冬休み1日目:今日はかぐや姫。 | どんぐりごろごろ(助産師のダンナさんのブログ)

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助産師のダンナさんが綴る、日々の他愛ないこと。

12月29日(日)

明け方、2時過ぎに到着。
今日は妻さんの実家です。
愛知県です。

と言っても、
俺の妻は開業助産師。
妻さんは、助産師仕事でお留守番。
長男さんも受験勉強に専念するという事で、
お留守番の石川県。

俺と二男さんと三男さんでやってきたのさ~。

そして、朝、9時過ぎにノソノソと起きると、
じいちゃん、
「今日は映画に行こうと思う!」
「かぐや姫の物語」

俺と子ども達、
「お! それ良いね~。」
「それじゃ、レッツゴー!」

駅まで行って、電車に乗って、名古屋駅まで。

石川県にいると、
ほとんど電車に乗ることが無い我が子達。

二男さんは流石にもう、喜ばなくなったけど、
三男さんは電車に乗って、嬉しそう。

驚いたことに、三男さん、
「お父さん! ほら、見て!」

俺、
「なに、なに?」

三男さん、
「つり革に触れるようになったよ~。」

俺、
「お~! すげー!」
「背、伸びたんだね!」

夏、この前、
じいちゃんの家に来た時には
届かなかった電車のつり革。

ふとした瞬間、何気ない出来事、
子供の成長を感じるね。

そうしているうち、名古屋駅。

じいちゃんと、俺、二男さんと三男さん。
名古屋駅内を歩く。

やっぱ、名古屋は石川県より人が多いね!
二男さん、三男さん。
人にぶつからないように、注意して歩いてね~。

映画館に着くと、
ここでもやっぱり長蛇の列。

かぐや姫の物語、大丈夫なのか~?
席は空いているのか!?

空き状況が△になったぞ!?
空席、わずか!!

ぎりぎり、セーフ。

前から2列目だったけど、
4人とも並んで座ることが出来ました。

それでは、かぐや姫の物語。
はじまり、はじまり~。

面白く、深い話。

そして、激しく、絵が綺麗!

個人的には、最近の3Dっぽいアニメ絵より、
手書きの柔らかさというか、迫力がとても良かった。

この映画、罪と罰がキャッチフレーズにあったけど、

何が罪で何が罰なのか、
見る人によっていろいろ感じる事ができそう。

話は、まったくの竹取物語。

多少、登場人物が追加されている?
でも、話は変わっていないと思う。

だけど、俺が今まで思っていた
竹取物語の雰囲気と、とても違っていた。

それが、
「描き方」というマジックなのか~!?

描き方で印象に残ったことと言えば、
喜怒哀楽の無い穏やかな月の世界が、
とても、つまらなそうに見えたこと。

対照的に地球での生活は、
嫌なことも沢山あるけど、
とても生き生きと感じられたこと。

確かに俺も、かぐや姫と同じように、
月には行きたくない~!!

あと、何となく、話の流れから
勝手に考えさせられたことと言えば、

親が思う子供の幸せと、
子供が望む幸せとの乖離は、
お互いが不幸になる最大の原因。

という事かな?

この映画を見て、
やはり、俺は、
長男さん二男さん三男さんの、
良き補佐役になろうと思う、今日この頃。

すなわちそれは、
俺が勝手に思う子供の幸せを、子供に押しつけるのでは無く、
子供が自分で望む幸せの、その手助けが出来るように、
半歩引いた位置から、
何かあったらすぐに助ける事が出来る位置から、
見守っていこう。

そんな風に思うのであった。

でも、やっぱり心配になって、
口を出してしまいそうになるんだけどね~。

そんときは、子ども達には、
テヘペロで許してもらおうっと!