産後（出産したら死ぬまでを言うらしい…）、
家事育児に追われる日々を過ごすわけで、
余裕もへったくれもないもんだ。
こんにちは。
子育て中、これから親になる、
そんな仲間を応援する
子育て心理カウンセラー えみです。
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夫婦共働きだろうと、
専業主婦だろうと、
専業主夫だろうと、
家事育児は疲れるし大変だ。
そんな中、
主婦目線で見る夫の家事育児のペースが
合わないことを嘆く声もよく聞かれる。
夕食を作ってくれると言って、
作り始めたはいいが時間がかかりすぎて待つ
のに疲れる。
その時間が無駄だし、
逆にこっちはその間子どもの相手をして疲れる。
私が作った方が速い。
掃除してくれるのはありがたいが時間が
かかりすぎ。
丁寧なのはいいけど、今は、
もっと時間を優先してほしい。
他にもやることあるんだからマイペースに
やらないでほしい。
そんな、
ママだからこそ分かる事情を分からない夫。
この差にがっかりする。
どうにかしてほしいと思う。
私はこんなに子どものことや家事全体のことを
把握して、スピーディに段取りよくこなすのに、
それを夫が乱す。
「丁寧にしたいから」とか言って、
今重要なのはそこじゃない！！
時間だ！！！
クソッタレ！！！
と、思ってイライラが募る積もる。
夫がいない方がいいかもしれないとかまで
考えだしちゃう。
だって、
自分のペースでできた方が全てが上手く回る
もの。
そんな風に感じているママは、多いと思う。
そんな声をよく聞くのだ。
ママは、ママだからね。
子育てにおいて、
家事において、
全体がよく見える。
手際よく、段取りよく、
物事を進める能力がだいたい備わっている。
それは、
出産してからずっと家事育児をしてきたから。
あなたの母親もまたその母親もこなしてきた
ことで、本能としてそう備わっている。
もちろん夫だってしてきたわけだけど、
どうしてもその力量は違うし、
そもそも女性と男性では感覚が違うの
だと思う。
単純に我が子に対する感覚が違うだろうし、
家事育児と仕事を並列に見ることはできない
だろうし、
家族に対する感覚も違うのだと思う。
私も女だから、
男性の感じ方が
完全に分かる訳じゃないけど、
違うのだろうことを感じるんだよね。
我が子は我が子だけど、
ママにとって我が子というのは、
自分の体内で育てて産んでいるわけで、
いわば死を覚悟して出産をしてできた宝物
でしょう。
男性からしたら、
もうその神秘的な領域は分からないのだと思う。
だって妊娠も出産もしていないわけだから。
見てはいるけど、
実際に経験しないことには分からないことも
事実。
我が子は自分の遺伝子を持った人格者。
大切な存在に違いはないし、守るべき存在。
男性にとって、社会は戦場。
会社に赴くと言うことは、
毎日戦いに赴くと言うこと。
毎日毎日男は戦場で戦っている。
今の若い世代にはそんな感覚はもうないのかも
しれないけれど、今の40代50代くらいは
そんな感覚なんじゃないだろうか。
なぜそんな戦いを毎日繰り返しているのかと
言ったら、家庭を守るため。
大切な家庭を守るために、
男性は毎日戦っている。
そして家庭は安寧の場所であり守るべき場所
であり、安心できる場所。
毎日そこに帰ってくるわけで、
家事育児は仕事とは全くの別物。
並列に見ることなんてなかなか困難なんじゃ
ないだろうか。
ママにとって家族とは、
守るべき大切な存在だよね。
でも何から守るのだろう？
体調管理や住まいの居心地を良くしたり、
子どもの成長を守ること、
皆が心地よく生活できるようにすること、
だいたいこんな感じじゃないだろうか。
でも男性にとって家族を守ると言うことは、
外敵から守るという表現が合っているのでは
ないかな。
「外敵って何よ。戦国時代じゃあるまいし」
とか思うかもしれないけれど、
確かに外から誰かに攻撃されることはない
けれど（あるかもしれないけれど）、
ここはお給料になってくるのだと思う。
毎日毎日働いて、
お給料を稼ぎ、
家族を守っている。
大切な大切な家族のため、
男性は毎日働いて家族を守っているんだよね。
そんな風に思うのである。
もちろん女性だって仕事をしている人は多い。
でも、毎日戦場に赴いて家庭を守るため！
ってことはあまり考えないでしょ？
どちらかというと
ビジネススキルを磨きたい、
スキルアップしていきたいというものの方が
あるんじゃないだろうか。
あと単純にお金が欲しいという理由。
や〜め〜てぇ〜
なーにが言いたいのかと言うとさ、
女性と男性は違うということを前提として
しっかり持っておこうということ。
そもそも自分以外は皆他人さ。
価値観の違う他人さ。
何も言わなければこちらの思うことなんて
知らないわけさ。
何も言わなければこちらの思っていること
なんて知らないわけよ。
大事なことだから2回書いたよ。
言わないと伝わらない。
テレパシーなんてできるわけないんだから、
「あ、この人分かってないな」と思ったら、
教えてあげないといかん。
教えても分かってくれないなら、
それだけ感覚に違いがあるということなの
だろうし、
分かってもらうまでは時間がかかるかも
しれない。
それでも、
夫は他人であり、
価値観の違う人間なのだということを
忘れちゃいけない。
「やっぱり夫も育てないといけないのかあ〜。
子どもも育てなきゃいけないのに余計に
大変だわ」
とか思ったら、それも違うよ。
育てるとか何様な口だろうね？
夫婦というのは、
他人と他人が一緒に生活することなわけだから、
お互いのことを確認しながら、
お互いの価値観を大切にしながら生きることが
必要になる。
自分と生き方が違うからバツなんてことには
ならない。
自分と考え方が違う。
じゃあどうしよう？
というところを2人で話し合って生きることが
必要なわけで、
夫を育てるなんて何様思考はやめといた方が
いい。
対等に話したいなら、
上から目線はやめるべきだよね。
価値観が違う相手に、
自分の価値観を伝えて2人のやり方を模索する。
それができない場合、
どうしてなのかを考えた方がいい。
- どうして言えないのか？
- こんなこと言ったらなんて思われるだろうか？
- 馬鹿にされるんじゃないだろうか？
- 恥ずかしくて言えない？
- どうして？？？
掘り下げて考えていくと、
自分の中にある問題にぶち当たる。
そこを紐解いていくと、
目の前のその夫との問題は無くなっちゃう
からね。
ちなみに私の場合は、
「ああ、あなたはそうなのね」
と知ることができたら、
それで終わってしまって、
2人のやり方を模索するということがあまり
無い…。
こんなに偉そうなこと書いておいてあまり
無い…。
「こうしてほしい」
ということは言うのだけど、
それで終わってしまう（笑）。
案外夫も私の希望をなるべく叶えようとして
くれているから、
そんな気持ちに触れるだけでほっこり嬉しい
しね。
だからあなたも、
まずは夫には夫の価値観があってやり方がある
ことを前提として持ってみて。
そして、
違う価値観を持つ相手と話し合う勇気を
持ってみて。
大丈夫だから。
だってあなたは愛されているんだもん。
家事育児はとても大事なことだけど、
夫婦という関係も大事なことだと言うことを
忘れないでね
こちらも参考になれば↓
評価されないことの辛さ。
ここでも男性と女性の違いについて
書いてます。
大人になると、
色々分かることが増える。
自分の今の心も体も愛して生きませう
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