実家の父(90)から、いつも「本を買ってくれ」と電話がかかって来ます。
テレビを見ないし、心不全なので本を読むことしかやることがないのてす。
私はAmazonで送り先を実家にして注文し、父に後からお金を貰っています。
今日頼まれたのはこの「プレジデント」。
「この雑誌は出たばかりたから来週来る時に買って持って来てくれ。」というので普通に買いました。
御殿場線で読みながら帰ろうと思います。
Amazonでも買えますよ。
最近父は五木寛之さんにハマっていて、著書を何冊も買っているのですが、
おそらくこの本↓の影響でプレジデントも読みたくなったのでしょう。
『捨てない生きかた』
五木寛之さんにハマる前には親鸞の本を沢山買わされました。
親鸞は、
「執着を捨てる」という仏教の原則を目指しつつも、「捨てられない自分」と葛藤し続けた僧です。
そうかと思うと、
こんな本も買っています。
『ブッダが教える 執着の捨て方』
捨てたいのか、捨てたくないのか?(笑)よく分からない
終活のために、実家の物や蔵書を大量に処分しながら、寂しさを感じて「捨てない」に共感したのか。
この世への執着もまた、捨てるどころか、どんどん増幅しています。
父が注文する本で、なんとなく父のその時の心境が分かるのですが、
今は「捨てたいけど捨てられない」葛藤をしているようですね。
私はどちらかというと「捨てる派」なので、ワタナベ薫さんの、この↓記事に共感するタイプです。
「一日10個、どんな小さなものでもいいから必ず何かを捨てていく」マラソン。
これなら負担なく続けられそうです。
何せ狭いマンションでは、増えたモノを置いておくスペースがありませんからね。
モノもお金も、愛情も、人間関係も、
執着するとろくなことがない
と思っています。
最後は、先週父から買ってくれと頼まれて、ギョッとした本のタイトル。
「臨死体験」
電話を落としそうになりましたよ。
90歳になって読みたくなるのか⁈
『臨死体験 生命の響き』↓
鈴木秀子さんにもハマっているみたいです。
『柴犬伊太郎のブログ』はこちら↓