧な物件を探すと、永遠に買えません。**60点〜70点の物件を見つけたら即決もアリ!**駅近で、基本の設備が整った物件なら、住んでからの満足度も高いです。


最後に|「家」じゃなくても買いたくなるエピソード

最近の購入体験として、私はサボテンを衝動買いしました。見た目に一目惚れして、なんだか“ピンときた”んです。家の購入も、「ここがいい!」という感覚は大事です。理屈じゃなく、フィーリングを信じるのも選び方のひとつ。


【本気不動産】佐藤からのひと言

物件選びは人生の大きな決断。だからこそ、情報と直感のバランスが大切です。不安なときは、私たち不動産のプロにぜひ相談してくださいね!


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