勉強せずに成績アップ大作戦!no.4/アニメを見る(姫ちゃん中学受験) | ドングリクンパパのブログ

前回からの続き

 

 

 

no.4)1日40分好きな動画やアニメを見る!

 

これのどこが受験対策だって?(笑)ところがどっこい、これをやるとやらないでは大違いなんだよ。まあでも誰でもやっていることだから差別化にはならないよね。でもうちはテレビがないからさ、うっかりするとアニメやドラマもまったく見ないでも暮らせてしまう。

 

実際ボウズはほっとんど何も見なかった。まあ別にそれはそれで良い、ボウズはボウズで死ぬほど楽しい小学校時代をおくれているのでなんの問題もない。ただ、アニメやドラマ等の動画をまったく見ないのと、多少見るのとでは、見る方が言語能力を伸ばせる。これには根拠がまったくないけどパパは間違いないとみている。

 

アニメ等の動画は言葉のシャワーなんだよね。インプットなんだよ。普段の会話でももちろんインプットはされる。でもアニメやドラマは友達や親子との会話とはまた少し違う世界の言葉を沢山まとめて聞く事が出来る。本を読む事は究極のインプットだが、動画を見る事は「音で聞く」という面で読書とはまた違う形の言葉のインプットなのだ。

 

ただうっかりするとだらだらユーチューブ長時間見て過ごしてしまう事になる。すると最も大事な想像力×アウトプットの時間が減ってしまう。例えば絵を描く事は想像力、創造性を育み、美的センスを磨く。そうした事に比べると、アニメやユーチューブを見るという受動的な行為から得られるものは少ない。

 

少ないが、でも確実にあるんだよね。まったく見ないより、少し見た方が良い、でも見過ぎない方が良い、そんな感じ。ゲームと同じだね。

 

ちなみにうちにはテレビがないので、見るのはアマゾン・プライムの無料動画だ。パパがアニメを中心に色々探して集めておいて、その中から姫ちゃんが好きなのを選ぶ。姫ちゃんが今まで一番沢山見たのは「あたしンち」だね。シリーズ全編600話以上×3回くらい見てる。姫ちゃんほど平成庶民のアルアルに詳しい小5は居ないぞ(笑)。

 

「笑い」ってほんと大事だからな。人を笑わせる事が出来るってものすごく価値の高い能力だと思う。笑わせて、ほっこりさせられたら最高だよね。人間の営みを哲学的に考察して意見を述べる事が出来る、そんな能力ももちろんとても素晴らしいと思うが、そんな事より近所の田中さんのモノマネが完璧にできる、そんな能力の方が大事な時もある(笑)。

 

ちなみにパパはあたしンちの水島さんのモノマネは割と得意(笑)。でもねえ、実は「笑わせる能力」よりもっと大事なのは「笑う能力」だと思うんだよ。自分が何か話したら、大して面白くないのに楽しそうに笑ってくれる。いっつもなんだかにこにこ笑ってる、そんな人は世界に沢山幸福をもたらしてくれるよね。そういう人は間違いなく「人間的価値が高い」のだ。

 

実際そういう人は就活でも婚活でも市場価値が高いからね。そして「笑わせる力」には才能や性格などが関係するが、「笑う力」は誰でも鍛える事が出来る。どうすれば良いのか?笑えるものを沢山見たり読んだりする、それだけだよね。だから幼少期に沢山笑いに触れる事はとても大事。沢山笑っているだけでその子の人間力が高まる。案外お勉強より大事かもね~。

 

あと姫ちゃんが良く見ているのは昔々のハウス劇場(世界名作劇場)アニメ。あらいぐまラスカル、赤毛のアン、不思議の島のフローネと見て来て、今は愛の若草物語。どれも1年分だからね、すごいボリュームがある。

 

夕食前後に見る事が多いからパパも一緒に半分くらいは見たけど、いや~、改めてすごいと思う。ほんと昔のスタッフが頑張って作ってたんだな~って。まず当時はアニメの絵が全部手描きだからさ、背景の風景が美しいんだよね。赤毛のアンの風景は特にヤバかったね。

 

ママが子供の時一番好きだったと言うフローネなんてとんでもなく面白かった。船が座礁して一家が無人島に流されてそこでなんとか生活をしていくという、いわゆるサバイバルものだけど、んまあ~面白い。パパもママもどハマりして、見逃した時には姫ちゃんに「あの後どうなった!?」なんて聞いてさ(笑)。

 

一家が様々な困難に晒されながら家族の絆と工夫でたくましく生き延びて行く姿がほんと素晴らしい。人生で大事な事が全て詰まってたね。カルピス劇場やハウス劇場は文字通り古典的名作劇場、安心して見せられるし良いインプットになるのは間違いないね。名作文学が元になっているので若干古臭さはありつつも良質な言葉のシャワーになる。

 

でももう少し今時のアニメとかも見せてあげたいな~と思いつつ、パパもママもまったく知らないからさ。姫ちゃんちょっとでも怖いと見たがらないし。ま、十分楽しんでるからしばらくハウス劇場でいっか~とね。プライムで見られる今時アニメで面白いのあったら教えてくださ~い!

 

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ちなみにこの「アニメ等の動画を見ると国語力が上がる」という話はパパの完全に独断だし、さすがにそんな研究はないだろうと思ったんだけど、一応検索してみたのな。ところが驚いた。下記の記事発見!「家にテレビがないという子は国語力が低い!」だって!!やっぱり!?

 

 

塾講師を11年間務め、その間ほぼ全員に聞き取り調査をした結果らしい。「ちょっと語彙力に乏しいな」「国語力がないな」と感じる子に質問すると決まって「家にテレビがない」か「テレビはまったく見せてもらえない」という子だったと言うのだ。

 

ただしデータにしているわけではないのでこの人のバイアスがかかっている可能性もあるけどね。一応スタンフォード大学の研究でもテレビを見ている子供の方が、偏差値が高いという結果が出ているそう。ただしこれも偏差値で0.02という、完全に誤差の範囲だけどね。でも少なくとも差がなかったとは言える。テレビは悪じゃない、それは間違いないね。

 

でもなあ、、、何故テレビを見た方が良いのか、というこの人の見解は正直に言って???ですなあ。彼女の意見は下記の通り。

 

*テレビを見て実際に見た事があるから → 本を読んでそれをイメージできる

*テレビを見てないと → まったくイメージできない

「イスラム文化を一度も目にしたことのない子が、果たして『アラビアンナイト』の情景をありありと思い浮かべて、物語世界を楽しむことができるでしょうか」

「本に書いてあることや相手の語ることをお子さんが頭の中で映像化して、作家や教師とイメージを共有できないなら、その効果はないも同然なのです」

 

いや~、それはどうかな?「龍の絵を見た事のない人が龍をイメージできるわけないのです!どこかで龍の絵を見た事があるからイメージできるのです!」だって。じゃあ聞くけど、人類で最初に龍の絵を描いた人は本物の龍を見た事があるのかな?(笑)

 

想像の元になるイメージ情報がまったくないからこそ「想像力=創造力」が働いて子供の脳は鍛えられる。それこそが本の教育力。龍の絵を一度も見た事のない子が、その物語の恐ろしげなイメージだけを頼りに頭の中に思い描く得体の知れない怪物、それこそが本物の龍だよね。

 

アラビアンナイト?イスラム圏の映像を見た事がない人がこの物語を楽しめるわけないのなら、なんで世界中にそれが広まったのかな?テレビが登場する遥か以前から世界中で読まれているけど、、、

 

この方の話、他にも???がいっぱい。絵本読んでる途中で親が寝落ちしちゃいけない?文字が読めるからって勝手に本を読ませない方が良い?そういう○○しちゃいけない、みたいなのは感心しないな~。せっかくテレビ見せない!って頑張らなくて良いのです!って話を書いているのにね。

 

仕事で疲れてそれでも一生懸命子供に本を読んであげて、途中でどうしても寝落ちしちゃう、、、そういう親御さんを責めるようなこと言わなくてもいいんじゃないかな?物語が途中になっちゃったら次の日続きを読めばいいんじゃないかな?

 

テレビを見ると国語力が若干上がる、それは単に集中して言葉を沢山聞く事になるからじゃないかな?ちなみにテレビ見るより本読んだ方が遥かに国語力は伸びる。子供が好き勝手読んでても伸びると思うよ?

 

うん、なんか逆に説得力なくなっちゃった?(笑)。とはいえビジネス失敗して借金まみれで掃除のおじさんやってるハゲオヤジのブログの方が元々説得力ないけどな(笑)。まあ、でもテレビで国語力、伸びると思うよ、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

多分(笑)。