韓国時代劇の王朝ものには付き物の、王様や世子(せじゃ・皇太子)のお妃選びの場面。
ここで必ず陰陽五行や四柱推命が出て来ます。
昔は意味が分からなかったシーンも、今は見ながら理解出来るので、より楽しくなりました。
五行の相生相剋が分かっていると、
(相生が外側の矢印。相剋が内側の矢印)
例えばこんなシーンは、すんなり理解出来ます。
「王様の土の気運とユン嬢の火の気運は、
相生の関係ゆえ王室に福がもらたされます。」
火が土を生ずる火生土(かしょうど)の関係なので、
火の質のユン嬢が土の質の王様を助ける、強めてくれる存在なので、相性が良いと言っています。
他にもこんなシーンも。
「ユン・ソヨン様は四苦の四柱です。
辛亥年に大運と歳運が丙辛合水となり、
水の気運と化しました。
ユン嬢はおそらく日干が丙火で、辛金と干合し、質が火質から水質に変化してしまいます。
辛金の大運が回っていて、さらに辛亥の年には命式がいわゆる「水びたし状態」になったので病気になったはずだと言っています。
ドラマを見ながら、
「大運も年運も干合変化しちゃったのね。」
と、納得したり、
「韓国では丙辛干合(へいしんかんごう)を丙辛合水(びょんしんはぷす)というのか!」とか、
「四柱は韓国語で사주(さす)、丙辛は韓国語で병신(ひょんしん)、合水は합수(はぷす)なんだな。」
と、算命学用語の韓国語を覚えられたりと、韓国時代劇を見る楽しみが2倍に増えました。(^.^)
ただし!
問題もあって、一瞬だけ映った四柱を見逃せなくて、巻き戻して一時停止して写真を撮って深夜に検証したくなっちゃうこと。
例えば昨夜。
撮った画像を拡大してみたら、ユン嬢の四柱は日干支が丁亥になっているではありませんか!
えー!丙じゃなくて丁⁉️
「丙」と同じ火質でも「丁」の干合相手は「壬」。
丁火では辛亥年が来ても干合しませんし、丁は水質には変化せず木質に変化します。
劇中の台詞「水の気運となりました。」は絶対おかしい!
万年暦を出して来て、画面と同じ日を探したら、ありました。↓
ドラマの脚本家さんは当然韓国の四柱推命鑑定士に登場人物の四柱を作ってもらう筈なのに…。
もう気になって眠れません(笑)
この命式の時柱は「乙巳」みたいですが、私の推測では、ドラマで「四苦の四柱」という設定なので、
画面に本物の「四苦の四柱」を出して、視聴者の中にもしも同じ四柱の人がいたらまずいので、仮の四柱にしたのかも知れない…
上の命式は、2017年4月の命式だから、ちょうどこのドラマの脚本を書いた日なのかも!
という結論が出て、
ようやく眠りにつけたのでした。(^.^)
おしまい
あでも一応念の為、
四柱推命の先生で「違うよー」という先生がいらっしゃいましたら、コメントを下さいね。^ ^
【関連記事】