今日も朝6時に目が覚めた。目覚ましの音が鳴る前にパチッと目が開くのは、最近の良い習慣だ。外はまだ薄暗くて、窓から差し込む光が少しずつ部屋を明るくしていく。軽くストレッチして、ジムの準備。スニーカーを履いて、家を出る前に水を一口飲んで気合いを入れる。

ジムは朝イチだと人が少なくて、静かなのが好きだ。今日は背中と腕を中心に、いつものルーティンで1時間半ほど汗を流した。デッドリフトをやっているとき、鏡に映る自分のフォームがちょっとカッコよく見えて、内心ニヤリ。筋トレ後の爽快感はやっぱり最高だ。シャワーを浴びて、帰りにコンビニで朝ごはんを調達。おにぎり2個とプロテイン、それにサラダチキン。シンプルだけど、朝の空腹にはこれで十分。

家で朝食を済ませて、ポッドキャストの仲間から「東京レインボーパレード、行かない?」とメッセージが来たときは、即答で「行く!」と返した。毎年楽しそうなイベントだなと思いつつ、ちゃんと参加するのは初めて。11時ごろに渋谷に到着して、仲間と合流。カラフルなフラッグやコスチュームで溢れる街は、なんかもうそれだけでエネルギーが湧いてくる。パレードは笑顔と音楽に包まれて、みんなが自分らしくいられる空気が最高だった。仲間と一緒に歩きながら、知らない人ともハイタッチしたり、写真撮ったり。声援を送ってくれる沿道の人たちの笑顔も印象的だった。2時過ぎにパレードが終わって解散した頃には、足がガクガクで腹ペコ。楽しかったけど、予想以上に体力使ったな。

そのままパートナーとセンター街に突撃。適当に入った居酒屋で、ビールと焼き鳥、ポテトフライをガッツリ注文。みんなでワイワイ話しながら、昼間っから飲むビールの美味さは格別だ。パレードの話や、最近のポッドキャストのネタで盛り上がって、気づけば2時間くらい経ってた。まだ何か食べたいね、ってことで、締めに天下一品へ。こってりラーメンのスープを一口飲んだ瞬間、疲れが全部吹っ飛ぶような幸福感。ニンニク多めで頼んだから、明日ちょっと後悔するかもしれないけど、まあいいや。



お腹を満たした後は、豊洲で開催中の野外フェス「Body & Soul」に移動。音楽と開放的な雰囲気が楽しみだったけど、パレードと居酒屋で結構ヘトヘトだったから、正直あんまり踊れなかった。ステージの光と音に合わせて体を揺らす程度で、ちょっと観客席でぼーっと音楽に浸る時間も。これはこれで悪くない。フェスの空気感って、日常からちょっと浮遊してる感じがして好きだ。でも、さすがに体力の限界を感じて、早めに切り上げることにした。

最後はスーパー銭湯で締め。熱いお湯に浸かって、ジェットバスで肩をほぐして、サウナで汗を流して…。もう全身が「ありがとう」って言ってるみたいだった。露天風呂で夜空を見上げながら、今日のいろんなシーンが頭に浮かんだ。パレードのカラフルな笑顔、居酒屋の喧騒、ラーメンの濃厚なスープ、フェスのビート。めっちゃ濃い一日だったな。疲れが明日まで残らないといいけど、まあ、こんな充実した日なら多少の疲れも悪くないか。

ベッドに潜り込む前に、明日の予定を軽く確認。とりあえず、朝はゆっくり寝よう。今日の分、しっかり充電して、また明日からフルスロットルでいこう。

久しぶりに会社に行った。連休の谷間、所謂「中日」ってやつだ。朝、目覚ましに叩き起こされて、布団の中でしばらく葛藤した。GWのまったりした空気に慣れすぎた体が、まるで社会復帰を拒否しているかのようだった。結局、渋々起きて、いつものルーティンで準備。電車に乗る頃には、なんとか気持ちを切り替えたつもりだったけど、心のどこかで「5月病ってこういう感じか」とぼんやり思った。

会社に着くと、予想通りフロアはガラガラ。出社率、目視で3割くらい? みんな有給を取って連休を延ばしたんだろうな。羨ましい限りだ。デスクに座ってPCを立ち上げたものの、なんかこう、エンジンがかからない。免疫がついてると思ってたのに、大間違いだった。普段ならバリバリ進むタスクも、今日は妙に億劫に感じる。5月病って、こんな風にじわじわ精神を削ってくるのか。いや、連休のせいかもしれないけど。

特に緊急の仕事もない日だったから、午前中はメールの整理と、溜まってた資料にざっと目を通すくらいで終わった。普段なら「効率的に進めなきゃ!」って焦るんだけど、今日はそんな気分にもなれず。なんか、のんびりした空気が会社全体に漂ってる気がした。同僚も、コーヒー片手に「こんな日は無理しないのが一番だよね」なんて笑ってた。確かにその通りだ。

お昼は近くの定食屋で、久々にがっつりした生姜焼き定食を食べた。休暇中は家で軽い食事ばっかりだったから、こういう「外食の味」が妙に新鮮に感じた。午後は、ちょっとした会議があったけど、内容は軽め。リモート参加のメンバーもいたから、Zoom越しに「連休どう?」なんて雑談が飛び交って、会議というより井戸端会議みたいになってた。まあ、こういうゆるい時間も悪くない。

夕方近くになると、さすがに「何か成果を…」と少し焦り始めたけど、結局、細かいタスクをいくつか片付けただけで終了。まあ、こんな日もあるよね、って自分を納得させて、早めに退社。帰りの電車は行きよりさらに空いてて、窓の外をぼーっと眺めながら、連休後半の予定を考える余裕も出てきた。

帰宅後は、ソファに沈み込んでNetflixで適当なドラマを流しながら、今日のことを振り返った。なんというか、特別な出来事はないけど、のんびりした1日だったな。5月病の気配は感じつつも、こんな日があるからまた頑張れるのかも、なんてちょっと前向きに締めくくってみる。さて、連休後半はどう過ごそうかな。
今日は4月の最後の休日。朝、目覚めるとカーテンの隙間から柔らかい春の日差しが差し込んでいた。パートナーは少し不機嫌そうに「港区のPayPayキャンペーン、結局あんまり使わなかったね」とぼやいていた。確かに、4月末までだったそのキャンペーン、もっと活用すれば良かったかもしれないけど、まあ過ぎたことは仕方ない。今日はそんな小さな後悔を吹き飛ばすように、二人でデートに出かけることにした。行き先は、なんと六本木。六本木なんて、普段めったに行くことがない場所だ。パートナーが「おすすめの餃子屋があるよ」と目を輝かせて言うので、ちょっと楽しみになってきた。

朝ごはんは簡単に済ませようと、キッチンでパスタをサッと作った。オリーブオイルとガーリック、トマトソースのシンプルなやつ。二人でちゃちゃっと食べて、エネルギーチャージ完了。その後、近所のサウナへ。朝からサウナなんて贅沢な気分だ。熱々のサウナで汗を流し、水風呂でキリッと引き締めて、外気浴でぼーっと空を眺める。春の風が心地よくて、なんだかリセットされた気分になった。

サウナでスッキリした後、そのまま六本木へ向かった。電車に揺られながら、パートナーが「餃包って店、もちもちの水餃子が絶品なんだから!」と力説するから、期待値がどんどん上がる。六本木駅に着いて、街を歩く。相変わらず、六本木はどこかキラキラした雰囲気だ。目的の「餃包」に到着すると、こじんまりした店構えながら、活気があって良い感じ。早速、もちもちの水餃子を注文。出てきた水餃子は、皮がぷるんと弾力があって、中の具もジューシー。パートナーが「ほら、言ったでしょ!」と得意げだ。ビールも頼もうかとメニューを見たら、メンバー登録すると最初の一杯が無料とのこと。こんなお得な話、乗らない手はない。即メンバーになって、冷えたビールをグビッ。餃子とビールの組み合わせ、最高すぎる。店員さんによると、新宿にも店舗があるらしい。「0時会で餃子とビール、いいね」とパートナーと盛り上がった。



お腹が満たされたところで、次はミッドタウンへ移動。サントリー美術館で「酒呑童子」特集の展示をやっていると聞いて、ちょっと興味が湧いた。地元にゆかりのある話らしいし、こういう文化的なデートもたまにはいい。展示は思った以上に面白かった。酒呑童子の伝説や関連する美術品が丁寧に展示されていて、物語の背景や地域の歴史に触れられた。パートナーと「これ、地元でこんな話あったんだね」と話しながら、じっくり見て回った。

その後、ちょっと贅沢な気分でリッツ・カールトンでハイティーを楽しもうかと話していた。ロビーに足を踏み入れた瞬間、なんだか空気が違う。パートナーが着ていたスウェットが、めっちゃカジュアルで場違いなことに気づいてしまった。二人で顔を見合わせて苦笑い。「…やめとく?」ってことで、即撤退。まあ、無理して背伸びしなくてもいいよね、なんて笑いながら、プランBとして21_21 DESIGN SIGHTへ向かった。そこでは「ラーメンどんぶり展」なるものが開催中。ラーメン好きな二人にはピッタリだ。展示は、ラーメンどんぶりのデザインや歴史をテーマにしたもので、意外と奥深い。どんぶりの形や模様がラーメンの味や店の雰囲気にどう影響するか、なんて話に二人で妙に納得しながら見て回った。ラーメン愛が深まった気がする。



ミッドタウンを後にして、麻布十番の方へぶらぶら散歩。六本木とはまた違う、ちょっと落ち着いたけど活気のある雰囲気がいい感じ。麻布十番は人が多くて、春の終わりの賑わいを感じた。お腹が少し空いてきたので、更科そばで軽く蕎麦を。つるっとした喉越しの蕎麦と、シンプルなつゆがちょうど良かった。サクッと食べて、パートナーとはここで解散。自分はこれから新宿で同い年飲み会に初参加だ。



新宿に移動して、飲み会の会場へ。今回は中華の食べ飲み放題のお店。店内はすでにワイワイした雰囲気で、同い年の仲間たちが集まっていた。食べ飲み放題って響きは最高だけど、さすがにもう若くないな…と思いながら、あっさりしたメニューを中心に注文。チャーシュー麺とか、青菜炒めとか、胃に優しそうなやつをチョイスしていたら、誰かがドーンと揚げ物を頼みやがった。エビの天ぷらやら春巻きやら、テーブルに並ぶ姿は壮観だけど、ちょっと胃が怯える。みんな「食え食え!」と元気いっぱいで、若いなあ、なんて感心しながら、ちびちびつまんだ。

飲み会は盛り上がって、一次会で結構お腹いっぱい。みんなとは別れて、数人で二次会へ。落ち着いたバーに移動して、焼酎をちびちび飲みながら話した。仕事の話、最近の趣味、恋愛の話…いろんな話題が飛び交ったけど、ぶっちゃけ、ちょっと酔っ払ってて細かい内容はあんまり覚えてない。ただ、気の合う仲間と過ごす時間は、やっぱり心地いいなと思った。

終電間近になって、ようやく帰路に。電車に揺られながら、今日一日を振り返る。六本木の餃子、美術館、麻布十番の散歩、仲間との飲み会。盛りだくさんで、なんだか濃い一日だった。4月の最終日、しっかり楽しめた気がする。家に着いたら、シャワーを浴びて即ベッドにダイブ。明日はまた新しい月が始まるな、なんて思いながら、眠りについた。