2022年の初演に続いて 千と千尋の神隠し の芝居が帝国劇場で上演されましたので観に行きました。初演時よりもブラッシュアップした舞台で 千と千尋の神隠しの世界に引き込まれました。
初演時は上白石萌音さんの芯の強い千尋と 橋本環奈さんの元気な千尋 の両方の舞台を楽しみました。演者によって演じ方が違っているのが 面白かったです。
今回観劇したのは 福地桃子さん演じる千尋です。
少しおとなしい千尋が 湯屋で働きながら どんどん成長していく姿を見て 大変共感しました。
又 人形を使った斬新な演出も 初演時よりレベルアップしていて素晴らしかったです。
ハクが龍になって空を舞うシーンは 役者が龍の人形を操って龍が空を舞うのですが 力強く幻想的でした。
湯婆婆を演じた羽野晶紀さんは強欲さの中にも 可愛らしさがあり 素晴らしかったです。
驚いたのは カオナシを演じたダンサーで役者の 山野光さんです。カオナシの顔と体が 少しずつ 瞬間移動するように不思議な動きをしていて 人では無い不思議な者を 見事に表現していました。
宝塚の元トップ娘役 実咲凜音さん演じる リンも
とても良かったです。
舞台上に出てくるさまざまな神々も 見ていて面白かったです。
生バンドの演奏もとても良かったです。
摩訶不思議で少し恐ろしい 千と千尋の神隠し の舞台 大変楽しかったです。