創作ゲーム「ハゲタカ達のえじき」を紹介します。
このゲームは署名なゲーム作家、アレックス・ランドルフ氏の傑作ゲーム
「ハゲタカのえじき」
を使用します。ゲームショップなどでご購入ください。
先にこのブログで紹介した大人数パーティゲーム「はげたかのえじき達」があります。
今回はそのアレンジ版になります。
こちらは3~6名程度で遊ぶことができます。
配られた3枚のカード3セットを、どのタイミングで使うかの妙味があります。
「ハゲタカのえじき」
「ハゲタカ達のえじき」 by ドミッチ
◆人数、時間
3~6人、20~30分程度
◆用具
はげたかのえじき 1セット このルールの得点表と筆記具 人数分
トランプの赤と黒を1枚づつx人数分
◆全体の進行
・3勝負で1回戦終了 > 6回戦で1ラウンド終了 > 3ラウンドで勝敗決定
◆1ラウンド目の準備
・1~15までの数字カード全てを、色に関係なく良くシャッフルする
・はげたかのえじきの得点カードを別にしておく
・全員にはげたかの数字カード3枚のセットを3セットづつ、合計9枚配る
・全員がトランプの赤と黒のカードを1枚づつ、計2枚を持つ
・数字カード3枚の合計が10以下のセットがあれば、その3枚を捨て引き直す
・1ラウンドは全部で6回戦ある
6回戦のうち自分で選んだ3回だけ参加し、残り3回は不参加となる
得点は後の回ほど大きいが、失点する場合も大きい(ハイリスク・ハイリターン)
・まず1回戦目の参加者を決めるため、全員がトランプを1枚選んで裏向きに出す
・トランプをオープンし、黒ならその勝負に参加、赤なら不参加となる
◆勝負の手順
・下の表に従って、1回戦目に使用する得点カード5枚を選び、裏向きにする
<得点表とスコアシート> {↓0ではなく0.5の代用が9です}
・黒を出した参加者は数字カードの3つのセットのうちから1つを選ぶ
・1回戦目の得点カード5枚をシャッフルし、ランダムに1枚をめくる
・参加者は手札から1枚を選んで裏向きに出し、全員が選んだらオープンする
・ハゲタカのルールに従って勝敗を判定し、得点カードを獲得する
得点カードのプラスと0は単独で最大の人が獲得 マイナスは単独で最小が獲得
同じ数字があった場合は互いにキャンセルされ、大きさに関わらず獲得しない
全員キャンセルの場合は次の勝負に得点(失点)持ち越して加算する
3勝負目に全員キャンセルの場合は次の回戦、ラウンドに持ち越す
最終ラウンドの6回戦が全員キャンセルならだれも獲得しない
・手札3枚なので3勝負。つまり得点カードは5枚中3枚しか出てこない
・3勝負終了後、参加者は各自がその回の得点をシートに記入する
・その回に使用した手札3枚は場に捨てる
◆2回戦目以降
・2回戦目の参加者で同様に対戦・・・以降、6回戦まで行う
・既に回戦に3度参加した人は、そのラウンドの以降の回戦には参加できない
・参加者が一人もいない場合はその回戦はスキップされる
・参加者が一人の場合は得点カードをランダムに3枚引いて得点を独占する
・以降、6回戦目まで行うか、全員が3回参加したら1ラウンドが終了する
◆2ラウンド目以降
・合計3ラウンド行い、総得点の多い人が勝利 同点は両者勝利
0.5点は総得点が同点の時に獲得していれば順位が上になる
・第2、第3ラウンドは以下のルールを追加する
第1ラウンド 通常とおり6回戦行う
第2ラウンド 参加者は対戦前にお互いの手札を見せ合ってから始める
第3ラウンド 手札見せに加えて、得点(失点)は2倍、0.5も1点となる
◆レアケース
・0.5点を2人が獲得して、かつ同点ならばやはり両者勝利となる
・回戦には必ず3回参加する もししなかった場合は失格となる
(最初に4回戦続けて不参加した場合など)
<プレイのイメージ>
手札3枚を3セットに分けて使うので、カードを立てるためのラックがあると便利です