マイホーム購入を検討している方にとって、「どんな物件を選べば後悔しないのか?」は大きな悩みのひとつ。今回は、現役不動産プロの目線から**「家を買うべき物件の特徴と物件選びのポイント」**を徹底解説します。特に、駅近物件の重要性、価格交渉のタイミング、性能の高い住宅の見極め方など、具体的な視点を交えてお届けします。
不動産購入の基本|物件選びの土台を理解しよう
不動産は唯一無二の資産
不動産の最大の特徴は「唯一無二」であること。同じ場所に全く同じ物件は存在しません。そのため、立地(場所)と物件数の少なさが、資産価値に直結します。
中古物件と新築物件の選び方
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新築:最新設備が整っており、保証が手厚い。
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中古:価格が抑えられ、立地の選択肢が広い。
ライフスタイルや予算に応じて選びましょう。
駅近物件が資産価値を高める理由
不動産市場では、「駅近」はやはり強いです。**駅から徒歩5分以内(理想は400m以内)**の物件は、資産価値が下がりにくく、将来手放すときにも有利。
特に以下のような傾向があります:
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駅近物件はなかなか市場に出回らない
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出てもすぐ売れる
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価格が高騰しやすいため、即決がカギ
売りに出される物件の裏側|理由を知れば見極め力がつく
物件が売りに出される背景には、何かしらの事情があります。
例:
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転勤
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離婚
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経済的な事情
これらの理由が分かれば、**「なぜ売られているのか」**を理解し、冷静な判断ができるようになります。
家を買うべき物件の見極めポイント
築年数と市場の動向
市場に出る物件の多くは購入後3年以内が多い傾向です。特に2年以内の物件は転勤等が理由のケースが多く、状態が良い割に価格がこなれている場合があります。
駅からの距離
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徒歩5分以内がベスト
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徒歩10分圏内でも十分選択肢アリ
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徒歩1分 ≒ 約80mと覚えると計算しやすい
値下げされた物件は狙い目!タイミングが重要
物件が値下げされた直後は、注目が集まりやすく問い合わせが増える時期。このタイミングで動けると、競争を回避しやすくなります。
価格交渉のコツ|交渉は見学後に
価格交渉は、物件を見学した後が勝負! 理由を明確にし、「ここがリフォーム必要」「修繕費がかかる」など根拠を提示すると、交渉が通りやすくなります。
高性能住宅の見極め|プロでも見落としがち
意外と不動産業者でも、**住宅性能(断熱性・耐震性など)**に詳しくないことが多いです。
購入前に以下をチェック:
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断熱等級
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耐震等級
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窓のサッシ、断熱材の種類
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ZEH対応かどうか
オプション・外構工事・水回りは要チェック
オプション付き新築はお得
エアコン、照明、カーテンレールなど、オプションが含まれている物件は費用を抑えられるのでおすすめ。
外構工事済みなら追加費用ゼロ
駐車場・フェンス・庭などが完成しているかもチェックポイント。
水回りの品質は生活に直結
特に、洗面台やトイレの位置・設備の質は、日常生活の快適性を大きく左右します。
まとめ|100点ではなく“60点〜70点”を選べ!
完璧な物件を探すと、永遠に買えません。**60点〜70点の物件を見つけたら即決もアリ!**駅近で、基本の設備が整った物件なら、住んでからの満足度も高いです。
最後に|「家」じゃなくても買いたくなるエピソード
最近の購入体験として、私はサボテンを衝動買いしました。見た目に一目惚れして、なんだか“ピンときた”んです。家の購入も、「ここがいい!」という感覚は大事です。理屈じゃなく、フィーリングを信じるのも選び方のひとつ。
【本気不動産】佐藤からのひと言
物件選びは人生の大きな決断。だからこそ、情報と直感のバランスが大切です。不安なときは、私たち不動産のプロにぜひ相談してくださいね!
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